ピコトーニングは最新のレーザー治療機器「ピコレーザー」の照射モードの1つです。
セレクトクリニックではアメリカのサイノシュア社が開発した世界初の医療用ピコ秒レーザーを全4院に設置しています。
シミやそばかす、肝斑、くすみなど幅広い肌の悩みに対してレーザーで効果的にアプローチします。
ピコレーザーは非常に短いピコ秒(1兆分の1秒)でレーザーを照射するため、従来のレーザーと比べて肌へのダメージが少なく、ダウンタイムがほとんどないのが特徴です。
施術後すぐに日常生活に戻ることができるため、忙しい人にも人気があります。
ピコトーニングはメラニン色素にピンポイントで働きかけ、シミやくすみを薄くするだけでなく、肌のトーンを均一に整えてハリや弾力を取り戻す効果もあります。
ピコシュアの特徴
美肌治療に特化した医療機器
世界初のピコレーザーであり、最も古くから実績と信頼を勝ち取ってきた自信を持って勧められる一台です。
日本人の肌質に最適な設定が可能で、シミやそばかすを除去する美肌治療に特化しています。ピコレーザーは2024年現在5種類ありますが、メラニンの吸収率が高い755nmの波長を出すピコレーザーはピコシュア唯一であり、他の波長と比べても肌に負担が少ない・ダウンタイムが少ない、リスクが少ないながらもしっかりとシミの色素を狙い落すことができる機器です。
ピコシュアは、厚生労働省及びアメリカFDAより認可が降りた安全かつ信頼性のある治療器です。
ピコレーザートーニングで期待できる効果
シミ・そばかす・くすみ
顔全体に低出力のピコレーザーを照射できるため、メラニン色素が原因で起こっているようなシミ、そばかす、肌のくすみに効果が期待できます。
従来のレーザーでは破壊できなかったような小さなメラニン色素にも反応するため、他の施術では取り切れなかったようなシミにも向いた施術です。
肝斑
肝斑は左右対称にできる褐色のシミです。
Qスイッチレーザーのような従来のレーザーでは、レーザーのパワーが強く、肝斑の症状を悪化させてしまう可能性がありました。
しかしピコトーニングは低出力のレーザーを照射できるため、症状を悪化させることなく肝斑の治療が可能です。
毛穴の開き・肌のハリ
肌の内側にある真皮層の線維芽細胞を活性化させることで、肌にとって大切な成分であるコラーゲンやエラスチンを生成しやすくします。
また皮脂腺に作用して、皮脂分泌を抑える働きも期待できます。
肌のハリや毛穴の開きが気になる方に向いた施術です。
肌質改善
低出力のレーザーによって真皮層が刺激されることで自然治癒力が働き、肌の再生を促すコラーゲンやエラスチンの生成が活発になります。
ピコトーニングは毛穴開きの改善にも効果が期待できます。
ピコトーニングは真皮にある皮脂腺を引き締め、皮脂の分泌を抑えることが可能です。
結果として毛穴が目立たなくなり、肌質の総合的な向上が期待できます。
肌表面だけでなく真皮層にも働きかける
ピコシュアを照射した後は、肌表面だけでなく真皮層にもその影響が及ぶため、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のハリや弾力の向上・毛穴の開き・ニキビ跡の改善などの効果が期待できるため、肌質そのものが改善されていきます。
安全性・効果が認められたレーザー機器
ピコシュアは、米国FDA(日本の厚生労働省のような組織)に、色素性病変(シミ・肝斑等)・しわ・ニキビ跡に関する承認を受けています。
ピコ秒レーザーは日本国内でも数多くのレーザー機種がありますが、広い分野でFDAの認可を受けているのはピコシュアのみです。
関連記事:【シミ・そばかす・肝斑】ピコレーザートーニングで透明感あふれる素肌に!
