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【医師監修】サブシジョンはニキビ跡の治療の効果とは?いつから治療効果があるかや特徴・副作用について徹底解説!

これまで過去になかなか治らないニキビに、ストレスを感じた事はないでしょうか?

しかし、最もストレスに感じる時はニキビが傷跡になり残ってしまった”ニキビ跡”かもしれません。

範囲の広く、浅いニキビ跡にはダーマペンが適していますが、深く局所的なニキビ跡の凹み(クレーター)はダーマペンだけで治すのは難しいことがあります。

そのときに活躍するのがサブシジョンです。

聞き慣れない単語かもしれませんが、英語でsubscisionもしくはsubcutaneous incisional surgeryと呼ばれ、世界中でニキビ跡の治療として20年以上行われている治療法となります。

サブシジョンの効果とは?

サブシジョンとは、ニキビなどで凹んだり、クレーター状になったりした肌を治療する施術です。

サブシジョンは特に「ローリング型」のクレーターに有効な治療です。

「ローリング型」とは比較的大きく広がったように見えるクレーターを指します。

過去に炎症ニキビが治る過程で、皮膚の内側で組織が癒着すると「ローリング型」のクレーターができやすいと言われています。

反対に「アイスピック型」は細かいお米の粒のように形がハッキリしたクレーターを指します。「アイスピック型」にはサブシジョンが適応ではない場合がございます。

診察にて判断いたします。

サブシジョンの処置は、皮膚と癒着している硬い線維(瘢痕組織)を針で切ることで、陥没を解消します。

サブシジョンはヒアルロン酸注射と合わせるとさらに効果的!

サブシジョンはヒアルロン酸注射と合わせることで、さらに高い効果が期待できます。

癒着を剥がした部分が再度癒着しないように、切断後、患部にヒアルロン酸注入などを併用して行うことで、凹みを持ち上げて再癒着を軽減させ、陥没した患部を隆起させます。

2〜3ヶ月あけて1回ずつを、目安として3回ほど行うことでより高い治療効果が期待できます。

セレクトクリニックの症例写真

サブシジョン(両頬)ヒアルロン酸併用の症例です。

緑色の丸部分は「ローリング型」と言われるような、皮膚のひきつれが強い部分です。このようなクレーターに対してサブシジョンは非常に有効です。

青色の丸部分は浅いクレーターや細かい毛穴の開きが混在しており、サブシジョン単体よりも「ダーマペン」や「ポテンツァ」などのニードル治療の併用が効果的です。

症例①:サブシジョン5回+セレクトダーマスキン13回

症例①:サブシジョン5回+セレクトダーマスキン13回

症例②:サブシジョン+ヒアルロン酸

症例②:サブシジョン+ヒアルロン酸

サブシジョンの効果はいつから?持続期間は?

サブシジョンは1〜3回と比較的少ない回数の時点でも効果実感を得やすい治療です。

専用の針をこめかみ部分から挿入し、引きつれている組織を分断する際に、ヒアルロン酸をクッションとして入れ込むことで、組織の再癒着を防ぎます。

ヒアルロン酸の持続期間が短すぎると、組織の修復期間中にヒアルロン酸が吸収されてしまうため、セレクトクリニックではサブシジョンに適したヒアルロン酸をご準備致しております。

なおヒアルロン酸が吸収された後も、治療効果は持続します。

ヒアルロン酸自体は種類により約半年から2年ほどで体に吸収されてなくなりますが、その間に自分の組織がヒアルロン酸を足場にしてできると言われているため、その効果が完全に消失するということはありません。

肌の凹みやクレーターニキビの原因と自然に消えない理由

ニキビは、睡眠不足・ストレス・乱れた食生活・誤ったスキンケアなど、さまざまな原因によってできてしまいます。
ニキビは放置すれば自然に治る場合が多いですが、ひどく炎症を起こしたり、ご自身で無理やりニキビを潰してしまったりすると、肌の深い部分(真皮層)にまで傷つき、これがニキビ跡(クレーター)として肌に残ります。
真皮層は表皮層のようにターンオーバーが行われないため、一度真皮が傷ついてクレーターができると、自然治癒することはほとんどありません。
また、セルフケアでクレーターを治すこともほぼ不可能です。

ニキビ跡の凹み(クレーター)の種類

ニキビ跡のクレーターは、大きく以下の3種類に分類されます。

  • アイスピックタイプ‥真皮より深い凹み
  • ボックスタイプ‥凹みの底が平坦
  • ローリングタイプ‥緩やかな凹み

中でもサブシジョンは「ローリングタイプ」に効果を発揮します。

ローリングタイプ

ローリング型のニキビ跡は、開口部が4mm以上のもので、緩やかにくぼんでいるのが特徴です。
真皮が筋膜に癒着していて、皮膚が線維によって内側に引っ張られている状態です。
ニキビ跡(クレーター)は、ピコフラクショナルやダーマペンで治療することも多いですが、ピコフラクショナルやダーマペンは皮膚に対して垂直方向に穴を開けるため、真皮と筋膜をつなげている線維をうまく断ち切れません。
しかし、サブシジョンであれば皮膚に対して斜め横方向から針を刺せるうえ、針の向きを変えられるので、効果的に線維を断ち切ることができます。

サブシジョンに加えて、トライフィルもローリングタイプのクレーター改善に有効な治療です。

アイスピックタイプ

アイスピック型のニキビ跡は、開口部が2mm以下のもので、真皮よりも深い部分までくぼんでいます。真皮の下に瘢痕(傷跡)ができてしまっており、サブシジョンで治すことが難しいタイプのニキビ跡です。
アイスピック型のニキビ跡の場合、ジュベルック注射、TCAピーリング、ポテンツァ(ドラッグデリバリーモード)、ダーマペンでの治療がおすすめです。
ピコフラクショナル・ダーマペンによって瘢痕を除去する事で、皮下の組織を再構築し、クレーターが改善されます。

