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【シミの種類と見分け方】6種類のシミの特徴・原因・治療法を徹底解説!【2024年版】

「最近シミが目立つようになってきた・・・」「ずっとあるシミをどうにかできないかな」とお考えではありませんか?

単にシミといっても、シミにはいくつかの種類がありそれぞれの対処法が異なります。

今シミにお悩みなら、自分のシミは何というシミで、原因は何か、どのように処置を行うと良いのかをはっきりさせることが重要です。

この記事では6種類のシミについて、詳細や原因・対処法について詳しく解説します。

シミには6種類のシミが存在する

顔にシミがあると、全体の印象も老けて見えたり、疲れて見えたりと大きな悩みの種ですよね。シミに悩む方の中には、周りの目が気になって、マスクや化粧で隠している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
シミは、できるだけ早く対処することがとても重要です。しかし、一口にシミと言っても、様々な種類があります。間違ったケアはシミが悪化する原因になる場合があるため、シミの種類に合った対処が必要です。

代表的な6種類のシミについて、特徴と原因・当院での治療法をご紹介いたします。

それぞれのシミの特徴と原因

シミには6つの種類が存在しています。

  • 日光性色素斑
  • 雀卵班(そばかす)
  • 肝斑(かんぱん)
  • ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
  • 色素沈着
  • 脂漏性角化症

自分のシミがどれに当てはまるかを判断して、参考にしてください。

①日光性色素斑

日光性色素斑は、顔中どこにでもできる円形のシミです。その大きさは様々で、一般的に「シミ」と呼ばれているものに当たります。
20代でもできることもありますが、30代以降の方に多く現れます。平らで境界が比較的はっきりしている茶褐色のシミです。
また、手の甲や腕にもできることがあり、年齢と共に数が増えたり、色が濃くなったりすこともあります。また、症状が悪化すると、脂漏性角化症に発展するケースもあります。

日光性色素斑の原因

日光性色素斑の主な原因は紫外線です。別名「日光黒子」とも呼ばれています。
紫外線の浴びすぎによって、お肌のメラニンが増加し、うまく肌から排出されずに残ると日光性色素斑ができます。

日光性色素斑におすすめの治療法

まずは日焼け止めの使用を心がけましょう。紫外線によってできるシミなので日頃のケアが予防につながります。当院では美容成分が入った日焼け止めを販売しております。日常的な使用をおすすめします。

またトラネキサム酸の内服も有効です。シミの元となるメラニンが生成されるのを抑制できます。クリニックでできる治療はピコスポット照射やピコトーニング、ミックスピーリング、マッサージピールなどがおすすめです。

②雀卵班(そばかす)

目の下から頬骨にかけて、直径1~4mmの丸い小さなシミが複数できるのが特徴です。雀卵斑とも呼ばれます。鼻根(鼻の付け根)や目の下・両頬にできることが多く、顔以外にも、背中や手に発生する場合もあります。雀卵班(そばかす)は、季節によって色が変化することも特徴の一つです。特に、紫外線の強い春から夏にかけて色が濃くなり、目立ちやすくなります。色は、一般的なシミ(日光性色素斑)に比べて明るい黄褐色です。

雀卵班(そばかす)の原因

雀卵班(そばかす)は、遺伝との関連性が高いといわれており、早い方では3歳ごろから出始めます。
通常は大人になるにつれて、色が薄くなる、もしくは消える場合が多いため、そこまで心配する必要はありません。
大人になっても雀卵班(そばかす)が濃く残っている・増えているなどの場合は、遺伝とは別の要因により発症した可能性があります。

雀卵班(そばかす)におすすめの治療法

雀卵班(そばかす)におすすめの治療法はピコスポットとピコトーニングです。

施術については下記にて詳細を説明します。

③肝斑(かんぱん)