ピコレーザートーニングで効果を実感するタイミング
1回の施術で感じる効果
- 薄いシミやくすみの改善
- 肌のトーンアップ
- 肝斑の改善
- 毛穴の開き、ニキビ跡の改善
低出力で皮膚の浅い層にピンポイントで作用するため、肝斑の改善が期待できるだけでなく、副作用のリスクも抑えられます。
さらに、真皮層への刺激によりコラーゲン生成を促すため、肌のハリ・ツヤの改善やトーンアップなどの美肌効果も期待できます。
ピコトーニングは低出力で広範囲に照射するため、ほとんど痛みを感じないとされています。
パチパチとした軽い刺激を感じる程度です。
より高い効果の出やすい目安の回数
ピコトーニングは1回で大きな変化をもたらす治療ではなく、施術回数を重ねることで穏やかにシミや肝斑などの肌悩みを改善していく治療です。
肌の状態にもよりますが、シミや肝斑を改善して肌のトーンアップなど肌質改善効果を十分に実感するためには、1クール15〜20 回ほどの施術回数が推奨されています。
また、症状が改善した後も定期的に治療を受けることでメラニン色素の蓄積を予防することができ、肌の状態を維持しやすくなります。
ピコトーニングの施術間隔は基本的には4週間に1回が推奨されています。
医師の診察の結果より効果がより見込めるとと判断された場合は、5回目までは2週間に1回、5回目以降は4週間に1回の間隔で10回1クールなど肌状態や目標とする肌質に合わせ治療を行うことも可能です。
ピコフラクショナルやピコスポットとの違い
ピコフラクショナル
ピコフラクショナルは、レーザーを細かい点状に照射して真皮のコラーゲンやエラスチンを増加させる治療法です。
皮膚表面には穴を開けず真皮層の細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促進し、ニキビ跡のクレーターや毛穴などの改善、肌質改善などに効果が期待できます。
古い角質が取れ、新しい肌に生まれ変わるため、くすみのない透明感のある肌質への改善も望める施術です。
一般的には、最低でも3~5回程度繰り返すことで効果を実感できるようになります。
はじめのうちは2週間~1か月に1回の頻度で通い、効果を実感できたらメンテナンスとして間隔をあけて定期的に続けると効果を維持しやすくなります。
ピコスポット
ピコスポットは高出力のレーザーを気になるシミやそばかすにピンポイントで照射して除去する治療法です。
照射時間がピコ秒と非常に短く、肌へのダメージが少ないため、ダウンタイムが少ないことが特徴です。
また熱ではなく衝撃波による照射で、従来のレーザーと比較してより細かい微粒子サイズまでメラニン色素を破壊し、シミを改善します。
即効性が高いため、1回で効果を実感できる場合もあります。
ほとんどの場合、1~3回程度の施術でシミの除去が目指せるでしょう。
施術後1週間程度でかさぶたができ、自然に剥がれ落ちます。
シミ取りの施術後は患部を保護するためにテープを貼ることが一般的でしたが、ピコスポットは基本的には保護テープを貼る必要がありません。
関連記事:美肌治療やタトゥー除去にも効果的なピコレーザーとは?
セレクトクリニックのピコレーザートーニングについて
当院のピコレーザーは数あるピコレーザー(ピコ秒レーザー)の中でもシミ・しわ・ニキビ跡・タトゥー除去の分野において米国FDA(日本の厚生労働省のような組織)の認可を取得している唯一の機器であるピコシュアを用いて治療を行っています。
トレーニングを積んだスタッフが治療を行うため、安全な施術が可能です。
ピコシュアはレーザー業界世界最大手の「サイノシュア社」が開発した医療用レーザー機器で、一般的なIPL(ミリ秒の光治療)やQスイッチレーザー(ナノ秒のレーザー治療)よりも1000分の1秒早い、1兆分の1秒という単位でレーザーを瞬時に照射できる点が特徴です。
照射時間が短いため、お肌への負担を減らし、効率よく施術を行うことができ、施術後に絆創膏をする必要もなくそのままご帰宅でき、翌日にはメイクも可能です。
ピコシュアには3つの照射モードが搭載されており、シミだけでなく、くすみや小じわ、毛穴の開き、ニキビ跡など、様々な肌の悩みに対して治療を行うことができます。
【Q&A】ピコレーザートーニングについてのよくある質問
Q1.施術中の痛みはありますか?
ピコトーニング:照射部位がチリチリするような痛み
痛みの感じ方には個人差がありますが、通常は施術後にお冷やしすることで対応可能なことが多いです。
痛みの気になる方は施術前に麻酔のクリームをつけていただき、痛みを最小限に抑えて治療を受けることができます。
Q2.施術後に気を付けることはありますか?
日焼けを避けるよう、UVケアをきちんと行ってください。
治療直後は肌が敏感になっていますので、患部への刺激を抑えるため、むやみに触れたりこすったりしないようにしてください。
洗顔の際もやさしく肌に触れてください。
Q3.施術のリスク・副作用はありますか?
ピコシュアは短時間で照射するため、周囲組織へのダメージが少ないという特徴があります。
カサブタにもなりにくく、施術後にテープやガーゼを貼る必要もありません。
そのためダウンタイムも短いことが特徴です。
照射直後は一時的に赤みがでますが、1~3日程度で改善することが多いです。
施術当日からお化粧もしていただけます。
稀に反応性色素沈着、白斑・色素脱失、炎症・毛嚢炎など起きる可能性があります。
Q4.ピコレーザーが受けられない方はいますか?
光過敏症・光アレルギーの方、妊娠・授乳中の方、ケロイド体質の方、てんかん・光に当たると痙攣を起こしやすい方、過度の日焼けをされている方、金の糸を使用した経験のある方、血液をサラサラにするお薬を内服中の方、ペースメーカー装着ならびに重篤な心疾患をお持ちの方、治療部位にヘルペスをお持ちの方、などです。
大変恐れ入りますが、当院では安全性を第一に考え、該当する方の施術は行っておりませんので、あらかじめご了承 ください。
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まとめ
ピコレーザートーニングは弱い出力のピコレーザーを全顔へシャワーのように照射することで、シミやそばかす、肝斑など幅広い肌悩みを改善する施術です。
それ以外にも、くすみを消して肌全体をトーンアップしたり、毛穴を引き締めてハリを取り戻したりなど、顔全体のアンチエイジングに効果を発揮します。
ただしピコレーザートーニングは、複数回以上受けることで徐々に効果を実感できる施術です。
1回でシミが完全に消えていないからといって、すぐに諦めてはいけません。