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肌の赤みを消す方法はある?おすすめのスキンケア方法を紹介

様々な肌トラブルの中でも、考えられる原因が多く改善が難しいとされている「肌の赤み」

赤ら顔のように見えることもあり、長年の悩みになっている方も少なくありません。

メイクでカバーするのに時間がかかり、朝の準備に時間がかかって困っている方も多いでしょう。

今回はそんな肌の赤みに対し、考えられる原因を細かく解説するとともに、適切なスキンケア方法や美容医療についてご紹介します。

肌の赤みに加えてかゆみがある方はどう対策すべきなのかについても確認していきましょう。

肌の赤みの原因

肌の赤みは様々な原因が元となっているため、一概に「こうすれば良い」といった対策があるわけではありません。

患者様の中には様々な原因が絡み合っている場合もあるため、まずは原因を突き止めてこれ以上の悪化を防ぐことが大切です。

自身の生活を振り返りながら、考えられる原因について見ていきましょう。

乾燥

乾燥肌の方は、肌のバリア機能が低下し赤みが出やすくなります。

私たちの肌は常に外気や紫外線・摩擦によるダメージにさらされていますが、これらの影響で直ちにトラブルが起こらないのは、水分をしっかりと蓄えた肌がバリア機能を維持しているためです。

乾燥によってこのバリア機能が低下すると、ほんの少しのダメージでも肌に炎症が起こり、赤みとなって表れてしまうのです。

セレクトクリニックでは慢性的な乾燥肌の方に対し、各種ピーリングやケアシス、コラーゲンの生成を促進するリジュラン注射や水光注射などの施術をご提案しています。

毛穴の開きなどに効果的だとされるポテンツァやダーマペン、トライフィルプロなども、肌の内部でコラーゲンやエラスチンを生成したり、細胞の生まれ変わりを促進したりすることで乾燥を改善できる場合があります。

炎症

肌の赤みでもっとも多い原因の一つに「炎症」があります。

炎症といってもその原因は幅広く、この後ご紹介するニキビや紫外線などの刺激によるものから、乾燥によってダメージを受けやすくなった肌が炎症を起こしているケースまで様々です。

炎症が原因の肌の赤みは、まず炎症の原因を突き止めることから始まるため、専門医へ相談することをおすすめします。

紫外線

私たちの肌に常に降り注いでいる紫外線は、表皮付近に影響を与えメラニン色素の生成を促進させる「UV-B」や、真皮にまで到達しコラーゲンを破壊する「UV-A」など様々な波長が含まれています。