肝斑とは炎症性のシミのことです。

肝班(かんぱん)は、頬骨のあたりを中心にもやもやと左右対称に生じるのが特徴です。目の周りを避けて発生し、場合によっては額や口周りに出ることもあります。
30~40代に多く見られ、妊娠中や卵巣腫瘍などの婦人科系の病気によってホルモンバランスが乱れて生じるケースもあります。
閉経後しばらく経つと薄くなる場合が多く、60歳以降になってから発症することは、ほとんどありません。

肝斑(かんぱん)の原因

肝斑ができる原因は大きく分けて2つあります。

一つ目は女性ホルモンの影響です。ホルモンバランスが乱れることで肝斑が悪化する可能性があります。

二つ目は摩擦です。日頃の洗顔やメイクオフなどで肌を強く擦ってしまうと、摩擦が刺激となって肝斑が悪化する可能性があります。

肝斑(かんぱん)におすすめの治療法

肝斑の治療において1番重要なのが「トラネキサム酸」の摂取です。

肝斑を治療するには、「トラネキサム酸」の内服で継続的に体内に取り入れる方法がおすすめです。

可能な方は通院中に美白点滴や注射でトラネキサム酸をダイレクトに取り入れると更に効果的です。

また当院ではトラネキサム酸含有のクリームも販売しております。内服で気分不良が起きる方や点滴が苦手な方は、クリームから始めてみることをおすすめします。

クリニックでできる肝斑治療のおすすめは、ピコトーニングとミックスピーリングです。施術については下記にて詳細を説明します。

④ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

ADM(後天性メラノサイトーシス)は、額の両側や頬骨部にいくつかまとまって出現したり、鼻の穴付近にも見られるシミです。シミに分類されますが実際は後天性のアザの一種です。アザと呼ばれる理由は、お肌の表皮に発生するシミとは異なり、真皮層に現れるという特徴にあります。また、表皮に近いものから褐色→灰色→青色と色が変化して見えるのもADMの特徴の一つです。早くて思春期から、20代~30代に多く現れます。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の原因

ADMの原因は明確に特定されていませんが、遺伝や紫外線、ホルモンバランスの乱れが深く関わっています。
これらの原因によって、真皮層にメラニン色素が溜まり、色素が表面に透けて見えることで現れると言われています。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)におすすめの治療法

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)におすすめの治療法はピピコスポット照射です。

ピコスポット照射を平均的に3〜5回照射することで、ほとんど分からない色味まで改善します。

治療間隔は2ヶ月半〜3ヶ月空けて再照射可能となり、ピコレーザーを用いたスポット照射では短期間での改善が見込めます。

ADMは肝斑と合併して現れることが多いため、肝斑がある方はピコレーザートーニングとトラネキサム酸内服の併用が推奨です。

またスポット照射の前にミックスピーリングを行うことで、肌表面の不要な角質汚れをオフした状態でスポット照射ができるため効率よくADMを薄くしていけます。

施術については下記にて詳細を説明します。

⑤色素沈着

シミとして残る「色素沈着」にはいくつかあり、中でもよくあるのが「炎症後色素沈着」です。火傷・ニキビ・虫刺され・かぶれ・アトピー・切り傷など、様々な原因によって皮膚が炎症を起こし、その跡がシミとなってお肌に残ります。炎症後色素沈着の発症に年齢は関係なく、誰にでも起こりえます。自然に消滅することもありますが、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)や紫外線の影響によって残るケースもあります。その場合、長年のメラニンの蓄積を自然治癒だけで改善することは難しいため、医療機関にご相談ください。

色素沈着の原因

火傷・ニキビ・虫刺され・かぶれ・アトピー・切り傷などによる、皮膚の炎症が原因です。
炎症が起きるとお肌は新しい細胞を作り、ダメージを回復しようとします。その際に、メラニン色素が過剰に生成されてしまい、肌内部に残って蓄積されたものが「炎症後色素沈着」です。

