「シミを消したいけど、効果が出るまで時間がかかりそう」
「勢いで彫ってしまったタトゥー、どうやったら綺麗に除去できるのかな」
このようなお悩みをお持ちの方におすすめなのが、「ピコレーザー」による美容医療です。
ピコレーザーは従来のレーザーと違い、治療効果を早く感じることができ、肌へのダメージや痛みが少ないという特徴があります。
さらに、今まで難しいとされてきたカラータトゥーの除去にも対応しており、一台であらゆる悩みに対処できるレーザーです。
この記事では、ピコレーザーで期待できる効果や、具体的な治療の流れについて詳しくご紹介していきます。
▶関連記事:【シミ治療〜タトゥ除去】今話題のピコレーザーとは?効果や値段も紹介!
ピコレーザーとは?
ピコレーザーは、1兆分の1秒の「衝撃波」でシミなどを除去するレーザー機器です。
ピコレーザーには、エンライトン・ピコウェイ・ピコシュアなどの種類があります。
その中でも、当院が使用しているピコシュアは、ピコレーザーの中で唯一「シミ」「シワ」「ニキビ跡」「タトゥー」すべての分野でアメリカのFDA(日本の厚生労働省に当たる公的機関)の認可を取得している最新の医療機器です。
▶関連記事:トライフィルプロはニキビ跡に効果的!特徴・副作用・施術の流れなどを紹介
ピコレーザーと従来のレーザーの違い
ピコレーザーと従来のレーザーの違いは4つあります。
①照射時間が短い
ピコレーザーと従来のレーザーの大きな違いは照射時間です。
ピコレーザーは、従来のレーザーの照射時間「ナノ秒(10億分の1秒)」よりはるかに短い「ピコ秒(1兆分の1秒)」単位で照射します。
照射時間が短いことで、熱発生がほとんどなく痛みや皮膚へのダメージが最小限に抑えられます。
②衝撃波で治療
従来のレーザーは、熱によってメラニンを砕きシミを除去していました。
それに対しピコレーザーは、熱ではなく衝撃波によってメラニンを砕きます。
レーザーによって砕かれたメラニン色素は、老廃物として体内に吸収されます。メラニンは細かく砕かれるほど体内に吸収されやすいので、レーザーでどれほど小さく砕けるかがシミ治療においての重要なポイントです。
従来のレーザーはメラニンを小石ほどの大きさに砕くのに対し、ピコレーザーは砂のように砕くと例えられることからも、ピコレーザーがいかに優れた治療機器かが伺い知れます。
③痛みが少ない
ピコレーザーは従来のレーザー機器と比べて痛みが少ないのが特徴です。
ピコレーザーはレーザーの照射スピードが早く、熱の発生を抑えることができるため周囲の組織に影響を与えにくいのです。
今まで痛みが心配で施術を受けられなかった人も、ピコレーザーなら安心して治療が受けられます。
④ダウンタイムが少ない
ピコレーザーのダウンタイムは、施術によっても異なりますがおよそ24時間です。
色素が一時的に濃くなったり、アクネのような吹き出物が見られる場合もありますが、そちらは3〜7日ほどで解消されます。
特に従来のレーザー治療(部分的なシミ治療)では、約10日間のテープ後、色素沈着が解消するまで約3ヶ月〜6ヶ月要していました。
ですが、ピコシュアであれば、治療後にかさぶたになりにくい、テープを貼る必要がないなど、治療後のストレスが軽減されています。
ピコレーザー(ピコシュア)でできる治療と効果
ピコレーザーは、さまざまな症状に対して効果が見込めます。
ご自身の肌悩みに合わせて適切な治療法を選びましょう。
- しみ 、肝斑、くすみ、そばかす・・・ピコトーニング
- 部分的なシミ、そばかす・・・ピコスポット
- しわ、毛穴の開き、ニキビ跡の改善・・・ピコフラクショナル
- 刺繍、タトゥー除去・・・ピコレーザー
上記の通り、肌悩みによって治療方法が異なります。カウンセリングの際に医師に相談してくださいね。
それぞれ詳しくお伝えしていきます。
シミ・肝斑・くすみの改善・・・ピコレーザートーニング
シミ・肝斑・くすみに悩んでいる人は、ピコレーザートーニングがおすすめです。
ピコレーザートーニングとは、弱いレーザーをシャワーのように照射する治療方法です。
シミやくすみ治療だけでなく、今まで効果が薄いとされていた肝斑や炎症後色素沈着、さらに老人性色素斑にも効果が見込めます。
▷オススメの人
- シミ・そばかすが気になる
- 肌がくすむ
- 美白したい
▶関連記事:【シミ・そばかす・肝斑】ピコレーザートーニングで透明感あふれる素肌に!
