小顔になるためのさまざまなセルフケア方法がシェアされていたりグッズが販売されたりしていますが、顔が大きく見える原因によってはセルフケアでは限界があります。

本記事では、その原因別にセルフケアで対応可能なのか美容施術が必要なのか解説します。

セレクトクリニックで提供している小顔施術についても症例付きで紹介するので、「顔を小さく見せる」のではなく本質的に小顔を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

顔が大きい・大きく見える原因

実際に顔が大きい、または大きく見えてしまう原因は人それぞれですが、原因はいくつかに大別することができます。

以下に顔が大きく見える原因と、セルフケアで改善できるのかを表にしてまとめました。

エラの発達

エラは物を噛むときに使われる「咬筋」が発達することで目立ちやすくなり、ホームベースのように角ばったフェイスラインになってしまうのです。

口から物を食べる以上、「噛むのを控えてください」というのは難しいため、改善方法としては筋肉と神経の伝達を阻害するエラボトックス注射が一般的です。

セレクトクリニックのエラボトックス

たるみ

頬や口周り・顎下のたるみによってフェイスラインが崩れると、首との境目がわかりにくくなり、顔全体が大きくなったように感じられることも。

加齢によるたるみは不可逆的なものであり、予防はできても、既にたるんでしまっている場合は美容施術の適応となります。

当クリニックでは糸リフトやインモードVリフト、オリジオKISSなどの施術をご提案しています。

セレクトクリニックの小顔治療

むくみ

体質や生活習慣によっては水分や老廃物の循環が滞り、顔のむくみの原因となります。

むくみは塩分の摂りすぎや過度な飲酒を控える、適度な運動をして代謝を上げるといった生活習慣の見直しで改善が可能です。

脂肪の蓄積

顔の大きさの原因が脂肪の蓄積によるものである場合は、ダイエットによって改善できる場合があります。

しかし、一般的には内臓脂肪→四肢→末端（顔など）の順番で脂肪が落ちるため、ダイエットで顔の脂肪を落とすのには時間がかかります。

脂肪の蓄積に対する即効性のある治療として吸引治療をご提案しています。

セレクトクリニックの脂肪吸引

骨格の問題

上の画像の左側のように、そもそも下顎骨自体が大きい、幅が広い場合は、セルフケアはもちろん、脂肪吸引や引き締め治療でも改善することはできません。

セレクトクリニック大阪院では、骨格治療のスペシャリストがお一人おひとりのご希望に合わせた最適な治療をご提案させていただきます。

自宅でできる小顔になる方法

顔の大きさの原因がむくみの場合はセルフケアによる改善が可能です。

ここでは、むくみ改善に有効なリンパマッサージと表情筋エクササイズの方法をご説明します。

リンパマッサージ

リンパ節は首の両側面を通って胴と繋がっています。両手で鼻を覆うような形をスタートとし、顔の中央から外側に向かって老廃物を流すイメージで行います。

ただし、決して力を入れすぎないように注意しましょう。

表情筋エクササイズ

表情筋を鍛える方法として、もっとも簡単なものが「あいうえお体操」です。

口を限界まで大きく開け、ゆっくりと「あいうえお」の形を作ります。それぞれ5秒ずつキープし、1日に3セット程度継続して行うことをおすすめします。

また、舌を限界まで出して上下左右に回す運動も効果的とされます。

こちらも5秒ずつそれぞれの方向に伸ばしながらキープし、普段使わない筋肉をしっかりと動かしましょう。

小顔になる方法｜即効性・確実性を求めるなら

セルフケアで小顔になる方法は時間がかかるうえ、正しく行わなければ効果が出ないだけでなく、左右差が出てしまったりといったデメリットも考えられます。

即効性や確実性を求める場合は美容施術をご検討ください。ここではセレクトクリニックで提供しているいくつかの小顔治療を、症例とともにご紹介します。

インモードVリフト

インモードVリフトとは、FORMAとミニFXと呼ばれる2種類のマシンを使い、それぞれの役割を最大限に発揮することで顔痩せを実現する施術です。