夏場であれば紫外線対策を行っている方も多いですが、曇りの日や雨の日・冬場であっても紫外線がゼロになることはないため、念入りな対策が必要となります。

特に乾燥肌などで肌が敏感な方は、常に紫外線対策を心掛けましょう。

毛細血管の拡張

頬や鼻の赤みが取れず、その他に原因が見られない場合、「毛細血管拡張症」の症状で赤みが出ている場合があります。

これは広範囲が全体的に赤くなるというよりも、顔に走っている毛細血管が何らかの原因で太くなり、皮膚の下に透けて見えてしまうものを指します。

血走ったように血管が見えている場合や、太い線状の赤みが気になる場合は、専門医と毛細血管拡張症について相談しましょう。

毛細血管拡張症には様々な原因がありますが、セレクトクリニックでは生活習慣の見直しに加え、Vビームによる施術をおすすめしています。

Vビームから照射されるレーザーはヘモグロビンに反応して毛細血管を破壊するため、太く拡張してしまった毛細血管を改善し、赤みの軽減に役立ちます。

物理的な刺激

敏感肌や乾燥肌の方を中心に、物理的な刺激が元で赤みが出る場合があります。

肌を強く擦る癖があったり、メイク汚れをしっかりと落としたいがあまりにゴシゴシとクレンジングをしていたりすると、慢性的に赤みが出る場合があります。

顔の皮膚は薄いところで約0.6mmほどと非常にデリケートなため、ほんの少しの刺激が元で様々な肌トラブルが引き起こされかねません。

顔にはなるべく触れず、物理的な刺激を避ける生活を心掛けましょう。

アレルギー反応

食べ物や金属・花粉・動物など様々なアレルギーが、顔の赤みとなって表れている可能性もあります。

既にアレルギー物質が判明している場合はそれを避ける必要がありますが、何もないと思い込んでいても、成長に伴い新たなアレルゲンができている可能性があります。

乾燥や刺激などの原因が思い当たらない方や、かゆみ・湿疹・息苦しさ・口内のピリピリ感など他の症状が出ている場合は、アレルギー科のある医療機関を受診しましょう。

ニキビ

ニキビは毛穴の中にある皮脂をエサにアクネ菌が増殖することによって起こります。

本来アクネ菌は誰の肌にも存在していますが、空気に触れることを嫌がるため、過剰に増殖することはありません。

住処としている毛穴の奥が皮脂やメイク汚れで塞がれ、空気が入ってこなくなると、途端に増殖を始め炎症を起こしてしまうのです。

アクネ菌によって炎症が起きた肌は、ニキビ特有の膨らみや痛み・かゆみと共に赤みが表れます。

ニキビそのものが治ったように見えても、皮膚の下で炎症が続いている場合は、赤みを伴うニキビ跡として残ってしまうでしょう。

セレクトクリニックでは、慢性的なニキビ肌の方に向け「イソトロイン」の服用をおすすめしています。

これは皮脂腺のはたらきを抑えて皮脂の分泌を抑え、アクネ菌のエサを絶つことでニキビの発生を防ぎます。

1日1回の服用で負担が少ないほか、効果が長続きしやすいため、美容医療を受けるのが初めての方でも挑戦しやすいでしょう。

また、ポテンツァの「ニキビケアショット」では、皮脂腺を物理的に破壊することで皮脂の分泌を抑えるはたらきがあります。

肌の内部でターンオーバーを促進する効果も期待できるため、今あるニキビが治りやすくなるだけでなく、今後もニキビができにくい肌を目指せるでしょう。

敏感肌によるもの

「敏感肌」という言葉は良く使われていますが、具体的にどのような状態が敏感肌だと決められているわけではありません。

頻繁にニキビなどの肌トラブルが起こりやすい方も、乾燥によりバリア機能が低下している方も、広い意味では敏感肌の一種です。

敏感肌の方は外部刺激によって赤みが出やすいため、まずはバリア機能を高めるため、保湿メインのスキンケアを継続して行う必要があります。

肌へのダメージを軽減するため、紫外線対策を徹底的に行い、メイクも肌への負担が少ないものに変更しましょう。

関連記事:ひどい毛穴の開きは改善方法できる?原因やスキンケア方法について解説

肌の赤みを予防するためのスキンケア方法

既に肌の赤みが強く出ている場合、スキンケアだけで症状の改善を目指すのは難しいでしょう。

まずは正しいスキンケアを行い、これ以上症状が悪化しないように肌の状態を整えることが大切です。

肌の状態が落ち着いている場合は、肌の赤みを予防するため、適切なスキンケアを続けましょう。

また、どんなに優秀なスキンケアアイテムであっても、肌をゴシゴシと擦って摩擦を加えては意味がありません。

肌へダメージを与えないことを前提とし、スキンケアアイテムをなじませる際は手のひらで包み込むようにして浸透させるのが大切です。

同様に洗顔やクレンジングの際も、指の腹を使ってくるくるとなじませるなど、肌を擦らないように注意が必要です。

スキンケアで予防できるのは、先程ご紹介した中でも「乾燥」や「刺激」による肌の赤みです。

それ以外の原因で肌に赤みが出ている場合は、スキンケアに加えて正しい対策が必要となるため、必ず専門医へ相談しましょう。

保湿成分が豊富に含まれる化粧水や乳液の使用

肌の赤みを予防するためには、第一に肌の乾燥を避け、バリア機能を正常化させることが大切です。

肌に刺激となるスペシャルケアは避け、保湿メインの化粧水や乳液を使用しましょう。

肌が乾燥しているところにスクラブやフェイスマスクを使用すると、却って肌トラブルを悪化させてしまう可能性があります。

保湿成分入りの化粧水や乳液を選ぶ際は、「セラミド」入りのアイテムを選ぶのがおすすめです。

セラミドは私たちの肌にも含まれており、細胞と細胞の間を埋める役割を担っています。

保水力も高く肌をうるおいで満たしてくれるため、バリア機能の向上に役立つでしょう。

敏感肌用の低刺激なアイテム

化粧水や乳液の中には、「敏感肌でも使える」などと謳った低刺激なアイテムも多数登場しています。

これらは数あるスキンケアアイテムの中でも肌に優しく、ピリピリ感や赤みが表れにくいのが特徴です。

新しい化粧水を試して肌に痛みを感じたり、火照ったような感覚を覚えたりしたことがある方は、「敏感肌用」の記載を中心にアイテムを選ぶのがおすすめです。

肌の赤みを鎮静する成分

先程もご紹介したように、肌の赤みに対しては第一に保湿を行うことが大切です。

セラミドやヒアルロン酸といった保湿力の高い成分を中心に選ぶのはもちろん、肌の赤みを鎮静する成分が含まれたものもおすすめです。

一番に保湿、二番に鎮静を目指して、配合されている成分を見ながら購入してみましょう。

グリチルリチン酸ジカリウム

「グリチルリチン酸ジカリウム」と聞くと何だかイメージが湧きにくいですが、元々は「甘草」と呼ばれる植物の根から抽出された成分です。

抗炎症作用や抗アレルギー作用があり、肌の赤みやヒリヒリ感を軽減するはたらきが期待できます。

アラントイン

「アラントイン」は医薬品に含まれていることも多い成分であり、傷ついた皮膚や粘膜を修復し健康な状態を目指すはたらきが期待できます。

やけどやニキビの治療に使われることもあり、炎症を鎮めて赤みを落ち着けるのに役立つでしょう。

アロエベラエキス・カモミールエキスなどの植物由来成分

昔から「やけどにはアロエ」といわれるほど、炎症を鎮める作用が期待できると話題のアロエベラエキス。

さらには抗炎症作用に加え、抗菌作用や保湿力も高いカモミールエキスなども肌の赤みに効果的だといわれています。

これらの植物由来成分が配合されたスキンケアアイテムは多数登場しているため、使い心地や香りなどにも注目して選ぶと良いでしょう。

関連記事:ピーリングは毛穴のケアにおすすめ?いちご鼻に効果あり!?

