「どうしても痩せたい部分があるのに、ダイエットや運動ではなかなか効果が出ない」
「手軽に痩せられる方法が知りたい」
ダイエットが上手くいかず、ご自身の体型に悩みを抱えている方は少なくあありませんが、ダイエットは継続的な食事制限や運動が必要です。
このように、ダイエットで挫折した経験がある、リバウンドした経験があるといった方には、直接脂肪を除去できる脂肪吸引がおすすめです。
本記事では、脂肪吸引1回あたりに痩せられる体重や施術を受けるメリット・デメリットのご紹介とあわせて、脂肪吸引に向いている方の特徴や施術の流れについても解説します。
理想のボディラインを手に入れるための一歩を踏み出すための参考にしていただければ幸いです。
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脂肪吸引とは?
脂肪吸引は、皮下に専用の吸引管(カニューレ)を挿入し、余分な皮下脂肪を取り除く美容施術のことです。
施術を受けると理想のボディラインが得られるだけでなく、脂肪細胞の数自体が減少するため、一度施術を受けた部位は太りにくくなるといった特徴もあります。
苦しい食事制限や運動をしなくても、施術を受けることで挫折することなく気になる部分の脂肪を減らし、ボディラインを整えることができます。
一度の手術で吸引できる脂肪の量は体重の3〜5%
脂肪吸引は脂肪と同時に血液も吸引するため、一度に大量の脂肪を除去すると血液まで大量に吸引してしまい、身体に大きな負担がかかります。
そのため、脂肪吸引によって一度に吸引できる脂肪の量は、体重の3〜5%と定められています。
たとえば、70kgの方の場合、2.1kg〜3.5kgの脂肪が吸引できる量となります。
手術の回数を2~3回に分けることで多くの脂肪を除去できる
一度の脂肪吸引の施術で除去できる脂肪の量には限界があるため、より多くの脂肪を除去したい場合は2〜3回に分けて施術を受けるようにしてください。
複数回に施術を分けることで、毎回3〜5%の脂肪を取り除くことが可能です。
なお、同じ部位への再施術は3〜6か月の間隔を空けることが必要です。
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脂肪吸引の適応となる部位
実際にセレクトクリニックで脂肪吸引を受けられた方の写真とともに、どのような部位に対して適応となるのかをご紹介します。
お腹
内臓脂肪は比較的落ちやすいですが、皮下脂肪は燃焼されにくく、しぶとく残りやすいです。
そのため、「ダイエットを頑張ったけどどうしてもお腹の肉が落ちない…」と脂肪吸引をご希望される方はかなり多いです。
-リスク:筋肉痛・内出血・腫れ・浮腫み・ごく稀に感染・血腫・腹膜損傷・感覚異常-費用:税込¥1540000-1.jpg)
二の腕
二の腕や肩回りも脂肪吸引の適用部位となります。
特に、夏場に肩を出したりノースリーブを着ることの多い方や、結婚式を控えている方からのお問い合わせが多いです。。
-リスク:筋肉痛・内出血・腫れ・浮腫み・ごく稀に感染・血腫・腹膜損傷・感覚異常-費用:税込¥440000-※物品代、麻酔代別途.jpg)
下腿
下腿というのは股関節よりも下の部位を指し、脂肪吸引の適応となるのは太もも、お尻、膝回りです。
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脂肪吸引のメリット
脂肪吸引で脂肪を減らすメリットを3つ紹介します。
- 食事制限やダイエットが必要ない
- 部分痩せができる
- リバウンドしづらく長期的な効果を見込める
食事制限やダイエットが必要ない
脂肪吸引は体に溜まった脂肪をカニューレで直接除去するため、食事内容や運動量に影響されずに体重を減少させることができます。
そのため、脂肪吸引なら食事制限や運動が苦手な方でも、効果的に体重を減らすことができる手段の一つといえます。
部分痩せができる
脂肪吸引は、特定の場所だけを吸引することが可能な施術です。
身体のスタイルは崩さず余分な脂肪のみの除去することで、身体の一部にコンプレックスがある方でも理想のボディラインを目指すことが可能です。
リバウンドしづらく長期的な効果を見込める
脂肪吸引を受けていただくと、脂肪細胞の数も減少するため、リバウンドしにくくなります。
