二重あごや頬のふくらみなど、顔の脂肪が気になる女性も多いのではないでしょうか。
しかし、顔の脂肪は落ちにくいため、ダイエットを始めてもなかなか効果が出ずに諦めてしまうこともあるでしょう。
そこで、この記事では、顔痩せを望む方のために、顔の脂肪が落ちにくい理由や落とす方法、当院で行っている顔の脂肪吸引について詳しく解説します。
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顔の脂肪が落ちにくい理由
ダイエットを頑張っても、なかなか顔が痩せないのはなぜなのでしょうか。
顔の脂肪が落ちにくい理由について解説していきます。
顔の脂肪は最後に燃焼されるため
ダイエットをしてもなかなか顔が痩せないのは、他のパーツと比べて脂肪が燃焼しにくいためです。
ダイエットをすると、体に蓄積した脂肪は全体的に痩せていきます。
しかし、顔の脂肪は全身の脂肪が燃焼された後に燃焼されるため、目に見えた効果が出るまでは時間がかかってしまうのです。
筋肉が衰えているため
顔には目や鼻、口などを動かす「表情筋」という筋肉があります。
ダイエットをしているけど、二重あごや頬下のふくらみがなくならないという場合は、この筋肉が衰えて、脂肪がたるんでしまっている可能性が考えられます。
筋肉は加齢によって衰えていきますが、スマホやパソコンを使う機会が多く、無表情でいる時間が長い方も筋肉が衰えがちです。
普段から顔のマッサージをしたり、表情筋を使うよう心がけましょう。
むくみやすいため
顔が太って見えるのは、脂肪だけではなく「むくみ」が原因かもしれません。
むくみは、余分な水分が皮膚の下にある皮下組織に溜まっている状態です。
疾患によって起こるケースもありますが、生活習慣の影響で血液やリンパの流れが悪くなってむくんでいる場合があります。
むくみの原因となるのは、
- 塩分・水分の摂りすぎ
- アルコールの飲み過ぎ
- ストレス
- 睡眠不足
- 運動不足
- 冷え
- 水分不足
- 長時間同じ姿勢でいる
などです。
むくみがある方は、まずは原因をしっかりと突き止めて、バランスを考えた食事や規則正しい生活を心がけることをおすすめします。
顔の脂肪を落とす方法
顔の脂肪は、日常的なマッサージやエクササイズの他にも美容外科手術で落とすことも可能です。
それぞれのポイントをチェックしてみましょう。
マッサージ
顔のマッサージは表情筋を刺激してコリをほぐすことで、血流やリンパの流れを促す効果が期待できます。
たるみやむくみの解消に役立ちますが、継続的に行わないと効果が期待できません。
引き締まった印象の顔を目指したい方は、日常のケアに取り入れてみてください。
表情筋のエクササイズ
顔の筋肉が衰えていると感じる方は、しっかりと表情筋を動かして、筋肉を鍛えるエクササイズをしましょう。
筋肉はすぐに鍛えられるものではありません。
継続的にエクササイズ続けて、普段から口角を上げる・口を大きく動かして話す・意識的に表情を作るなどを、日常的に意識することが大切です。
バッカルファット除去
バッカルファットとは、皮下脂肪よりも深いところに存在する脂肪の袋です。
若い時は頬の高い位置にありますが、老化が進むにつれ位置が落ち、ほうれい線やマリオネットラインの原因になります。
バッカルファット除去をすることで、すっきりとしたシャープな輪郭になります。
しかし、バッカルファット除去には適正があるので、信頼できる医師の元治療を受けるようにしましょう。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は、痩せたい部位の皮膚内に有効成分を注入することで、皮下脂肪が血中を経て、尿や便として排出されるという、とても気軽に行える痩身治療法です。
以前まではお顔に打つと腫れることもありましたが、最近では新しい薬剤が開発されダウンタイムなく治療を受けることが可能になりました。
クリニックによって取り扱っている薬剤も異なるので、予約時にしっかり確認するようにしましょう。
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脂肪吸引
通常のダイエットでは、顔の脂肪が落ちるまでには長期間かかります。
脂肪吸引は1度で効果を実感できるので、ダイエットが長く続かない方にもおすすめの方法です。
脂肪吸引は希望部位の脂肪をピンポイントで施術できるので、ここをスッキリさせたい、ここの脂肪は取りたくない、など理想の輪郭を手に入れることが可能です。
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顔の脂肪吸引について医師が解説
顔の脂肪吸引はどのように行われるのでしょうか。施術の特徴やダウンタイム、安全性について解説します。
施術の特徴
