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【医師監修】ニキビ発症の原因から各ニキビの種類まで徹底解説

ニキビとは

ニキビとは

ニキビとは、「毛穴が詰まって、中で炎症が起きている状態」を指します。さまざまな原因により、皮脂や古くなった角質などが毛穴に詰まることで、中でアクネ菌が繁殖。炎症を起こして赤くなったり、膿みが溜まってふくらんだ状態をニキビと称します。
多くの人が体験する、おなじみとも言える症状ですが、「尋常性ざ瘡」という皮膚科の病気の一種。炎症が広がったり、慢性化や重症になることもあり、正しいケアや治療が必要です。

吹き出物も医学的にはニキビと同じです。ニキビは毛穴の奥でできますが、肌の表面で炎症が起こり、かゆみを伴う場合は湿疹とされます。
かつては10代の悩みだったことから「⻘春のシンボル」と言われていたニキビ。しかし近年では20代〜40代など年代を問わずできるケースも急増。若者の「思春期ニキビ」と区別して「大人ニキビ」と呼ばれます。

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ニキビを発症する原因

毛穴の詰まり

ポツポツと目立ってからではなく、実は肌の奥でジワジワとできはじめているニキビ。「過剰な皮脂」と「毛穴の詰まり」、そして「アクネ菌の繁殖」といった基礎条件が揃うと発症しやすくなります。
毛穴の奥には皮脂を分泌する皮脂腺が備わっています。肌が健康な場合は、皮脂は毛穴を通って肌の表面へと排出、ベールのようにうるおいを守る働きをします。
ところが、さまざまな原因により過剰に分泌された皮脂や古くなった角質などで毛穴が詰まると、本来外に出ていくはずの皮脂が中に閉じ込められてどんどんたまっていくということに。皮脂を栄養とするアクネ菌や細菌などの温床になり、ニキビの初期段階である白ニキビができてきます。できはじめのタイミングを見逃さずに、早めにケアすることがこの先の炎症や進行を防ぎます。

栄養バランス

肌のトラブルは、栄養バランスが乱れた結果とも言えます。ニキビにも深く食生活が関係しています。脂っこい食事やインスタント食品、甘いスナック菓子の食べ過ぎは特に注意が必要です。脂肪分や糖分は皮脂の栄養となりやすく、過剰にとると皮脂の分泌も増加。皮脂が毛穴に溜まり、ニキビにつながるというわけです。
また、脂肪分や糖分が体内に入ると、肌を健やかに保つビタミンB群が代謝のために大量に消費されて不足がちに。皮脂分泌のコントロール機能が乱れて肌が脂っぽくなり、ニキビ肌になります。逆にカロリーを抑え過ぎる無理なダイエットも、肌に栄養が行き渡らずに荒れたり、ニキビができやすい状態に。大切なのは、肌やからだを育む栄養を考えながら、バランスよく食べる習慣です。

乾燥

ニキビができるのは、オイリーな肌に限られているわけではありません。10代の思春期ニキビの大きな原因は、過剰に分泌された皮脂。でも20歳以降の大人ニキビは、乾燥した肌にできやすくなります。たとえば「乾燥するのに肌がベタつく」というのも、大人のニキビ肌によくある症状。肌の表面が乾燥すると、皮膚の機能がうるおいを守ろうとしてたくさんの皮脂を出すように働くからです。そして、過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせて、ニキビができるということに…。また、乾燥した肌はターンオーバーの乱れから角質が硬く厚くなり、毛穴を狭めてしまうため、ますます皮脂が詰まりやすい状態になります。ニキビだからといって皮脂を取り除くと、ますます乾燥に傾く大人の肌。スキンケアやサプリメントで肌の内側と外側から乾燥対策を徹底。うるおう肌を育む習慣でニキビも予防できます。

睡眠不足

忙しくて睡眠不足になったとき、ニキビができることが多いのでは?夜更かしや眠りが浅い、また就寝時間が日によってまちまちという場合もニキビのリスクが高まります。
皮膚は眠っている間にダメージを修復して、新しい皮膚をつくっています。寝不足が続くと、修復がうまくいかずにターンオーバーにも影響。古い角質が残ったままになり、毛穴の詰まりとニキビの原因になります。
不規則な睡眠でも、からだのリズムが混乱して、肌細胞を活性させる成長ホルモンの分泌が低下。健やかな肌を育むことが難しくなります。また、パントテン酸を含むビタミンB群が足りなくなるとぐっすり眠れなくなることもあるので、きちんと補う習慣を。
22時〜2時の間にはできるだけベッドの中へ。早寝早起き、規則正しい睡眠がニキビに悩まない肌へのカギと言えます。