• FORMA：肌の真皮層まで届く高周波の熱の力によって組織を引き締める
• ミニFX：ラジオ波によって効率的に熱を届ける

セレクトクリニックのインモードVリフト

HIFU（ハイフ）

セレクトクリニックでは、「ウルトラセル2」と「ウルトラフォーマーⅢ」の2種類のHIFUをご用意しております。

ウルトラフォーマーⅢ

ウルトラフォーマーⅢでは、SMAS筋膜へ効率的に熱刺激を加え、衰えがちな筋膜をしっかりと引き締め、肌を土台から引き上げることが可能です。

同時に脂肪層の溶解やコラーゲン・エラスチンの生成促進も叶います。

セレクトクリニックのウルトラフォーマーⅢ

ウルトラセル2

ウルトラセル2は、真皮のコラーゲン生成を促進させて肌にハリ感をもたらす高周波と、肌の細胞促進を促すレーザーを搭載しています。

HIFU（ハイフ）は「切らない小顔治療」としていまやメジャーな美容機器の一つです。治療実績も豊富な施術ですので、ぜひご検討ください。

セレクトクリニックのウルトラセル2

エラボトックス

エラボトックスとは、エラが張っている部分にボツリヌストキシンを注入することで、筋肉の発達を抑えてフェイスラインを整える施術です。

当クリニックでは厚生労働省の認可を受けたアラガン社のボトックスや、リーズナブルに試せる韓国製のボトックスを両方取り揃えております。

セレクトクリニックのボトックス注射

骨切り

セレクトクリニックでは大阪院のみで対応している施術です。文字通り「骨を切る」ことで物理的に小顔を目指します。

単に目立つ部分だけを切除するのではなく、問題のない部分との繋がりを違和感なく仕上げるために、接合部を削ってフェイスラインを調整します。

輪郭3点

輪郭3点は、以下の3つにアプローチすることで顔の印象を大きく変える施術です。

● 頬骨骨切り（縮小）

● エラ（下顎骨）

● オトガイ形成（アゴ）

頬骨・エラ・アゴの3点が変わることにより、ゴツゴツとしたフェイスラインを整えます。

明らかな変化がほしい方や、複数の部位にコンプレックスがある方におすすめです。

Vライン形成（エラ+アゴ）

エラとアゴの両方にアプローチすることで、顔の下半分を一気に整え、シュッと引き締まったVラインを作るための施術です。

エラの張りや丸顔が気になる方におすすめです。

上下顎セットバック

上と下のアゴを両方同時に施術することにより、横から見たときに気になる口周りの突出を改善するための施術です。

上だけ・下だけに対応する施術もありますが、同時に行う場合はより大きな変化が見られるほか、鼻先とアゴ先に対するバランスも良くなります。

歯列矯正では改善しきれない方、骨格的に口元が前に出ている方におすすめです。

オトガイ形成（アゴ）

オトガイとは、医学用語で「アゴ先」を指す言葉です。ここを削ることによってアゴ先の形を変え、左右のバランスを整えたり、突出を改善できます。

顔の下半分の印象を整えたい方や、美しいEラインを手に入れたい方におすすめです。

エラ骨切り

医学的には「下顎角」と呼ばれるエラ部分を削ることにより、凸凹とした印象を改善したり、顔の横幅をスリムに見せたりするための施術です。

エラが張っているのは咬筋の発達であることが多いですが、骨そのものが張り出しているケースでは骨切りによるアプローチが必須となります。

セレクトクリニックの骨切り

脂肪吸引

脂肪吸引では物理的に脂肪細胞を減らすことができるため、ダイエットで脂肪の減少を目指す場合に比べ、リバウンドしにくいことが最大のメリットです。

セレクトクリニックのアキーセル脂肪吸引

糸リフト

たるみによってフェイスラインのバランスが崩れて顔が大きく見えてしまっている場合は、糸リフトでたるんだ皮膚を持ち上げることが有効になります。

セレクトクリニックの糸リフトでは、全て時間経過とともに吸収される糸を使っており、体内でトラブルを起こしにくいのがメリットです。

また、糸リフトは「コグ」という返しの付いた糸を挿入して肌内部の組織を刺激することで、コラーゲンやエラスチンといった美容成分の生成を促す効果も期待できます。