スキンケアで改善できない肌の赤みに有効な治療

乾燥や刺激による肌の赤みは、毎日コツコツとケアを続けることで改善を目指せる場合があります。

これに対しその他の原因が元で赤みが出ている場合、セルフケアでの改善は難しいでしょう。

皮膚科や美容皮膚科などで治療を受けることで、根本的な原因へアプローチし、短期間で改善を目指せます。

ポテンツァ

ポテンツァは専用のハンドピースによって肌に針を刺し、先端から高周波を発生させることで肌の内部に刺激を与える施術です。

創傷治癒効果によってコラーゲンやエラスチンの生成が促進し、肌に弾力やハリがもたらされるほか、適切な薬剤を導入することで患者様一人ひとりに合った仕上がりを目指せます。

ポテンツァに使われるチップの中には、毛細血管の拡張を抑え、赤みの軽減を目指せるモードがあります。

ニキビが元となっている肌の赤みに対しては、ニキビショットで皮脂腺を破壊し、さらなる炎症を防ぐ治療を行うと良いでしょう。

Vビーム

Vビームは毛細血管拡張症や酒さなど、自力ではケアが難しい肌の赤みに対し効率的に改善を目指せる施術です。

Vビームのレーザーは肌の表面にほとんどダメージを及ぼさないことに加え、照射前に強力な冷却ガスを吹き付けることにより、肌を冷やして痛みを軽減できるといったメリットがあります。

狙った部位にのみアプローチができ、ダウンタイムの症状が表れにくいのもメリットといえるでしょう。

Vビームのレーザーは血管内のヘモグロビンにのみ反応する特殊なものであり、毛細血管の拡張を防いで赤みの軽減を目指します。

毛細血管拡張症だけでなく、ニキビ跡の赤みや傷痕などにも効果が期待できるため、様々なタイプの赤みに対応できるでしょう。

イソトロイン

イソトロインは、皮脂腺の活動を抑制することで皮脂の分泌を抑えることができ、ニキビによる赤みの軽減に役立ちます。

継続して内服することでニキビができにくい肌を目指すこともでき、慢性的な肌トラブルに悩んでいる方にもおすすめです。

肌の赤みとかゆみがある場合はどうする?

肌の赤みに加えてかゆみを感じる場合、紫外線や化粧品の成分に反応している可能性が考えられます。

具体的にどの成分でかゆみが出たのかを判断するのは難しいため、最近になって新たな化粧品を試し始めた方は、一旦使用を中止することをおすすめします。

紫外線対策を念入りに行いながら、保湿メインのスキンケアと抗炎症成分の含まれた外用薬・内服薬の使用を検討しましょう。

赤みやかゆみが続く場合、個人での判断で新たな対策を行うのは危険です。皮膚科・美容皮膚科・内科などかかりつけの専門医に相談し、適切なケアを行いましょう。

ダメージを負った肌にこれ以上刺激を加えないよう、我慢できないかゆみは保冷剤で冷却するなどして様子を見るのが大切です。

関連記事:ピーリングのメリット・デメリット、リスクとは?施術の流れについても解説

肌の赤みのご相談ならセレクトクリニックまで

セレクトクリニックは美容皮膚科を中心とした様々な施術をご用意し、患者様一人ひとり異なる肌の状態に合ったプランをご提案しています。

自分では原因が分からないことも多い肌の赤みに対しては、医師や看護師が念入りに相談を受け、適切な施術を探すお手伝いをします。

肌の赤み治療に関しては短時間で受けられるものも多いため、仕事や家事・育児などが忙しい方でも気軽に受けていただけるでしょう。

また、肌の赤み対策は1回の施術で100%改善することが難しいため、症状の度合いに合わせて複数回の施術が必要となる場合があります。

セレクトクリニックは駅近で通いやすい場所にあるほか、過ごしやすくプライバシーに配慮した院内で、通院時の負担を軽減しています。

セレクトクリニックではカウンセリングを無料で受けていただけるため、「まずは話を聞いてみたい」「どんな施術が合うか知りたい」といった方も大歓迎です。

美容クリニックにハードルの高さを感じている方も、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

肌の赤みは慢性化することも多いため、最初の兆候を見逃さずに正しいケアを行うことが大切です。

保湿メインのスキンケアを続けるとともに、自分に合った美容医療で症状の改善を目指しましょう。

敏感肌や乾燥肌が原因となっている場合も多く、日頃の生活習慣を見直すことも重要だといえます。

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