ホルモンバランス

生理の前にきまってできるニキビ、そして思春期ニキビには、ホルモンバランスが影響しています。性別に関係なく、私たちは体内に男性ホルモンと女性ホルモンの両方を持っています。男性ホルモンの中には皮脂の分泌を促す働きがあり、生理前には活発に。毛穴のまわりの皮膚を厚くする⻩体ホルモンも同時に活発になり、バランスが崩れ、毛穴が詰まりやすい状態になっています。さらに健やかな肌を保つ女性ホルモンのエストロゲンもうまく作用せず、肌が乾燥。古い角質が毛穴に溜り、ニキビが発症しやすくなります。また、思春期にニキビができやすいのは、成長期でホルモンバランスが崩れやすく、皮脂の分泌が増えることが原因です。
ストレスや食事などで乱れやすいホルモンバランス、生活習慣を見直して意識的に整えることが重要です。

冷え

冬でなくても、手足が冷えるなら、ニキビも心配です。からだが冷えるのは、体内の血のめぐりが滞って、代謝が低下しているから。肌の細部にまで栄養がめぐらずに、健康な肌をつくれなくなっています。冷えが続くことで肌も乾燥し、ホルモンバランスも乱れやすくなり、肌荒れやニキビに悩まされがちになるのです。
夏でも強すぎる冷房や薄着、血行不良につながるタバコは、肌のためにも考えた方がよさそうです。毎日の料理もからだを温める食材を取り入れて。肌のビタミンと言われるビタミンB群は、エネルギー代謝に働き、冷えの改善にも役立ちます。

紫外線

ニキビができやすい肌はいつもより敏感。紫外線によるダメージもより強く感じてしまいます。皮脂は紫外線を浴びることでコメド(面皰)になりやすく、毛穴が詰まりやすい状態に。重ねてアクネ菌が分泌するボルフィリンに紫外線が当たると大量の活性酸素が発生。ニキビをさらに炎症させていきます。
ニキビは日焼けするとシミになりやすいこともあり、徹底した紫外線対策が必須です。肌にやさしいタイプの日焼け止めとあわせて、活性酸素を取り除くビタミンCやビタミンB2を補う内側からのケアも忘れずに。

花粉・大気汚染

からだの一番外側で、紫外線やさまざまな刺激からからだを守っている肌。花粉や大気汚染などの刺激を受けやすく、トラブルを感じやすいと言えます。
春や秋などの季節の変わり目にポツポツと出やすい場合は、花粉の影響にも気を付けて。気候の変化にからだがついていない時期でもあり、花粉が引き金となって肌トラブルが出やすくなります。夏に向けて、皮脂分泌が活発になっていくのも気になります。
また、年間を通して気を付けたいのが大気汚染。細かい粒子の化学物質などが毛穴に入ると皮脂と結び付いて炎症を起こし、ニキビの症状がでることがあります。
刺激に負けないように、日頃から体調管理。肌のターンオーバーとバリア機能を整えておきたいですね。

ストレス

仕事や家事、プライベートに忙しい毎日。知らず知らずのうちにたまったストレスもニキビをつくる原因になっています。
ストレスが積み重なってくると、からだは負けまいとして、炎症を鎮める体内成分を多量に消費します。すると肌の炎症を鎮める分が少なくなって追いつかず、ニキビができてしまいます。同時にストレスを受けると体内に活性酸素が発生。細胞を傷つけて、免疫力が低下することで、ニキビを防ぎにくくなります。さらに活性酸素はコラーゲンなどの美肌成分を攻撃。肌の再生がスムーズにいかず、ニキビが治りにくく、跡ができることにもなります。
きれいな肌のためにも、上手にストレス発散。できるだけおおらかな生活を心掛けたいですね。