色素沈着におすすめの治療法

色素沈着におすすめの治療法はピコトーニング・ミックスピーリングです。

色素沈着は肌のターンオーバーを正しく促すことで改善に繋がります。まずはミックスピーリングで肌表面の角質をオフし、ターンオーバーを正常化します。ピコトーニングを併用すると、メラニン化している色味を薄くしていけます。また色素沈着に対してもトラネキサム酸の摂取は有効です。日焼けが更なる色素沈着の悪化に繋がるため、日常的に日焼け止めは必ず使用してください。

施術については下記にて詳細を説明します。

⑥脂漏性角化症(老人性いぼ)

30代以上の男女に多くできるシミの一種です。イボのように膨らんだ形をしているものもあれば、平らな物もあり、触るとザラザラしているのが特徴です。顔はもちろん、手の甲と足の裏以外であれば身体のどこにでもできます。色は、茶色から黒っぽいものまで様々。 老人性イボとも呼ばれており、年齢と共にできやすいという傾向があります。また、年齢とともに進行していくと、少しずつ大きくなったり、数が増えたりといったことも。さらに、紫外線が原因でできるシミである「日光性色素斑」が悪化すると、脂漏性角化症に発展することもあります。

脂漏性角化症の原因

脂漏性角化症の主な原因は老化によって肌のターンオーバーがゆっくりになることです。
長年の紫外線や摩擦によるお肌のダメージの蓄積が、イボとなって年齢と共に現れてきます。
また、全身にわたって急速に脂漏性角化症が発生し、かゆみが伴っている場合は、内蔵がんに付随して発症している可能性があります。早めにクリニックへ相談しましょう。

脂漏性角化症におすすめの治療法

脂漏性角化症におすすめの治療法はミックスピーリングと電気メスです。

施術については下記にて詳細を説明します。

【シミ・そばかす・肝斑】ピコレーザートーニングで透明感あふれる素肌に!

各シミに対するおすすめの施術

上記でシミの種類と原因について解説しました。

それぞれのシミに対して、効果的な施術は下記の通りです。

シミの種類 おすすめの施術
日光性色素斑 ピコスポット

ピコトーニング

ミックスピーリング

トラネキサム酸の摂取

​​雀卵班(そばかす) ピコスポット

ピコトーニング

ミックスピーリング

トラネキサム酸の摂取

肝斑(かんぱん) ピコトーニング

ミックスピーリング

トラネキサム酸の摂取

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス) ピコスポット(ピコトーニング)

トラネキサム酸の摂取

色素沈着 ピコトーニング

ミックスピーリング

マッサージピーリング

トラネキサム酸の摂取

脂漏性角化症(老人性いぼ) ミックスピーリング

電気メス

また、上記全てのお悩みに対して、日常的に日焼け止めを使用することで改善を図ることができます。

ご自身のシミに合わせて、下記の施術を確認してください。

ピコスポット

ピコスポットは、日光性色素斑・雀卵班(そばかす)・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)・色素沈着によるシミに向いています。

ピコスポットとは、ピコレーザーの一種で、レーザーを高出力で照射することで、ピンポイントでシミや雀卵班(そばかす)を取る施術です。取れにくい色素の薄いシミにも効果が期待できます。

照射時間の短いレーザーを用いることで、皮膚のダメージが少なく、照射後にガーゼやテープを貼る必要がありません。

ピコレーザーによるスポット照射は従来のヤグレーザーに比べてダウンタイムが少ない点が魅力的です。

照射後は赤みを帯び、直後〜1時間程は少し肌がジンジンしたりしますが、比較的早く落ち着きます。

翌日以降は照射部位の色味が少し濃く感じますが、1度目より2度目の照射の方がダウンタイムが少ない場合が多いです。

肌のターンオーバーと共に最後はかさぶたのように剥がれます。気づかないうちに自然と剥がれることが多く1週間前後で剥がれ落ちます。ダウンタイム中もお化粧が可能なので時期を選ばず処置できる治療です。

