たるみや肌荒れ、シワなど年齢によって生じる肌悩みは尽きないものです。
そうした症状を一挙に解決に導く治療法としておすすめなのが、切らずにできるフェイスリフトとも呼ばれるHIFU(ハイフ)治療です。
しかし、ハイフって何?と初めて耳にした方も多いのではないでしょうか。
この記事ではHIFU治療のメカニズムや美容効果について詳しく解説していきます。
▶︎ハイフに関する料金を知りたい方はこちら
ハイフとは
HIFUとはHigh-Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)の略称です。
顔がたるんでしまう原因のひとつには、SMAS筋膜(表在性筋膜)の緩みがあります。
従来のレーザー治療では、肌の奥に存在するSMAS筋膜までアプローチすることは難しく、たるみ治療といえば切開手術が主流でした。
HIFU機器は、メスを使わずにSMAS層に働きかけることができる画期的な治療機器として医療業界で注目されています。
実際に当院でも、高いリフトアップ効果が期待できるとして人気の施術のひとつです。
ハイフの効果とメカニズム
ハイフは治療部位に超音波を照射することで、65度から70度程度の高温ゾーンを形成します。
この65度から70度という温度は、肌がコラーゲンを作り出すのに非常に適した温度です。
ハイフで治療した部位にはコラーゲンが生成されるようになり、結果として肌にハリや弾力が生まれるのです。
また、表情筋筋膜(SMAS筋膜)に直接熱刺激を与えることで、脂肪組織が垂れないように保持している繊維を再構築し、たるみを改善します。
表情筋筋膜(SMAS筋膜)を刺激することで、ゆるんでいた筋膜が縮みリフトアップ効果が見込めます。
▶関連記事:【ハイフ治療】エステとクリニックのHIFUの違いと効果を医師が徹底解説!
ハイフの特徴
具体的なハイフ治療の特徴は以下の通りです。
メリット
ハイフ治療は直接筋膜にアプローチできるため、施術直後からリフトアップ効果を実感できるメリットがあります。
弛んだ皮膚を内部から引き上げるため、ほうれい線やゴルゴラインの改善も期待できます。
デメリット
ハイフは安全性の高い医療器具ですが、施術サロンの治療方針よっては思わぬ健康被害に見舞われることもあります。
やけどや神経損傷、皮膚のミミズ腫れなど、特に資格や知識のないエステサロンでの深刻なトラブル報告は多く存在します。
安心して治療するためにも、施術を受ける場所はよく考えて選ぶことが大切です。
こんな人におすすめ
ハイフ治療は以下のような方におすすめです。
- 顔全体のたるみが気になる
- 切らずにリフトアップ治療をしたい
- 肌のハリや弾力をアップさせたい
- 頬の脂肪や二重顎を改善したい
▶関連記事:切らずにフェイスラインの改善効果が期待できるHIFU(ハイフ)とは?
ハイフのリスクは?注意すべき点
ハイフは高い効果の期待できる治療法ですが、いくつか注意すべき点があります。
安全に治療を進めるためにも、ぜひ以下のことを頭にとどめておきましょう。
安さで選ばない
「美容医療は受けたいけれど、値段が高い…」と思われている方は多いのではないでしょうか。
一見同じ治療名でも、エステと美容クリニックで行われる治療内容には大きな違いがあります。
特にハイフ治療の場合、エステ用と医療用のものとでは機器の出力が異なるため、効果には大きな差があります。
また、施術者の知識や経験の面でもクリニックの方が安心です。万が一トラブルが起きた場合でも、クリニックなら医師による迅速な対応が可能です。
安さや口コミだけを判断材料にサロンを選ぶことはおすすめできません。
医療機関で治療を受ける
ハイフ治療はもともと医療用の治療器具として開発されたものです。
そのため、本来施術には医師免許が必要です。
しかし、エステサロンでのハイフ治療は医療従事者ではないエステティシャンによって行われています。
ハイフは血管や筋肉などの構造に関する知識がない人が扱うには、非常に危険な機械です。
誤った使い方をすれば、やけどや神経損傷などのリスクも高まってしまいます。
思わぬ健康被害を招かないためにも、ハイフ治療は必ず医療機関で受けることをおすすめします。
▶関連記事:たるみ改善なら多機能なウルトラセルでアンチエイジング効果にもおすすめ
セレクトクリニックの治療の特徴
当院ではウルトラセル2という機器を使ってHIFU治療を行っております。
※大阪院では最新機器であるウルトラフォーマーⅢを使用
ウルトラフォーマーⅢ
大阪院では肌へ超音波を与えることができるハイフ(HIFU)治療を用いたウルトラフォーマーⅢという最新機器を使用して治療を行っています。
ウルトラフォーマーⅡより浅い真皮上層に高周波を当て、肌表面のハリやツヤ、毛穴、皮膚の引き締めが行えるHIFUシャワーを行うことが可能です。
