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ピーリングのメリット・デメリット、リスクとは?施術の流れについても解説

ピーリングとは

ピーリングとは、peeling=皮をむく、剥ぐという意味がありますが、実際には酸などの薬品の力で肌の表面の角質層をやわらかくして、はがし落とすことをいいます。

ピーリングにはいくつかの種類がありますが、酸などの化学物質をお肌に作用させ、角質層を除去すること、表皮細胞(特に基底細胞)を刺激し、皮膚を活性化させようとするものが主流です。

ピーリングの最大の目的は、古くなった角層を取り去ることでターンオーバーのサイクルを整えることとされています。しかし、本当に不要になった垢(角質)は自然と剥がれ落ちます。

ピーリングの施術内容

酸性の薬剤を顔全体に塗布し、角質を取ることでニキビやニキビ跡などの肌荒れ、毛穴の開き、黒ずみ、くすみ、ハリなどの改善に期待ができます。肌のターンオーバーが整うことでトラブルの起きにくい肌へと導きます。

セレクトクリニックで取り扱いのあるピーリングメニュー

マッサージピール

イタリアのDr.Rossana Castellanaが10年の臨床研究を経て開発した、高濃度トリクロロ酢酸(TCA)と低濃度過酸化水素(H2O2)、美白効果の高いコウジ酸配合のピーリング剤です。真皮深層まで薬剤が浸透作用し、線維芽細胞増殖因子を活性化させることで、強力なコラーゲン増生作用・美白作用が期待できます。肌の滑らかさ、ハリ、弾力を高めることができるため、肌の弾力が衰えてきた、毛穴の開きやたるみが気になる、そのようなお悩みにおすすめなのがマッサージピールです。従来のピーリングと比べて刺激性が少なく、赤みや皮剥けが起こりにくい特徴があります。

ミックスピール

日本人の肌に合うように開発された、純国産の医療用のピーリング剤を使用したケミカルピーリングです。通常のピーリング剤は1種類の酸で構成されていますが、ミックスピールは3種類の酸が配合されており、これがミックス”という名前の由来になっています。

①乳酸 (保湿と美白)

セラミド増生とメラニン色素を抑制する働きがあります。

②グリコール酸 (にきびや毛穴の改善)

毛穴のつまりや古い角質を除去し、ターンオーバーを整えます。

③サリチル酸(くすみや黒ずみ改善)

角質を軟化させ、角質除去し表面を滑らかにします。

サリチル酸ピール

サリチル酸ピールはケミカルピーリングの一種で、サリチル酸マクロゴールの薬剤を顔に塗布して肌表面の角質を取り除きます。

一般的なケミカルピールにはグリコーゲン酸や乳酸など「αハイドロキシ酸」を使用しますが、サリチル酸ピールは「βハイドロキシ酸」と呼ばれる薬剤を使用して施術を行います。