ボックスタイプ

ボックス型のニキビ跡は、表面がほぼ直角にくぼみ、ニキビ跡の底面が平たくなっているものです。
ボックス型は、浅い凹凸・深い凹凸に分けられますが、深い凹凸の場合、サブシジョンが効果を発揮します。
一方、浅い凹凸は、ジュベルック注射、ポテンツァ(ドラッグデリバリーモード)、ダーマペン、ピコフラクショナルなどで治療するのが有効です。

サブシジョンの適応範囲

  • ニキビ跡のクレーターのうち「ローリングタイプ」
  • 肌が深くボコボコしている部分
  • 陥没しているところを軽く引っ張ると、改善する部分

サブシジョン治療が適応している方

  • 広範囲のクレーター・凸凹肌に悩んでいる方
  • ニキビ跡(クレーター)を治したい方
  • セルフケアでは肌の凸凹が改善されなかった方
  • エステサロンの施術・一般皮膚科の治療ではニキビ跡(クレーター)が改善されなかった方
  • フラクショナルレーザー・ダーマペン・ピーリングなどではクレーターが改善されなかった方

サブシジョン治療の流れ

サブシジョン治療のおおまかな施術の流れは、以下の通りです。

【1.カウンセリング】

まず、医師が症状を拝見し、サブシジョンの適応かどうか確認いたします。

【2.同意書の記入】

同意書を記入いただきます。

【3.写真を撮影を行います】

写真を撮影させていただきます。

【4.局所麻酔を行います】
局所麻酔を行います。

【5.サブシジョンを行います】 ※1
治療を行います。

【6.圧迫止血を行い治療終了】
圧迫止血を行い、治療終了となります。

※1【サブシジョンのみの場合】

治療部位にサブシジョン用の針を刺し、皮膚を引っ張っている線維を切断します。針で線維を切断したら、圧迫止血して治療終了です。

【サブシジョン+ヒアルロン酸の場合】

治療部位にサブシジョン用の針を刺し、皮膚を引っ張っている線維を切断します。
治療部位にヒアルロン酸を注入して、皮膚と筋膜が癒着するのを防ぎます。
最後に、圧迫止血して治療終了です。

サブシジョン治療後の注意事項

施術当日から洗顔・入浴が可能です。
術後数日は、擦り洗いなど施術部位への刺激を避けてください。
メイクは翌日から可能です。
治療後は紫外線対策をしっかりと行ってください。

サブシジョンの副作用・リスクダウンタイム

内出血・赤み・腫れが起こる場合がありますが、1~2週間で症状が治まります。
赤み・腫れが起きた場合、治療当日は十分に治療部位を冷やすことで、早く症状が改善されます。

サブシジョンの治療が受けられない方・注意点

下記の項目に該当する方への治療はお断りしております。

  • 妊娠中又は妊娠の可能性のある方
  • 出血傾向、抗血小板薬、抗凝固薬などの投与中の方
  • アレルギー、特異体質の方
  • 免疫機能異常及び免疫抑制剤投与中の方
  • 連鎖球菌性疾患(再発性の咽頭痛、リウマチ熱の既往等)
  • 治療部位に皮膚疾患がある方
  • リドカインアレルギー及び、心刺激伝導障害、重篤な肝障害、ポルフィリン症の方

セレクトクリニックのサブシジョン治療の料金

セレクトクリニックのサブシジョン治療の料金は下記の通りです。

施術名 料金
サブシジョン 1回 100,000円

(税込110,000円)

ヒアルロン酸:ジュビダームバイクロス各種

(種類:ボリューマ、ボリューマXC、ボルベラ、ボリフト、ボラックス)

1cc 60,000円

(税込66,000円)

ヒアルロン酸:ジュビダームハイラクロス各種 1cc 33,000円

(税込38,500円)

※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。

治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。

サブシジョン治療やニキビ跡の改善を検討しているならセレクトクリニックへ!

サブシジョン治療は、深く局所的なニキビ跡の凹み(クレーター)にとても効果的な治療方法となり、医療用の針を皮膚の表面から刺し、針で皮膚深部の固い線維をほぐし、皮膚のくぼみを改善します。

長年に渡り広範囲のクレーター・凸凹肌に悩んでいる方やセルフケアで肌の凸凹が改善されなかった方など、幅広い患者さまへも対応できる治療法です。

セレクトクリニックでは、無料カウンセリングにて、あなたの症状に合わせて最適な治療法をご提案いたします。

ニキビ跡やクレーターでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

サブシジョンについてよくある質問

最後に、サブシジョンについてよくある質問に回答します。

サブシジョンを受けるべき回数は?

サブシジョンは1回の治療でも効果を実感できます。

ただし、肌の改善を早く進めたい場合や、ニキビ跡が大きい場合は、複数回の施術をおすすめしています。

また、ヒアルロン酸注射も合わせて行うことで効果を最大限高めることが可能です。

当院の無料カウンセリングでは、あなたの肌の状態に合わせて、必要な回数や治療法をご提案いたします。

サブシジョンの回数が気になる方は、ぜひ一度お問い合わせください。

ヒアルロン酸で用いられる「ジュビダームビスタ」とは何ですか?

ジュビタームビスタとは、アラガン社が開発するヒアルロン酸注入材です。

厚生労働省により製造販売承認を受けた製品なので、安心して使用ができます。

当院では、「ジュビダームバイクロス」と「ジュビダームハイラクロス」を用い、ニキビ跡やクレーター治療を行います。

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