しわ・毛穴の開き・ニキビ跡の改善・・・ピコフラクショナル
しわ・毛穴の開き・ニキビ跡の改善をしたい人にはピコフラクショナルがおすすめです。
ピコフラクショナルは、ピコレーザーに特殊なレンズをつけ、点状に強力なレーザーを照射し皮膚を活性化させる治療法です。
肌を傷つけずに真皮のコラーゲンやエラスチンを増加させ、しわやニキビ跡、毛穴の開きを改善することができます。
他にも、肌の若返りにも高い効果があるなどさまざまな効果が期待できます。
▷おすすめの人
- しわ・小じわが気になる
- 毛穴やニキビ跡を改善したい
- 肌の質感を改善したい
シミ・・・ピコスポット
部分的なシミを取りたい人におすすめなのが、ピコスポットです。
シミに直接レーザーを照射することで、シミへの効果が期待できます。
ピコトーニングは回数をかけて広範囲のシミを治療するのに対し、ピコスポットは気になるシミをスポット的に照射していきます。
回数をかけずに目立つシミを除去したいという人におすすめです。
また、治療後にテープを貼る必要がなく、従来のレーザー治療の半分の回数で効果をあげることができます。
▷おすすめの人
- 目立つシミがある
- 従来のレーザー治療で取りきれなかったシミがある
- 治療回数を減らしたい
刺青・タトゥー除去・・・ピコレーザー
刺青やタトゥーを除去したい人にもピコレーザーはおすすめです。
従来のレーザーでは、単色の刺青やタトゥーにしか反応しなかったのに対し、ピコレーザーは多色の刺青やタトゥーにも効果が見込めます。
従来のタトゥー除去治療は、メスを使って切除する方法や、強い痛みを伴うレーザー治療がほとんどでした。
ピコレーザーは、単色・多色どちらの刺青、タトゥーにも対応しており、従来の治療と比べ痛みが少なく且つ、施術回数が少なくすむメリットがあります。
▷おすすめの人
- できるだけ早く刺青
- タトゥーを消したい人
- 痛いのが苦手で今までタトゥーを消したくても消せなかった人
- カラフルな刺青やタトゥーをしている人
ピコレーザーがおすすめの人
ピコレーザーによる施術がおすすめなのは、主に下記に該当する人です。
効果を早く実感したい人
ピコレーザー治療は、従来のレーザー治療よりも少ない施術回数で効果が期待できます。
忙しくて時間がとれない人でも無理なく治療を続けることが可能です。
ダウンタイムの時間を取れない人
ピコレーザーはダウンタイムが従来のレーザー治療に比べて少ないので、ダウンタイムを気にすることなく治療が可能です。
たとえば、従来のフラクショナルレーザー治療のダウンタイムは約1週間ほどですが、ピコフラクショナルレーザーは約24時間ほどです。
直後からメイクができるので、ダウンタイムのために休暇をとる必要がありません。
仕事が忙しく休暇が取れないけれど、レーザー治療をしたいという人におすすめです。
※ダウンタイムには個人差があります
痛みに弱い人
ピコレーザーは従来のレーザーに比べ痛みが少ないので、痛みに弱い人でも受けやすい治療といえます。
ピコレーザーは従来のレーザー治療に比べ、照射スピードが早いため、熱発生がほとんどなく痛みや皮膚へのダメージが最小限に抑えられます。
また、ピコレーザーは⾊素のある部分をスポット的に狙い照射できるため、周辺組織へのダメージが少なく、従来のレーザー治療に比べて痛みが少ないのです。
カラーのタトゥー・刺青除去をしたい人
ピコレーザーはカラフルなタトゥーや刺青の除去をしたい人におすすめです。
従来のレーザーでは、単色のタトゥーしか除去することができませんでしたが、ピコレーザーは多色のタトゥーや刺青にも対応可能です。
また、ピコレーザーは小さなインクの粒子にも反応するので、従来の治療よりも綺麗にタトゥーを除去することができます。
治療回数も従来のレーザーの約半分なので、体への負担も少なくタトゥーや刺青の除去が可能です。
ピコレーザーの注意事項
従来のレーザーに比べると、優れた点の多いピコレーザーですが、もちろんリスクもあります。
治療前・治療後の注意点も併せてお伝えするので、施術の前に確認しておきましょう。
治療前の注意事項
- 治療前は化粧・オイル・クリームなどすべて拭き取ること
- 太陽・日焼けサロン・日焼けクリームを避けること
- 太陽に当たる場合、SPF30以上の日焼け止めを使用すること
※日焼けをすることでレーザーの効果を弱め、治療後の合併症リスクが高まります。
治療後の注意事項
- 治療直後はジェルパックや冷風などで部位を冷やすこと
- 部位は石鹸とお湯で洗い流すこと
- 保湿を心がけること
- かさぶたが見られる場合は剃毛を中止すること
- 治療期間中は日焼けを避ける、外出時はSPF30以上の日焼け止めを使うこと
リスク
- 治療後の部位に赤みや軽い水泡ができることがあり、24時間ほど残る場合がある