ピンポイントで超音波を送り続けることによって、一時的に肌にダメージを与えます。そして、受けたダメージを修復するために肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの生成が促進し、たるみ改善が期待されます。
個人差はありますが、1回では効果が出にくいことがあるので、当院では3回程度の治療をオススメしています。
3つの機能で3層にアプローチ
ウルトラセル2には、ハイフ(HIFU)、イントラセル(SRR)、イントラジェン(GFR)という3つの機能が搭載されています。
従来の機器ではできなかった3つの層への同時アプローチが可能なため、より強力な治療効果を得ることが可能です。
ハイフ のみの治療も可能ですが、患者さまの肌状態によっては、イントラセル(SRR)やイントラジェン(GFR)を組み合わせることでより高い治療効果が望めます。
それぞれの機能の特徴をご紹介します。
【ハイフ HIFU】
皮下脂肪組織やSMAS筋膜(表情筋筋膜)に直接作用することで、脂肪組織の再構築や筋膜の引き締めを行います。
顔全体のたるみを改善に導く効果が期待できます。
【イントラセル SRR】
表皮や真皮層の上部に刺激を与えることで、肌のコラーゲン生成を促します。肌への負担が少ないため、デリケートな目元周りへの施術も可能。
肌のハリ感アップや毛穴の引き締め、目元のしわ改善が期待できます。
【イントラジェン GFR】
表皮の下にある真皮層へアプローチをすることで、真皮層でのコラーゲン生成を促します。
肌の引き締めやリフトアップ、フェイスラインをすっきりさせる小顔効果が期待できます。
丁寧なカウンセリング
当院ではカウンセラーと医師によるカウンセリングを行っております。
患者様のご希望やお悩みに沿った提案をさせていただくことはもちろん、ハイフのデメリットや注意点についてもご説明させていただきます。
カウンセリングは無料で行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
一人ひとりに合わせて適切な治療を提案
たるみの症状や肌質、脂肪の付き方は一人ひとり異なります。
効果を最大化させるためには、肌状況に合わせた適切な治療を行うことが大切です。
当院では、ハイフ治療以外にも糸によるリフトアップ治療や注入治療など、さまざまなたるみ治療のご用意がございます。
経験豊富な医師が、患者様に合う適切な治療法をご提案致しますので、お悩みがある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
費用
ウルトラセル2のメニュー別施術料金は以下の通りです。
種類 | 回数 | 金額 |
<表参道院限定> ウルトラセル2 HIFU(4.5+3.0+1.5mm)(FUS)全顔 |
1回(350〜400shot)(※1) | 79,800円 (税込87,780円) |
<表参道院限定> ウルトラセル2 HIFU(4.5+3.0+1.5mm)(FUS)首 |
1回 | 19,800円 (税込21,780円) |
<表参道院限定> ウルトラセル2 HIFU(4.5+3.0+1.5mm)(FUS)あご下 |
1回 | 19,800円 (税込21,780円) |
<表参道院限定> ウルトラセル2 GFR 全顔 |
1回 | 50,000円 (税込55,000円) |
<表参道院限定> ウルトラセル2 GFR 首 |
1回 | 19,800円 (税込21,780円) |
<表参道院限定> ウルトラセル2 GFR あご下 |
1回 | 19,800円 (税込21,780円) |
<表参道院限定> ウルトラセル2 GFR 目元 |
1回 | 29,800円 (税込32,780円) |
<表参道院限定> HIFU(4.5+3.0+1.5mm)/GFR/SRR |
1回 | 125,000円 (税込137,500円) |
※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
※1 お顔のサイズによってショット数に変動があります。
まとめ
ハイフ治療は医療施術です。高い効果が見込める分、適切に扱わないとリスクを伴う可能性もあります。
最近では、ハイフ 治療はさまざまなサロンで行えるようになりましたが、安全のためにもきちんとした知識と経験のある医療機関で行うようにしましょう。
当院では無料でカウンセリングをおこなっております。
ハイフ 治療が気になる方はもちろん、肌悩みをお持ちの方はぜひ一度、無料カウンセリングをご利用くださいませ。
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