セレクトクリニックのスレッドリフト

関連記事：本気で顔を小さくする方法をお探しなら｜おすすめの施術を紹介

小顔施術の料金

セレクトクリニックで顔痩せにおすすめの美容医療は主に以下の3種類です。それぞれの特徴を理解し、自分に合うものを選択しましょう。

【顔型別】小顔に見せる方法

ここでは、美容施術に頼らず小顔に見せる方法を、顔型別に押さえるえるべきポイントとともにご紹介します。

面長の場合

面長の場合は、顔の「余白を埋める」ことがポイントとなります。

具体的には、

• 額の広さをカバーするために前髪を作る
• 目の周りの余白を埋めるために伊達メガネをかける

といった方法が有効です。

髪の毛のトップのボリュームを抑え、横のボリュームを出すことで丸いシルエットを演出するのも一つです。

また、メイクで押さえるべきポイントとしては

• 眉を長めに書いてパーツが中央に集まるのを防ぐ
• チークを丸く広めに入れる
• 顎にシェーディングを入れる

といった工夫で余白を埋め、目から下の距離が短くなるように意識しましょう。

丸顔の場合

丸顔の場合は、「縦長感の演出」がカギとなります。

具体的なメイクの工夫としては、

• 眉はやや長め＋やや直線気味に：顔の横幅を抑え、縦の印象を強調

• シェーディングは頬の下とあごに入れる：輪郭を引き締めて縦長効果

• チークは斜め上向き or 頬の高い位置に小さめに：横広がりを防止

を意識しましょう。また、髪型の工夫として、

• センターパートにして分けた前髪で両頬を隠す

• 顔回りにくびれを作る外ハネやレイヤーカット

など、額を出して縦の距離を確保したり、顔の幅自体が細く見える工夫をしましょう。

エラが張っている場合

メイクのときに意識したいことは下記のとおりです。

• シェーディングはエラ部分を重点的に：骨格の張りを目立たなく

• ハイライトはTゾーン＋顎の中心に：顔の中央に光を集めて立体感アップ

• チークは丸く入れるより斜めに入れて流すように：シャープさを強調

また、髪型の工夫としては、

• サイドバングや顔周りレイヤーを作る
• 外巻きより内巻きで包み込むイメージ
• ハーフアップでひし形のシルエットを強調

とにかく顎のラインがシャープに見えるよう意識しましょう。

小顔になる方法についてのよくある質問

セレクトクリニックの小顔治療について、いただくことの多い質問にまとめて回答します。

1日で小顔になる方法はありますか？

たった1日で劇的に小顔を手に入れるには、美容医療による施術を受けるしかありません。

セルフケアでは変化が現れるまでに時間がかかるほか、自力で行うことによって左右差が出てしまうなどのデメリットがあります。

当クリニックでは経験豊富な医師が患者様一人ひとりに合った施術を提案するため、お気軽にご相談ください。

小顔になる習慣はありますか？

日頃の習慣で劇的に小顔を目指すことはできませんが、顔が今よりも大きくなるのを予防することは可能です。

特にエラの張りを防ぐため、歯ぎしりや硬いものばかり食べる・片方ばかり使って物を噛むといった癖をなくすことが大切です。

また、顔に脂肪がつきやすい方は、特に日頃から食生活に気を付けるようにしましょう。

小顔マッサージは効果がない？

小顔マッサージは、骨格自体が原因ではない場合であれば、毎日の継続で一時的な効果を得られる可能性はあります。

永続的な小顔を目指したい場合は美容医療を検討しましょう。

美顔ローラーは効果ある？

美顔ローラーを正しく使えば、一時的に小顔効果を得ることはできます。

しかし小顔マッサージと同様に、どうしても自力では左右で微妙な力加減の差が生じ、左右差による歪みにつながる恐れがあります。

関連記事：顔が痩せる方法とは？すっきりとした小顔を手に入れるためのアプローチ

まとめ

顔の大きさはメイクやヘアスタイル・ファッションのコーディネートなど様々なポイントに影響を及ぼすため、しっかりと対策が必要です。

自宅でできる対策を続けながら、自分に合った美容医療で根本的な解決を目指しましょう。