美しいスタイルを目指すためには、ウエストのくびれやスラッと伸びた手足に加え、シュッと引き締まった小顔も重要なポイントといえるでしょう。

とはいえ一朝一夕で小顔を目指すのは難しく、症状に合った施術が必要です。

今回は顔が大きく見えてしまう根本的な原因から、本気で顔を小さくしたい方におすすめの美容施術までをまとめてご紹介します。

顔が大きく見える原因

そもそも、顔が小さい人と大きい人の違いはどこにあるのでしょうか。適切な対処法を探るためにも、まずは自分の顔が大きく見える原因について考えてみましょう。

エラの発達

顔が大きく見える原因の一つに、エラが張りすぎているケースが挙げられます。

エラは物を噛むときに使われる「咬筋」が発達することで目立ちやすくなり、ホームベースのように角ばったフェイスラインになりやすいのも特徴です。

耳の下あたりを中心にフェイスラインの出っ張りが気になる方や、普段から歯を食いしばる癖のある方などは、エラの発達に注意すると良いでしょう。

たるみ

骨格や筋肉には問題がなくても、皮膚がたるんでいるが故に顔が大きく見えてしまうことがあります。

特に頬や口周り・顎下のたるみはフェイスラインが崩れやすく、顔全体が大きくなったように感じられるでしょう。

たるみは加齢だけでなく、紫外線や摩擦によるダメージ、乾燥など様々な原因によって起こります。

日々の蓄積で起きた過剰なたるみは短時間での改善が難しいため、気づいた段階ですぐに対策を行う必要があるでしょう。

むくみ

一般的にむくみやすいといわれる手足に加え、顔も様々な要因でむくみ、顔が大きく見える原因になります。

水分や老廃物が停滞し排出されないことで起こるため、生活習慣や体質によってはむくみが慢性化しやすいでしょう。

身体が冷えやすい方や、表情筋を動かす回数が少ない方、塩分の多い食事を好む方などはむくみに注意が必要です。

脂肪の蓄積

顔の脂肪は身体に比べて落ちにくいと感じる方も多く、頬や顎・首周りに脂肪が溜まることで顔全体が大きく見える原因となります。

近年はPCやスマートフォンを長時間使用する方も多く、姿勢の崩れから脂肪が垂れ下がり、過度なたるみとなって現れるケースも珍しくありません。

セルフケアで顔だけの脂肪を効率的に減らすことは難しいため、美容医療などを利用するか、もしくは身体と共に大規模なダイエットに挑戦する必要があるでしょう。

骨格の問題

生まれつきの骨格が原因となり、顔が大きく見えてしまう方も少なくありません。

骨そのものが大きかったり一部が突出していたりすると、自分で改善するのは不可能に近く、メイクや髪型を工夫して顔の大きさが目立たないスタイルを心掛けている方も多いでしょう。

