目を大きく見せる整形には、二重整形だけでなく、目頭・目尻切開や脂肪除去などさまざまな方法があります。
まぶたの厚みや目の横幅、白目の露出度など、目元の印象を左右するポイントは人それぞれ。
本記事では、目を大きく見せる仕組みや整形の種類、自然に仕上げるための注意点までを詳しく解説します。
整形で目を大きく見せる仕組み
目の開き(まぶたを上に)を広げる
まぶたの厚さも目の大きさの印象に影響します。厚いまぶたは目の上に重みをかけ、腫れぼったく見える眼瞼下垂です。
また、相対的に目そのものが小さく見えやすくなります。まぶたの厚さは生まれつきの特徴であることが多く、なかには加齢とともに重くなる方もいます。
まぶたの厚さはメイクテクニックで目を大きく見せることもできますが、「まぶたの脂肪を取り除きたい」「目を大きくしたい」といった根本的な解決を望む場合は、上眼瞼脱脂や眼瞼下垂、眉下切開といった治療法があります。
白目の面積を増やす
目がつり目気味だったり、目尻の白目が隠れていると目が小さく見えてしまう人もいます。
その場合、目尻の皮膚に隠れていた白目の部分が見えるようになるため、目尻切開やグラマラスライン形成を行うといいでしょう。
また、それ以外にも蒙古ひだが発達していると、目頭部分が隠れてしまい、目の横幅が実際よりも短く見えるため、結果として目全体が小さく見えやすくなります。
目の内側が隠れることで目と目の距離が広く見え、バランスが悪く感じることもあるでしょう。
蒙古ひだを目立たなくするためには、目頭切開などで目の横幅を広げ、より大きな目元に見せることが可能になります。
二重の幅を広げる錯視効果
目が大きく見えるかは、目のサイズだけでなく、さまざまな要素が関係しています。
一般的に黒目の露出度が高いほど目は大きく見えますが、まぶたが腫れぼったかったり黒目が隠れていたりしていると、実際の目の大きさに関わらず小さく見えてしまいます。
二重まぶたの人は、一重まぶたの人よりも目が大きく見える傾向にあります。これは二重まぶたの場合、まぶたが折り込まれることで黒目がより多く露出するためです。
その他にも、まつ毛の長さや濃さ、涙袋の有無、まぶたの厚さなども、目の大きさの印象に影響を与えます。
また、目と眉毛の距離、顔全体のバランスも重要です。目と眉毛の距離が近いほど、目が大きく、顔全体が引き締まって見えます。
そのため、一重まぶたや奥二重の人は、埋没法や切開法がおすすめです。埋没法や切開法で二重まぶたにすると二重ラインが形成され、目が大きく見えやすくなります。
目を大きくする整形の種類
目を大きくする整形というと、真っ先に思い浮かぶのは二重整形ではないでしょうか。
しかし、目を大きくする整形は複数の種類があり、それぞれに異なった特徴があります。
二重埋没法
二重埋没法は二重まぶたを形成する美容整形手術の一つです。
切開を行わず、細い医療用の糸を使用してまぶたを留める方法なので、比較的簡単で負担が少ない施術とされています。
切開法に比べて施術時間とダウンタイムが短く、回復も早い傾向があることから、手軽さが人気です。
糸を外すことで元の状態に戻すことが可能な施術です。また、切開法に比べるとコストが抑えられるというメリットがあります。
二重全切開法
全切開法二重術は、まぶたを切開して二重のラインを形成する手術です。
埋没法で二重が取れてしまった方や、まぶたが厚くて埋没法では二重になりにくい方、半永久的な二重を希望する方におすすめです。
切開することで、埋没法よりもくっきりとした二重まぶたを作ることができ、一度手術すれば後戻りする心配が少ないのが特徴です。
関連記事:【専門医解説】二重埋没法の効果 |メリット・デメリットや長く維持するために気をつけたいことについて解説
目頭切開
目頭切開は、アジア人に多く見られ、日本人でも80%以上の人に見られる蒙古襞と呼ばれる目頭を覆う皮膚を切開し、目を大きく見せる施術です。
蒙古襞は目が小さく見えたり、幼い目つきに見えたり、二重幅が狭く見えたりする原因となる部位ですが、目頭切開法を行うことによって、これらのお悩みに応え、目の横幅を広く、大きく見せることが可能になります。
綺麗な平行二重にしたい患者様にも適応できるほか、目と目の間が離れている患者様の目の位置のバランス調整にも効果が期待できます。術後の傷跡も数mm程度であるため、目立ちにくいのが特徴です。
関連記事:ビフォーアフター有|セレクトクリニックが行う目頭切開の特徴について解説
目尻切開
目尻切開とは、文字通り目尻(外眼角)にメスを入れて数ミリ切開する手術方法です。
目が大きく柔らかな印象になるため、つり目や目つきの悪さを改善する効果が期待できます。
目頭を切開し、目のパーツの印象を改善することにより、可愛い印象から綺麗な印象へとお顔立ちを変えることが可能です。
関連記事:ビフォーアフター有|目尻切開のメリット・デメリット・リスクとは?施術方法や副作用・ダウンタイムについて医師が徹底解説
垂れ目(グラマラスライン)形成
グラマラスライン形成は、目尻側の下まぶたおよそ3分の1を外側に下げることで、白目の面積を広げタレ目に見せる施術です。