間違ったケア

肌にいいと思っていたスキンケアやお手入れが、実はニキビを進行させていることも。たとえば、脂っぽい肌をすっきりさせようとして1日に何度も洗顔するのは禁物。必要なうるおい成分まで落として角質が厚くなったり、肌が余計に皮脂を出そうとして、かえってニキビができることがあります。逆にクレンジングが不十分な場合も、メイクが毛穴に残って、ニキビをつくる原因になります。
肌にとって、こするなどの刺激もよくありません。メイクやマッサージの時に強くひっぱったり、またニキビを触るのも炎症の元に。からだにできるニキビは衣類のこすれでもできやすくなるため、皮脂が気になっても、ゴシゴシとこすり洗いは避けてください。
油分の多いスキンケアやファンデーションも毛穴をふさぎ、詰まらせることでニキビを誘発します。メイク用のブラシやパフも雑菌がつきやすいのでいつも清潔にして使いましょう。
ポツポツが気にならない肌をめざすには、毎日正しいお手入れを重ねることが基本です。

 

思春期ニキビと大人ニキビの違い

思春期ニキビ 大人ニキビ
特徴 額や鼻などのTゾーンを中心に顔全体にポツポツとできるのが特徴です。
成長期で皮脂の分泌が活発になることが主な原因ですが、偏った栄養バランスや寝不足なども引き金になります。家族がニキビで悩まされたという場合は、自分もできる可能性が高く、食事や生活習慣により気を付けることが大切です。日常的に激しい運動をしている場合は、肌の健康を守るビタミンB2が大量に消費されていることも考えられます。
20代以上になってもできる大人ニキビは、くり返しできたり治りにくかったり、さらにニキビ跡が残りやすい美肌の大敵です。あごや口のまわりなど顔の下の部分、フェイスラインにできるのが特徴。膿を持った大きめのニキビがポツポツとできることが多く、目立つのも悩みです。乾燥をはじめ、ストレスや生活習慣、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因が重なることでできる、近年急増している肌トラブルです。スキンケアとあわせて、からだの内側からのケアも重要です。

 

ニキビの種類

できはじめのニキビ

中等症赤ニキビ

ニキビは重症度によって分類されることをご存知でしょうか。ここでは、“中等症赤ニキビ”に着目しながら、ニキビができる原因や、中等症赤ニキビの治療・対策方法について紹介していきます。中等症赤ニキビについての基礎知識を深めていきましょう。

微小面ぽう

微小面皰(びしょうめんぽう)という言葉を耳にしたことはありますか?ニキビの卵ともいわれる微小面皰のうちに対処を行うことで、アクネ菌が繁殖して大きく育ったり、痛みを伴ったりする前にニキビを防ぐことができます。

白ニキビ(閉鎖面皰)

白ニキビは最も初期段階の状態で、毛穴に詰まった皮脂や老廃物が毛穴の内側から盛り上がった状態で、白くプツっとした吹き出物が出ることです。まだ悪化しておらず炎症は起きていません。

黒ニキビ(開放面皰)

白ニキビから皮脂が過剰になって毛穴に詰まると、アクネ菌が増殖しはじめます。毛穴に詰まった皮脂は、やがて芯と言われる脂肪の塊となって毛穴を防ぎます。この状態を放置してしまうと、皮脂が空気に触れて酸化し、黒く目立った吹き出物になり、黒ニキビとなります。

化膿したニキビ

赤ニキビ(赤色丘疹)

皮脂が大量に分泌されると毛穴が詰まってしまい、毛穴に詰まった皮脂を栄養素としてニキビの原因となるアクネ菌が増殖してしまうのです。大量に増殖したアクネ菌により皮膚組織が刺激されて炎症を起こした結果が赤ニキビなのです。

黄色ニキビ(膿疱)

黄色く膿を持つ黄色ニキビにまで発展すると、痛みを伴うようになります。この段階になると、アクネ菌だけでなく、黄色ブドウ球菌までもニキビに入り込んで増殖しているため、炎症が一気に広がってしまいます。

紫ニキビ(嚢腫)

内部に血と膿が溜まって赤紫色に腫れあがっている紫ニキビは、毛穴の周囲にまで炎症が及び、治療後もニキビ痕が残ってしまうことも多いです。

跡が残ったニキビ

ニキビ跡

ニキビ跡は赤くなるもの、茶色(紫色)になるもの、クレーター、しこりになるものなど実に様々です。ご自身がどの種類のニキビ跡なのかを知り、正しいケアや治療を行うことが大切です。不安に感じたら医療機関で治療しましょう。

 