そのため、一度手に入れていただいたボディラインを長期的に保つことができます。
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脂肪吸引のデメリット
メリットの多い脂肪吸引ですが、施術によるデメリットもあるため注意が必要です。
- 施術費用が高い
- 内臓脂肪は取り除けない
- ダウンタイムがある
施術費用が高い
脂肪吸引は保険適用外の自由診療であるため、全額をご自身で負担することになります。
1回の施術にかかる費用は、約20万円から30万円程度ですが、この金額は1部位の目安費用となるため、複数部位の施術を行う場合は、総額がさらに高くなります。
また、脂肪吸引の施術の費用だけでなく診察代や麻酔代、術後のケア代なども必要となります。
内臓脂肪は取り除けない
脂肪吸引は皮下脂肪を対象とした施術であり、内臓脂肪は除去することができません。
そのため、脂肪吸引は外見の改善には効果的ですが、健康面の改善のために内臓脂肪を除去したいといった場合には不向きの施術です。
ダウンタイムがある
脂肪吸引は、施術後に痛みや腫れなどのダウンタイムが生じ、個人差もありますが数週間続くケースもあります。
そのため、脂肪吸引を検討する際は、術後のダウンタイムに備えて知識を付けておく必要があります。
また、ダウンタイムの期間を考慮したうえでスケジュールを組むことも必要です。
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脂肪吸引はこんな方におすすめ
脂肪吸引がおすすめな方の特徴をご紹介します。
- 体の一部だけ痩せたい方
- 短期間で痩せたい方
- 食事制限や運動をせずに手軽に痩せたい方
体の一部だけ痩せたい方
脂肪吸引は、太ももや二の腕、お腹といった特定の部位の脂肪除去ができる施術です。
身体の一部だけにコンプレックスがあるといった方にとって、脂肪吸引は有効な選択肢の一つとなります。
短期間で痩せたい方
短期間で痩せたい方にとっても、脂肪吸引は有効な方法となり得ます。
本来、一般的なダイエットは効果が現れるまでに数か月かかることが多いです。
しかし、脂肪吸引は施術を受けるだけで脂肪を取り除くことができるため、短期間での効果が期待できます。
食事制限や運動をせずに手軽に痩せたい方
食事制限や運動が苦手という方にも、脂肪吸引は有効な施術です。
脂肪吸引は食事制限や運動の必要がなく、ダウンタイム中に体の調子を整える食生活を心がければ、健康面での相乗効果も期待できます。
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脂肪吸引の施術の流れ
脂肪吸引の施術を受ける際の流れを、以下の4つのステップに分けてご紹介します。
- カウンセリング
- 事前健診
- 施術
- 術後健診
カウンセリング
脂肪吸引の施術を受けるためには、事前にカウンセリングによる相談が必要です。
この段階で施術部位を明確にし、医師とともに減量の目標を設定します。
また、カウンセリングの際に実際に必要な費用や術後のダウンタイムについての説明がされるので、不安なことや疑問に思っていることがあれば、このタイミングで解消するのがおすすめです。
事前健診
脂肪吸引を安全かつ効果的に実施するためにも、事前健診はとても重要です。
採血による健康状態の確認や既往歴、服薬状況などの事前健診結果を元に健康状態を把握し、リスクを最小限に抑えた施術法が検討されます。
施術
施術当日に発熱・蕁麻疹・鼻水・咳などの症状が見られた場合、手術を受けられない可能性があるため、体調管理を徹底しましょう。
万が一体調が悪かったり気になる症状があるといった場合は、すぐにクリニックへ連絡してください。
特に体調に問題がなければ、医師により脂肪吸引が行われます。
二の腕の脂肪吸引の施術の一部をご紹介します。
▼触診にて取るべき脂肪の量を確認

▼吸引後の仕上がりを意識して細かくマーキング

▼吸引中の様子

術後健診
脂肪吸引後は、腫れや痛みなどのダウンタイムの症状が起こる可能性があります。
そのため、ダウンタイムの症状を確認して適切な処置をするためにも、術後検診が必要です。