日光性色素斑・雀卵班(そばかす)・色素沈着でお悩みの方は、ピコスポットをお試しください。

ピコトーニング

ピコトーニングはほとんどのシミのタイプに有効な治療です。

ピコレーザーのトーニングモードを使用するため、ピコトーニングやピコレーザートーニング、レーザートーニングと言われるのがこちらの照射方法です。

お顔全体に細かくレーザーをシャワーのように照射します。

施術直後からお化粧が可能です。

ダウンタイムがほとんどなく、周りにバレずに綺麗になれる治療です。

マッサージピーリング

マッサージピーリングは日光性色素斑の治療に向いています。

マッサージピーリングの主な働きは、肌を再生させることで、肌に弾力とハリを戻すことです。

マッサージピーリングとは専用のピーリング薬剤を浸透させ、コラーゲンを生み出す施術です。また、シミ・くすみの原因であるメラニン生成抑制を行います。

マッサージピーリングは従来のピーリングと比べて刺激性が少なく、赤みや皮剥けが起こりにくい特徴があります。

シミ・くすみの抑制だけでなく美白効果もあるため、人気の施術のひとつになっています。

ミックスピーリング

ミックスピーリングは日光性色素斑・肝斑(かんぱん)・色素沈着・脂漏性角化症によるシミの治療におすすめです。

ミックスピールは、天然乳酸(L-乳酸)を主体としてグリコール酸やサリチル酸をミックスした国産のピーリングです。

古い角質の剥離させ新しい皮膚の再生を促すので、シミの除去・抑制に繋がります。

ミックスピーリングも治療中の刺激や治療後の赤み、皮剥け等のリスクが少ないため、術後の仕事やお出かけへの影響がありません。

電気メス

電気メスは脂漏性角化症(老人性いぼ)に向いている治療法です。

電気メスは電気を⽤いて切開や凝固を⾏うための機器で、脂漏性角化症(老人性いぼ)の摘出を行います。

電気メスは体にメスをいれて施術を行うため、傷跡が残りやすかったり、ダウンタイムに長い時間がかかったりする傾向にあるため、当院ではまずミックスピーリングの治療を行うことをおすすめしています。

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セレクトクリニックのシミの施術の料金

各施術に関する料金は下記の通りです。

ピコスポットの料金

施術名 回数 料金
ピコスポット 1mm 1回 2,500円

(税込2,750円)

ピコスポット 全顔 1回 80,000円

(税込88,000円)

ピコスポット 肩全体 1回 198,000円

(税込217,800円)

※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。

治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。

ピコトーニングの料金

施術名 回数 料金
ピコレーザートーニング(顔)

コース有り。(肌の状態によって回数は異なります。)

1回 12,000円

(税込13,200円)

ピコレーザートーニング(両手甲) 1回 7,400円

(税込8,140円)

ピコレーザートーニング(首) 1回 7,400円

(税込8,140円)

ピコレーザートーニング(デコルテ) 1回 18,000円

(税込19,800円)

ピコレーザートーニング(背中・ブラライン) 1回 24,000円

(税込26,400円)

ピコレーザートーニング(口唇 全顔セット価格) 1回 ¥2,000円

(税込¥2,200円)

ピコレーザートーニング(瞼)※医師施術 1回 ¥10,000円

(税込¥11,000円)

(+コンタクトシェル代 ¥11,000円)

※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。

治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。

マッサージピーリングの料金

施術名 料金
マッサージピール 1回 15,000円

(税込16,500円)

※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。

治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。

ピーリングの料金

施術名 料金
ミックスピール 1回 9,800円

(税込10,780円)

サリチル酸ピール 1回 9,800円

(税込10,780円)

※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。

治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。

ピーリングのメリット・デメリット、リスクとは?施術の流れについても解説

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シミにはさまざまな種類があり、それぞれ治療法が異なります。

シミの治療は、自身の症状や状況に合わせて適切な治療を行うことが重要です。

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