タレ目にすることで白目と黒目の露出度が大きくなり、目が大きく見える効果があります。
目尻切開と併用することでよりタレ目効果が出て戻りにくくなります。
関連記事:【医師解説】垂れ目形成とは?3パターンの方法やメリット・デメリット・おすすめな人を徹底解説
セレクトクリニックの垂れ目形成を詳しく見てみる
上まぶたの脂肪取り
上まぶた脂肪除去は、上まぶたの余分な脂肪を除去することですっきりとした目元を目指す施術です。
目元がはれぼったく見える原因の1つに、まぶたの脂肪があります。まぶたの脂肪が生まれつき多い人の場合、まぶたに厚かったり、目が小さく見えたりします。
そこで上まぶた脂肪除去では上まぶたを少しだけ切開し、まぶたの厚みの原因となる余分な脂肪を取り出して、脂肪の厚みを調整します。
それによって上まぶたをすっきり見せる効果や二重のラインを出やすくする効果が期待できます。
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目を大きくする整形を自然に見せるためのポイント
自然な二重幅・ラインを意識する
基本的には二重の幅が大きい方が目が大きくみえるのですが、目を大きく見せるためにただ二重の幅を広くすればいいというわけでもありません。
二重の幅が広すぎると眠そうな表情に見える場合もあり、厚ぼったいまぶたでは二重整形によって不自然な目元になる可能性もあります。
自然に見える二重を形成するためには、顔全体のバランスも考えて自分に合った二重の幅にすることが重要です。
目頭・目尻切開は控えめに
目頭・目尻切開ともに、わずか数ミリ程度で良くも悪くも顔全体の印象を大きく変えてしまいます。そのためやりすぎると仕上がりが不自然になってしまうことがあります。
また、切開をやりすぎてしまうと通常よりも目が大きく開いた状態になり、まばたきがしづらくなったり、目が乾燥しやすくなってしまう場合もあります。その結果としてドライアイや結膜炎に直結しやすくなります。
垂れ目(グラマラスライン)形成はほどほどに
目頭・目尻切開同様、グラマラス形成も切開範囲が広すぎると「外反」と呼ばれるあっかんべーをしたような状態になってしまいます。
また、タレ目形成で作る可愛らしい印象よりも「綺麗な」「大人っぽい」印象の目元が似合う方だと、顔全体の中で目元だけが浮いた状態になってしまうこともあります。
そのような方の場合は過度にタレ目にしすぎず、バランスを見ながらデザインを調整することが重要です。
関連記事:二重整形に失敗した場合の対処法・失敗例とは?やり直し方や、失敗の原因を二重切開法・埋没法に分けて医師が解説
目を大きくする整形で信頼できるクリニック選びのポイント
症例が豊富に掲載されているか
症例数の多さと、それに基づいた豊富な経験・知識によって、患者様一人ひとりに合った最適な施術が可能です。
「効果を実感できた」「信頼して任せられる」といった声も多数いただいており、リピーターとして通ってくださる方や、患者様からのご紹介で来院された方も多くいらっしゃいます。
技術力の高い医師・看護師が担当し、美容医療のプロフェッショナルである医師や看護師が担当し、安全かつ効果的な施術をご提供いたします。理想の二重をご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
丁寧なカウンセリングを行っているか
ライフスタイルやご予算に合わせた提案を行い、必要な施術・不要な施術をしっかりと見極めます。
無理な勧誘は一切なく、初めての方にも分かりやすく丁寧なご説明を心掛けています。
料金が明確か
クリニックを選ぶ際、治療内容に対していくらかかるのか、費用が明確であることも重要です。
セレクトクリニックでは、明確で適切な料金表示を行っております。お気軽にご来院ください。
【Q&A】目を大きくする整形に関するよくある質問
目を大きくする整形のダウンタイムはどれくらい?
施術名 | ダウンタイムの目安 | 主な症状・特徴 | 備考 |
二重埋没法 | 1〜2週間 | 腫れ・内出血(ピークは1〜3日) | 軽度の腫れは2週間程度で消失 |
二重切開法 | 2〜3週間(腫れ) | 強い腫れ・内出血(ピークは3日程度) | 傷の安定・完成は3ヶ月〜半年 |
目頭切開 | 1〜2週間 | 腫れ・赤み・内出血(ピークは数日) | 傷跡の赤みは1ヶ月〜半年で徐々に改善 |
目尻切開 | 1〜2週間 | 腫れ・内出血(ピークは3日〜1週間) | 抜糸は1週間前後、完成は1ヶ月程度 |
まとめ
目を大きくする方法の一つに”美容整形”があり、二重埋没法や目頭切開、目尻切開などがあります。
目の横幅や縦幅を調整することで、理想の目の大きさに近づけることでより大きな目にすることが可能です。
セレクトクリニックでは、患者様一人ひとりの骨格や目元の特徴を丁寧に分析し、オーダーメイドのようなお悩みに沿った必要な施術を提案しております。ご自身に合った治療を知りたい方は、ぜひ一度当院にご相談ください。