骨格の問題は物理的に骨を切ったり削ったりする対策が必要であり、小顔治療に優れたクリニックへ相談することをおすすめします。

セレクトクリニック 大阪院では、生まれつきの骨格が原因で顔が大きく見えてしまう方に向け、骨切りの施術に対応しています。

特に頬骨周辺の突出をなだらかにすることで、フェイスラインがなめらかになり優しい印象に仕上がるでしょう。

削った部分とそうでない部分の接合に違和感が出ないよう、段差をなくして細かなアプローチを行うため、美しい仕上がりを目指せるのも魅力です。

また、セレクトクリニックの骨切り術は、唇の裏側やもみあげなどにメスを入れて行います。

切開部分が目立たないため、骨切り術を受けたことが周りにハッキリと分かることなく、施術後も短時間で通常の生活に戻れるでしょう。

関連記事：HIFU（ハイフ）とは？美容医療における効果について徹底解説

自宅でできる小顔になる方法

顔が大きく見える原因によっては、自宅で小顔になる方法を試すことも可能です。

まずは先ほどご紹介した内容を参考に、自分の症状が何故起こっているのかといった原因を探りましょう。

さらにこれからご紹介するマッサージやエクササイズを継続し、今後の症状悪化を防ぐのもおすすめです。

リンパマッサージ

むくみによって顔が大きく見えている場合、水分や老廃物をリンパ節へ流してあげるマッサージを行うと良いでしょう。

顔には様々なリンパ節が存在しており、そこを目掛けて流すようなマッサージを行うことが大切です。

表情筋エクササイズ

リモートワークなどで他人に会う機会が減っている方や、マスクをつけているために口周りを動かすことが少なくなっている方は、表情筋が衰えている可能性があります。

特に口周りの筋肉が衰えるとたるみやほうれい線が目立つ原因となるため、日頃から積極的にエクササイズを行いましょう。

表情筋を鍛える方法には様々なものがありますが、もっとも簡単なものとして挙げられるのは「あいうえお体操」です。

口を限界まで大きく開け、ゆっくりと「あいうえお」の形を作ります。それぞれ5秒ずつキープし、1日に3セット程度継続して行うことをおすすめします。

また、舌を限界まで出して上下左右に回す運動も効果的だといわれています。

こちらも5秒ずつそれぞれの方向に伸ばしながらキープし、普段使わない筋肉をしっかりと動かしてあげると良いでしょう。

【顔型別】小顔になる方法

単に顔が大きく見えるといっても、原因や状態によって適切な対策が異なります。顔の形に合わせた対策を行うことで、より理想の小顔に近づきやすくなるでしょう。

エラが張っている場合

咬筋が発達していてエラが張っている方の場合、エラ周辺のマッサージを行うことで筋肉のコリを軽減できる可能性があります。

両手をグーの形に軽く握り、第2関節と第3関節の間を使ってエラ周りをぐるぐると刺激してあげましょう。痛みを感じることがないよう、優しい力で行うことが大切です。

また、日常的な歯ぎしりが原因でエラが張っている場合は、就寝中に使えるマウスピースを試してみるのもおすすめです。

マウスピースを使うことで咬筋はもちろん歯へのダメージを抑えられるため、エラの張り以外にも様々なトラブルの防止につながるでしょう。

面長の場合

顔が縦に長い面長さんの場合は、顔の余白を埋めることで長さをカバーできます。

額の広さをカバーするために前髪を作ったり、目の周りの余白を埋めるために伊達メガネをかけたりすると良いでしょう。

顔全体が大きく見えるのを防ぐには、ヘアカラーを少し暗めに調節し、収縮して見えるように工夫するのもおすすめです。

また、面長をカバーするのにピッタリのメイク方法も挑戦する価値があります。

眉を長めに書いてパーツが中央に集まるのを防いだり、チークを丸く広めに入れることで余白をカバーしたりすると良いでしょう。

額や顎周りなど、面長具合が気になりやすい部位にシェーディングを入れるのも方法の一つです。

骨格がしっかりしている場合

骨格がしっかりしていたり凸凹したりしているが故に顔が大きく見える場合、自力で改善を目指すのは困難です。

そのため、先ほど面長の見出しでご紹介したメイクテクや、ヘアスタイルを調整しながら顔の大きさをカバーすると良いでしょう。

シェーディング・ハイライト・チークなど、ベースメイクに時間をかけることで顔の大きさが気になりにくくなります。

すぐに小顔になる方法なら美容施術がおすすめ

これまでご紹介したセルフケアは、あくまでも今後の症状悪化を防ぐ目的で行うものであり、現在のお悩みを即座に改善できるものではありません。

自力で行うために左右差が出てしまったり、変化が出るまでに時間がかかったりするため、根本的な解決とはならないでしょう。

そんな方のために、美容医療では様々な施術を用いて小顔治療が行われています。

今回はセレクトクリニックで人気の小顔治療を4種類ピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

インモードVリフト

インモードVリフトとは、その名の通りV字型のスリムなフェイスラインを目指すための施術です。

FORMAとミニFXと呼ばれる2種類のマシンを使い、それぞれの役割を最大限に発揮することで顔痩せを実現します。

FORMAは肌の真皮層まで届く高周波を使い、熱の力によって組織を引き締める目的で行われます。

温度は38℃から43℃の間になるよう設定されるため、肌表面への熱ダメージを最小限に抑え、火傷の心配がなく安心して受けられます。

肌の内部ではコラーゲンやエラスチンといった成分の生成が促進されるため、施術後も長時間ハリ感を実感できるでしょう。

ミニFXはラジオ波による施術であり、肌の表面をハンドピースが吸引することで効率的に熱を届けられる点が魅力です。

熱に弱い脂肪組織を熱の力で溶解し排出を促すことで、脂肪の多い部分を効率的にケアできるでしょう。

いずれのマシンもダウンタイムがほとんどなく、実生活に戻るまでに時間を必要としないため、周りに美容医療を受けたことを知られたくない方にもおすすめです。

ハイフ

セレクトクリニックでは小顔治療の選択肢としてハイフを扱っており、下記のように「ウルトラセル2」と「ウルトラフォーマーⅢ」の2種類に分かれています。

それぞれの違いについて確認しておきましょう。

ウルトラセル2

ウルトラセル2は大きく分けて3種類の使い方があり、様々な悩みを持つ患者様に効果が期待できます。

ウルトラフォーマーⅢと同じHIFU治療が受けられるのに加え、真皮のコラーゲン生成を促進させて肌にハリ感をもたらす高周波、肌の細胞促進を促すレーザーも搭載しています。

いずれもメスを使わずに症状の改善が期待できるため、痛みが不安な方や、ダウンタイムを最小限に抑えたい方にもおすすめです。

ウルトラフォーマーⅢ

ウルトラフォーマーⅢは切らないたるみ治療として人気のHIFU（ハイフ）治療の一種であり、従来では叶わなかった様々な機能を搭載しています。

その一つがSMAS筋膜へ効率的に熱刺激を加えられることであり、衰えがちな筋膜をしっかりと引き締め、肌を土台から引き上げることが可能です。

同時に脂肪層の溶解やコラーゲン・エラスチンの生成促進も叶うため、まさに一石二鳥以上の役割が期待できるでしょう。

エラボトックス

エラボトックスとは、エラが張っている部分にボツリヌストキシンを注入することで、筋肉の発達を抑えてフェイスラインを整える施術です。

セレクトクリニックでは厚生労働省の認可を受けたアラガン社のボトックスや、リーズナブルに試せる韓国製のボトックスを両方取り揃えているため、希望に合わせて選べるのもポイントです。