セレクトクリニックで出来るニキビ・ニキビ跡治療

イソトロイン

ビタミンA誘導体を主成分とした薬剤にてニキビの治療を行います。皮脂分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用・抗炎症作用に優れ、通常のニキビだけではなく、重症炎症性ニキビに対しても効果があります。また治療期間終了後もニキビができにくい体質改善にもつながる唯一の治療です。その他の効果として「角栓、毛穴が小さくなる」「肌トーンが明るくなる」「しみが薄くなる」等の肌質改善効果も期待できます。

イソトロイン治療について詳しく

ミックスピーリング

乳酸を主体にグリコール酸・サリチル酸が配合されています。現状のピーリング剤より強い効果が期待できます。施術直後は軽い赤みやわずかなヒリヒリ感が感じられる場合がありますが、数時間程度で改善します。ニキビや小じわ、色などの肌質改善に効果があります。

ミックスピーリング治療について詳しく

サブシジョン

ニキビ跡の凹凸やクレーター治療のために開発された医療用の針治療です。ニキビ跡は様々な原因がありますが、炎症で皮膚の奥の部分が繊維化して真皮と筋膜が癒着してしまい、そのため皮膚が下に引っ張られてクレーターやくぼみとなっていることがあります。その場合、癒着部分に針を通し、癒着を解除することで凹凸やクレーターが改善します。

【医師監修】サブシジョンはニキビ跡の治療に効果的である?治療効果や副作用、特徴などをご紹介

ダーマペン4

髪の毛よりも細い超極細針を使用し、お肌の表面にとても小さな穴を一時的につくって、お肌の自然治癒力(お肌の回復力)を向上させる治療です。このプロセスを経ることでコラーゲンが増え、新陳代謝が促進されることで、色素沈着によるニキビ跡や毛穴の開き、毛穴のたるみ、小ジワといったお悩み改善や肌の衰えを防ぐ効果が期待できます。

ダーマペン治療について詳しく

ヴァンパイアフェイシャル

自分の血小板をダーマペンによって肌の奥へ浸透させることにより、血小板のはたらきを利用して肌の修復力をより高める方法です。古い角質を剥がし、新しい皮膚の再生を促すため、繰り返し治療を行うことによって、ニキビ跡やしわやたるみ、ほうれい線などの肌トラブルを改善していきます。

ヴァンパイアフェイシャル治療について詳しく

ヴェルベットスキン

極細の針で肌に小さな穴をあけて皮膚の治癒力を促進させ綺麗にする「ダーマペン」と、「PRX-T33」という薬剤をマッサージしながら塗り込む「マッサージピーリング」という施術を組み合わせた美容施術です。肌の表面にダーマペンの針を刺して小さな穴をあけ、薬剤が浸透しやすくなっている部分にマッサージピーリングを塗布することで、2つの施術の相乗効果による高い美容効果をもたらし、ヴェルベット(天鵞絨)のように滑らかでツヤのある美肌へと導いてくれます。

ヴェルベットスキン治療について詳しく

TCAピーリング

通常のピーリング剤はお肌の表皮層にのみ働きかけますが、TCAピーリングは真皮層まで浸透するため、お肌の凹みも改善可能です。

TCAピーリング治療について詳しく

ピコフラクショナル

レーザーで肌に微小な穴を空けることで、当てた部分の肌再生を促す治療です。
フラクショナルレーザーを当てられた皮膚は一時的にダメージを受けますが、徐々に新しい皮膚細胞に入れ替わっていきます。そのためニキビ跡、毛穴の開き、肌のハリ・小じわなど改善効果が期待できる治療です。

ピコフラクショナル治療について詳しく

 

料金

施術 料金
イソトロイン内服薬  / 30日分(20mg/1錠当たり) 30,000円 (33,000円 税込)
ミックスピーリング/1回 9,800円 (10,780円 税込)
サブシジョン/1回 100,000円 (110,000円 税込)
ヴァンパイアフェイシャル /初回 89,800円 (98,780円 税込)
ヴァンパイアフェイシャル /1回 99,800円 (税込109,780円)
ヴェルベットスキン /初回 34,800円 (38,280円 税込)
ヴェルベットスキン /1回 46,800円 (税込51,480円)
TCAピーリング/1回 30,000円 (33,000円 税込)
ピコフラクショナル(顔)/1回 39,800円 (43,780円 税込)
ピコフラクショナル(顔)/5回 150,000円 (165,000円 税込)

※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。

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