- 色素が一時的に濃くなったり、ニキビのような吹き出物ができる場合がある(3〜7日で解消されます)
- 色素沈着過度(皮膚が濃く変色すること)、低色素沈着(皮膚が薄く変色すること)などの合併症が起こる可能性がある
※太陽に当たるなど注意を怠ると上記のようなリスクが高まります
ピコレーザー治療の流れと所要時間
ピコレーザー治療の流れと所要時間は以下の通りです。
【1:カウンセリング】
最初にカウンセリングで施術方法などを決めていきます。
- カルテ記入
- カウンセラーとの相談
- 医師との相談
- 洗顔
【2:施術】
施術方法によって所要時間が異なりますが、だいたいの目安は下記のようになります。
- ピコトーニング・・・約20分
- ピコフラクショナル・・・約20分
- ピコスポット・・・個数や大きさによって異なる
- タトゥー除去・・・個数や大きさによって異なる
【3:アフターケア】
ピコトーニングとピコフラクショナルレーザーは、施術後のアフターケアとしてパックをします。
【所要時間】
ピコレーザーでの治療は、カウンセリングからアフターケアまでで約1時間です。
※当日の混雑状況によります
料金
ピコレーザーは施術方法によって料金が異なります。
施術内容 | 回数 | 金額 |
ピコレーザートーニング(顔) | 1回 | 14,800円 [税込16,280円] |
ピコフラクショナル(顔) | 1回 | 39,800円 [税込43,780円] |
ピコスポット | 1mm | 2,500円 [税込2,750円] |
※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
よくある質問
患者様からよく頂く、実際の質問についてご紹介します。
シミをとる際にかさぶたはできますか?
ピコレーザーのメラニン除去のメカニズムは、熱ではなく衝撃波によるものです。そのため、周囲の細胞が傷つきにくく、狙ったメラニン色素のみを正確に破壊することができます。
気になるシミへスポット照射をすると、シミのみが膜状に薄いかさぶたになり、数日で剥がれ落ちます。
ピコレーザーによるシミ除去治療は、テープ保護が不要なのでお化粧で綺麗にカバーすることができます。
シミ治療は何回で効果がでますか?
気になるシミを部分的に治療する「ピコスポット」の場合は、通常1~2回の照射でシミを除去することができます。
肝斑やそばかすなどに適している「ピコトーニング」の場合は、1ヶ月間隔で3回~5回程度の照射が必要です。美白目的の場合は、1回でも効果を実感できますが、回数を重ねることで色ムラを改善し、全体的なトーンアップが図れます。
シミ取りに失敗するリスクはありますか?
ピコレーザー治療でのシミ取りリスクはほとんどありません。
従来のシミ取り治療は、シミを部分的に高出力で照射する光治療機が主でした。光熱作用によりメラニン色素を破壊するため、強く照射するとそれに伴うやけどや、炎症後色素沈着のリスクがありました。
しかし、ピコレーザーのメラニン除去メカニズムは、光熱ではなく衝撃波によりメラニンを正確に破壊します。
周囲の細胞が傷つきにくいため、炎症後色素沈着のリスクも少なく、照射後のカサブタは薄くて剥がれやすい特長があります。
とはいえ、誤った出力で照射するとリスクや失敗に繋がります。
治療をする際は、技術が高く経験豊富なDrの元治療を行うようにしましょう。
自宅でできるピコレーザーセルフ機器でも効果はでますか?
シミの種類には、老人性色素斑(ろうはん)や肝斑、雀卵斑(ソバカス)、対称性真皮メラノサイトーシス、炎症後色素沈着など多くの種類があり、シミの種類によって適切な治療法は異なります。
誤った選択をしてしまうと、シミを悪化させてしまたり色素沈着をつくってしまう原因となります。自分でシミの種類を判断することはとても危険な行為なのです。
また家庭用の機器では、出せる出力も限られています。弱い出力で中途半端にシミに刺激を与えるとシミが濃く反応してしまう場合もあるので、家庭用のシミ治療機器はおすすめできません。
シミ治療は、専門のクリニックや皮膚科で医師の判断の元治療を行うようにしましょう。
まとめ
「シミを取りたいけど、何回もクリニックに通うのは嫌だな」
「タトゥーを消したいけど、痛みに耐えられるか不安」
などお肌へのお悩みを持つ方は、多くいらっしゃいます。
当院では、このようなお悩みを解決するひとつの方法として、ピコレーザーを提案しております。
ピコレーザーは従来のレーザーよりも痛みが少なく、施術時間や治療回数が少ない画期的なレーザー治療法です。
「シミを消したい」「タトゥーを消したい」「シワが気になる」「ニキビ跡をどうにかしたい」このようなお悩みがある方は、ぜひ一度ピコレーザーでの治療を検討してみてくださいね。