サリチル酸は強力な角質溶解作用がありながらも角質層のみを溶かすため、比較的肌への負担が少ないことが特徴です。また治療効果が高く、安全性に優れています。

本来であれば、健康な肌は約28日周期で生まれ変わります。

ですが、年齢などによって周期が乱れると肌表面に古い角質が残ることも少なくありません。

肌表面の古い角質が溜まると毛穴開きや黒ずみ、ニキビなどの原因となります。

サリチル酸ピールは肌のターンオーバーを活性化でき、新しい角層の生成が促す美肌治療です。

ピーリングによる効果

ピーリングによって化粧水などの浸透力がアップするほか、キメが整い、肌のごわつきやくすみ、毛穴の詰まりなどが改善されます。

また、新陳代謝が促されると肌の生まれ変わりがスムーズになります。ピーリングはスペシャルケアとして適切に取り入れると、美肌づくりに効果的なものです。

ピーリングの施術時間や頻度

施術時間はどのピーリングでもおよそ15分ほどです。

マッサージピールは1~3週間ほど空けると施術が可能で、薬剤を用いた医療施術としては短いスパンで受けられます。

このペースで5回程繰り返すことを1クールとして推奨していることが多く、その後はメンテナンスに1~2か月に1回のペースに施術ペースが変わります。

ミックスピールは、初めは1~2週間に1回のペースで5回ほど、悩みが改善してきたら1か月に1回のペースでメンテナンスをしていただくと効果的です。

サリチル酸ピールに関しては3~4週間程度間隔をあけて下さい。 ※1ヶ月に1度の施術をおすすめしています。

ただし、一人ひとりの肌状態によっても異なるので、カウンセリング時に医師と相談し、適切な間隔で施術を行います。

ピーリングのメリット4つ

メリット①:同時に得られる効果が多い

ピーリングは、シミやしわの改善など、一度の施術で同時に得られる効果が多くあります。

蓄積した角質を剥離することで、きめ細かで透明感のある肌へと導く凸凹肌の修復効果や、新陳代謝を促進し、

角質の除去でターンオーバーを正常化。それにより、くすみや色素沈着などを改善。

他にも、毛穴の詰まりの改善や、皮膚表面に蓄積した皮脂の除去も。

また、コラーゲン、エラスチンの生成を促進させ、ハリ(弾力)のある艶やかな肌へと導く美肌効果や、ニキビの原因菌(アクネ菌 等)を減少させ、発症しにくい環境構築する殺菌効果が挙げられます。

メリット②:痛みが少ない

痛みが軽い施術ではありますが、まったく何も感じないというわけではありません。

一般的にはわずかにピリピリする程度であり、この程度であれば何でもないという方が大多数です。

治療中の痛みは、一般的に誰でもわずかに感じます。具体的には、薬剤が皮膚に塗布され、浸透する際にぴりぴりしたような感じがするのです。ですが、ごく弱いものであるため、心配しすぎることはありません。

「これくらいなら平気」「痛みというほどのものでもない」という人が大体数であるため、安心してください。薬剤を塗布するという施術の特性上、一般的に麻酔も行われません。どうしても不安だという方は事前にご相談ください。

メリット③:ダウンタイムが短い

ケミカルピーリングは、数ある美肌治療の中でも非常にライトな治療になり、治療中や治療後の赤みやひりつき、制限なども少ないです。

施術直後には効果を実感できるので、即効性に関しても非常に満足度の高い治療となります。

基本的には、ダウンタイムはほとんどない治療となりますが、肌の状態により赤みが少し続いたり、薄皮が剥ける可能性がある場合があります。

メリット④:傷ができない

ピーリングは薬剤を塗布するだけであるため、物理的に傷ができるようなことはありません。

その為、施術直後でもそのまま外を歩けます。ですが、ピーリング後は肌がとても乾燥しています。保湿をしっかりと意識し行いましょう。

ピーリングのデメリット4つ

デメリット①:肌の状態によっては施術を受けられない

詳しくは医師による診断が必要となりますが、以下の方はケミカルピーリングを受けることができない場合があります。

・治療中の病気がある方
・妊娠中・授乳中の方
・傷あとが残りやすい方(ケロイド体質の方)
・免疫不全状態の方
・治療予定の部位に傷がある方
・皮膚にウイルス感染がある方
・皮膚の疾患に対してステロイド剤を使用している方
・特定の内服薬を服用している方
・日常的に紫外線を浴びる機会が多い方(アウトドア、日焼けサロンなど)

デメリット②:施術後のケアに注意が必要

ピーリングは、ターンオーバーの正常化を促進するために古い角質の層を剝がします。

ですが、ピーリングを過剰に行うと必要な細胞も肌から剥がれ落ちてしまい、かえって肌を傷つけてしまう可能性があります。

治療の直後は肌が乾燥しやすく、紫外線などのダメージを通常よりも受けやすくなります。

これは角質が除去されて皮膚が薄くなってしまうことが原因です。治療直後はいつも以上に保湿ケアや紫外線対策を心がけましょう。

デメリット③:効果が出るまでに複数回の施術が必要

美しい肌を手に入れるのであれば、施術は複数回繰り返す必要があります。ピーリングに限らず、美肌施術はすべて何度かの施術が必要です。

一回でも効果はありますが、繰り返すことで効果は徐々に高まっていき、最終的に良い肌質の状態で安定し始めます。

またピーリングには、効果に永続性がありません。

施術を止めた状態で時間が経っていくと、段々ピーリングの効果は消えていき、最終的には施術前と変わらない状態になります。

なので施術中の状態をキープし続けたいのであれば、定期的に施術を受け続ける必要があります。なお、止めても健康上の問題はまったく起きません。

デメリット④:定期的な施術が必要になる

ピーリング自体には即効性はありません。

一回の施術でも肌のツヤアップや化粧ノリのよさを感じる方もいますが、基本的には、施術を重ねることで肌のターンオーバーが整い、徐々に肌の状態が改善されていくものです。その為、効果を持続させるためには定期的な施術が必要になりますし、定期的な治療を途中でやめてしまうと効果がなくなってしまいます。