施術から徐々に効果が現れ、継続して施術を受けることでより効果が長続きしやすくなるといった特徴があります。

骨切り

骨切りは、セレクトクリニックの大阪院のみで対応している施術です。文字通り「骨を切る」ことで出っ張っている部分をなくし、物理的に小顔を目指します。

単に目立つ部分だけを切除するのではなく、問題のない部分との繋がりを違和感なく仕上げるために、接合部を削って調整しながらなめらかなフェイスラインを目指します。

骨切りと聞くとダウンタイムが長いのではないかと不安に思う方もいますが、セレクトクリニックの骨切りは口の中やもみあげなど傷跡が目立ちにくい部分からアプローチを行います。

これにより施術後も実生活に支障を及ぼしにくく、大きな変化を求めている方も挑戦しやすいといえます。

脂肪吸引

脂肪が多く顔のサイズが大きく見えてしまう方におすすめの施術が脂肪吸引です。

脂肪が多く付きやすい頬や顎下にアプローチすることが多く、いずれの場合も身体の脂肪吸引に比べてリーズナブルな料金で挑戦できるでしょう。

脂肪吸引では物理的に脂肪細胞を減らすことができるため、ダイエットで脂肪の減少を目指す場合に比べ、リバウンドしにくいといったメリットがあります。

体重の増加に伴い顔に脂肪が付きやすい方や、一度付いた脂肪が落ちにくいと感じる方は、脂肪吸引による小顔対策を検討してみてはいかがでしょうか。

糸リフト

たるみによってフェイスラインのバランスが崩れて顔が大きく見えてしまっている方は、糸リフトでたるんだ皮膚を持ち上げることで小顔を目指せる場合があります。

一般的な糸リフトは溶ける糸と溶けない糸のいずれかが用いられていますが、溶けない糸は違和感が残る仕上がりになったり、時間が経つにつれて糸が見えてしまったりするリスクが伴います。

セレクトクリニックの糸リフトは全て時間経過とともに吸収される糸を使っており、体内でトラブルを起こしにくいのがメリットです。

また、糸リフトは物理的に肌を持ち上げる効果のほか、肌の内部を刺激することでコラーゲンやエラスチンが生成されやすくなるといった効果も期待できます。

これにより内側から弾けるようなハリ感をもたらし、若々しい印象を目指せるでしょう。

関連記事：頬の脂肪吸引とテスリフト【糸リフト】の同時施術 セレクトスモールリフトとは

小顔施術の料金

セレクトクリニックで顔痩せにおすすめの美容医療は主に以下の3種類です。それぞれの特徴を理解し、自分に合うものを選択しましょう。

小顔になる方法についてのよくある質問

セレクトクリニックの小顔治療について、いただくことの多い質問にまとめて回答します。

1日で小顔になる方法はありますか？

たった1日で劇的に小顔を目指すためには、美容医療による施術を受けることがおすすめです。

セルフケアでは変化が現れるまでに時間がかかるほか、自力で行うことによって左右差が出やすいなどのデメリットがあります。

美容医療では経験豊富な医師が患者様一人ひとりに合った施術を提案できるため、より効率的に小顔を目指せるでしょう。

小顔になる習慣はありますか？

日頃の習慣で劇的に小顔を目指すことはできませんが、顔が今よりも大きくなるのを予防することは可能です。

特にエラの張りを防ぐため、歯ぎしりや硬いものばかり食べる・片方ばかり使って物を噛むといった癖をなくすことが大切です。

必要に応じてマウスピースを使いながら、エラの張りを抑えましょう。

また、脂肪によって顔が大きく見えるのを防ぐため、顔や身体に脂肪が付かないように注意することが大切です。

急激な体重増加を防ぐため、日頃から適度な運動・バランスの良い食事・良質な睡眠を心掛けることが大切です。

小顔マッサージは効果がない？

先ほどご紹介したような小顔マッサージは、骨格自体が大きいわけではない場合、毎日の継続で一時的な効果を得られるでしょう。

もちろん左右差が出たり思ったような効果が現れなかったりすることも多いため、しっかりと小顔を目指したい場合は美容医療を検討することが大切です。

関連記事：顔が痩せる方法とは？すっきりとした小顔を手に入れるためのアプローチ

まとめ

顔の大きさはメイクやヘアスタイル・ファッションのコーディネートなど様々なポイントに影響を及ぼすため、しっかりと対策が必要です。

自宅でできる対策を続けながら、自分に合った美容医療で根本的な解決を目指しましょう。