脂肪吸引は皮膚を切開したあと、カニューレ(吸引管)を挿入して脂肪を吸引する手術です。
美容外科の輪郭形成術としてスタンダードな方法であり、頬やあご下の脂肪を吸引し美しいフェイスラインへ仕上げます。
頬やあご下などの脂肪が厚く輪郭がはっきりしない方は、脂肪吸引を行うことでスッキリと引き締まった輪郭を手に入れられます。
脂肪吸引の安全性について
メスを使う手術は、技術不足によるトラブルや感染症などのリスクが伴うので、技術と経験のある医師が行うことが重要です。
脂肪の厚みや骨格、筋肉などの状態をチェックし、吸引部位や吸引量を見極めることがリスク低下や美しい輪郭デザインにつながります
当院は5万症例以上の執刀経験のあるベテラン医師が、細心の注意を払って手術を行います。
お電話やカウンセリングでもご質問は受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
ダウンタイムや経過について
施術後は、痛み・腫れ・内出血・むくみなどが起こります。
現れる症状や度合いは個人差がありますが、時間の経過とともに治るため心配はいりません。施術後は化膿止め・腫れ止め・痛み止めを出していますので、必ず服用してください。
患者様によっては通常よりダウンタイムが必要になり、普段の生活を送れるようになるまでに時間がかかるケースもあります。
日常生活の行動も制限されるので、スケジュールを考慮して施術を受けましょう。
- シャワー:2日目から(傷口を濡らさないようにしてください)
- 洗顔・化粧:2日目から(傷口を濡らさないようにしてください)
- 洗髪:3日目から(軽く行う程度にしてください)
- 入浴:1週間目から
また、お酒は3日後から、顔のマッサージや激しいスポーツは1ヶ月程度控えてください。
※施術日から5〜7日後にガーゼ交換・抜糸、1ヶ月後に経過観察のため診察の予約をいただいております。
症例写真
※顎脂肪吸引×バッカルファット:1ヶ月後経過
※顎下脂肪吸引:施術前・施術直後
※フェイスライン脂肪吸引×スレッドリフト:3ヶ月後
※フェイスライン脂肪吸引
値段
当院では、頬と顎下の脂肪吸引をご用意しています。
施術部位 | 値段 |
頬 | 250,000円 (税込275,000円) |
顎下 | 250,000円 (税込275,000円) |
頬+顎下 | 400,000円 (税込440,000円) |
よくある質問
脂肪吸引について、よくある質問をご紹介します。
リバウンドすることはありますか
一度増えた脂肪細胞は、減量によってやせても減少しないことがわかっています。
やせることによって脂肪組織が減るのは、肥大した脂肪細胞が小さくなるため。なので、ダイエットは、脂肪細胞が元に戻りやすくリバウンドしやすいのです。
脂肪吸引は脂肪細胞そのものを吸引して除去するため、リバウンドの心配は極めて少ないでしょう。
凸凹になる心配はありますか?
施術をする際には、皮膚の表面が凸凹にならないように、均一に脂肪を吸引することが重要です。
また、一度に大量の脂肪を除去してしまうと凸凹になる可能性があるため、過度な吸引はおすすめできません。
当院では、知識と技術力のある経験豊富な医師が的確な施術を行います。
施術前のカウンセリングでは、患者様の希望の仕上がりを共有し、最適な施術方法をご提案します。
傷跡は目立ちますか?
脂肪吸引の手術は数ミリ程度切開したあと、極細のカニューレを使用して吸引します。
切開部に小さく薄い傷跡は残りますが、耳たぶの裏や顎の下のためほとんど目立ちません。
腫れについて教えてください
腫れ方には個人差がありますが、施術後の腫れは2〜3日をピークに落ち着いていきます。
大きな腫れは2週間程度続き、落ち着くまでは3ヶ月程度かかるでしょう。
むくみは1〜2週間程度をピークに引いていき、内出血は2〜4週間程度で落ち着くことが多いです。
脂肪をとったら顔がたるみませんか?
皮膚には伸縮性があるため、通常であれば脂肪吸引後は徐々に皮膚が縮んでいくものです。しかし、一度に大量の脂肪を吸引すると、余った皮膚がたるむ場合があります。
また、高齢の方は、加齢による皮膚の伸縮性の低下から、たるみが起きるリスクが高くなることもあります。
たるみを防ぐには、適度な吸引量を判断し、皮膚を綺麗に接着させるために施術後の圧迫をしっかりと行うことが大切です。担当医師のアドバイスをよく聞き、正しいアフターケアを行いましょう。
まとめ
顔の脂肪は燃焼されにくいため、ダイエットではなかなか落とすことができません。
ひと口に「顔痩せ」といっても、むくみや筋肉が関係している場合もあるため、原因に合った方法を試すのが重要です。
脂肪吸引は即効性があり、確実にダイエット効果が期待できる治療法です。
マッサージや表情筋のエクササイズでは効果がなかった方や、1度で効果を実感したい方は、顔の脂肪吸引をぜひ検討してみてください。