ピーリングのリスク3つ

リスク①:痛みや副作用のリスク

ピーリングの種類、肌の状態にもよりますが、施術中からピリピリと独特な感覚を感じることもあります。

数時間で治りますが、我慢できないほどに気になれば、施術中でもお申し付けください。

お肌の状態に応じたピーリング剤で行うので激しい痛み等の心配はありません。

ピーリングの種類は肌質によって多少赤みが出たり皮むけする方もいますが、従来の真皮までのピーリングと比べると格段に軽減されていますし、近年のピーリング剤はダウンタイムも極めて短いとされているため数日で治ります。

サリチル酸ピーリングのように、ピーリングが作用する角質層までしか浸透せず、皮膚の奥の細胞を傷つけないタイプのものもあります。

そういったものを選べば高濃度でも肌の負担が少なく、副作用による肌トラブルの心配はほぼありません。

リスク②:炎症のリスク

ピーリングを行った後、2~3日程度は肌がひどく乾燥したり、古い角質が剥がれ落ちたり、にきびの膿が破裂して悪化したように見えることがありますが、治癒の途中段階の一時的な症状なので、あまり神経質にならなくて大丈夫です。

また薄いかさぶたができた場合はこすらず、無理に剥がさないようにしましょう。

ピーリング後には肌が乾燥すると説明しましたが、中でも乾燥は肌の保湿力の低下と密接に関係しています。

一時的ではありますが保湿力が低下するため、普段よりも入念な保湿ケアが必要です。

同時に敏感な状態でもあるため刺激の少ない化粧水などで保湿を行うようにしましょう。

赤みやほてりが現れた場合も、まずは十分な保湿で対応してみてください。

リスク③:やり過ぎることによるリスク

ピーリングは過度に行ってしまうと、肌が再生していない状態で新たにダメージを加えてしまうことになります。

過剰な頻度で行うとビニール肌を生じることも。

ビニール肌とは肌のキメが失われている状態で、一見ツルっとしたお肌のように見えますが、皮脂分泌も少なくなっているので非常に乾燥しやすい状態です。

その為、たとえばニキビであれば、1〜2週間に1回の頻度でピーリングを継続することが一般的に推奨されています。

また、シミに関しても効果が現れるまでに数ヶ月かかると言われています。

したがって、ピーリングで即効性はあまり期待できないため、気長に継続して治療に臨むのがよいでしょう。

敏感肌の人にはピーリングは向いていない

敏感肌の人には、そうでない人に比べ、ピーリングの薬剤が強すぎてトラブルになってしまう可能性が高まります。

敏感肌の方は季節の変化や体調の変化で、肌状態が変わりやすいです。そのため、ピーリングをすることで、刺激を受け、肌トラブルにつながる恐れがあります。

ケミカルピーリングの中でも、ミックスピールははデリケートな日本人の肌のために開発された刺激の少ない医療機関専用のケミカルピーリングです。乳酸をベースに、グリコール酸、サリチル酸を配合しており、穏やかに浸透するピーリング剤です。単剤のピーリング剤では、成し得なかった高い複合効果と施術後のダウンタイムの少なさが特徴です。

敏感肌の方はご相談ください。

セレクトクリニックのピーリングの料金

※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。

ピーリングは実績豊富なセレクトクリニックで施術を受けよう

ケミカルピーリングで改善効果が期待できる肌の症状は、次の通りです。

毛穴開き・ニキビ・シミ・くすみ・小じわ

マッサージピール、ミックスピール、サリチル酸ピールのようなケミカルピーリングは肌のターンオーバーの周期を整えることで、さまざまな肌トラブルの改善効果が期待できます。ダウンタイムも少なく、肌への負担も多くありません。

ピーリングを受けたいけれど、どこで受ければ良いかわからないという方は、ぜひセレクトクリニックをご利用ください。

セレクトクリニックでは、豊富な実績・経験に優れた信頼できる医師が在籍しております。

カウンセリングのみでも構いません。最低限の負担で最大の効果を出すことができます。

スタッフ一同、ご来院を心よりお待ちしております。

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