また、このときに気になる症状やご不安などがあれば、遠慮なく医師へお伝えください。
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脂肪吸引のダウンタイムに起こりやすい症状
脂肪吸引後のダウンタイムに起こりやすい症状として、以下が挙げられます。
- 発熱
- 痛み腫れ
- 内出血
発熱
脂肪吸引の術後2、3日後に、切開部の治癒を早めるために一時的な発熱が見られることがあります。
痛み・腫れ
脂肪吸引は物理的に脂肪を吸引して除去するため、体組織に一時的なダメージを与え、痛みや腫れといった症状が現れる場合があります。
一般的に、術後2〜3日で腫れが最もひどくなり、その後徐々に治まっていきますが、回復までに長期間必要になる可能性もあるため、この期間はできるだけ安静にしてください。
個人差はありますが、1か月で約80%の腫れが引き、3か月程度で完全に回復するケースが多いです。
内出血
脂肪吸引は、皮下脂肪を吸い出す過程で小さな血管へ傷をつけてしまうため、内出血を伴うことがあります。
内出血は術後1週間程度で最も顕著に現れ、2週間程度で自然に落ち着いていきます。
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脂肪吸引後の経過
脂肪吸引術後の経過を、4つの期間にわけてご紹介します。
- 施術直後~7日目
- 施術後2~3週間
- 施術後4週間
- 施術後3~6か月
施術直後~7日目
脂肪吸引の施術直後から7日間は、むくみが最も強くなる期間であり、強い痛みを伴う場合もあります。
術後の腫れや痛みを抑えるためにも、特に最初の1週間は安静に生活を送ることを心がけてください。
また、「入浴はお風呂につからずシャワーだけにする」「患部が熱を持っている場合はアイシングを行う」といったクリニックからの指示をしっかり守りましょう。
症状がひどかったり、不安があったりする場合は、すぐにクリニックへ相談してください。
施術後2~3週間
脂肪吸引の施術後2〜3週間は、腫れや内出血などの症状が改善され、施術部位の効果を実感しやすい期間です。
しかし、この頃から皮膚がでこぼこしたり、ひきつったりする拘縮の症状が現れやすい時期でもあります。
マッサージやストレッチ、入浴などで体を温め、血行をよくして症状の緩和をはかるようにしてください。
拘縮の症状は、2週間から2ヶ月程度で落ち着いてきます。
施術後4週間
施術後4週間程度で内出血は解消しますが、完全な拘縮の解消には数か月かかり、1ヶ月に一回程度の受診が推奨されています。
この時期を目安にクリニックを受診し、医師による経過観察を受けていただきます。
なお、症状の改善が見られなかったり、状態に不安がある場合は、4週間を待たずに早めに医師へ相談をしてください。
施術後3~6カ月
施術後3〜6か月後には本格的なダウンタイムが終わり、フェイスラインがスッキリした、ボディラインが変わった、服のサイズが小さくなったなどの効果が実感できます。
ダウンタイムを乗り越え、目標としていたボディラインを手に入れた喜びを味ってください。 セレクトクリニックのアキーセル脂肪吸引について詳しく見てみる
脂肪吸引に関するよくある質問
最後に、脂肪吸引に関してよくいただくご質問を紹介します。
脂肪吸引はいつ頃から細くなりますか?
脂肪吸引は、施術を行うとすぐに脂肪を除去することができますが、効果を実感できるタイミングは手術後の回復期間を経て、腫れが引いた約1ヶ月後が目安となります。
脂肪吸引では何日仕事を休めばいいですか?
デスクワーク程度であれば、施術翌日または翌々日には復帰できます。
ただし、体に力を入れると痛みが生じることがあるため、安心して仕事に復帰していただくためにも、2、3日は休みを取るようにしてください。
ダウンタイムの時間を短くするためにも、術後はできる限りケアに努めてください。
脂肪吸引の傷跡は目立ちますか?
脂肪吸引に使用されるカニューレを挿入するための傷は一般的に数ミリ程度であるため、傷跡は目立ちにくいです。
また、体質や吸引箇所、カニューレの太さによっても異なりますが、半年ほどの期間をかけて薄くなっていきます。
そのため、脂肪吸引による傷跡を気にする必要はほとんどありません。

まとめ
脂肪吸引は、脂肪とともに細胞も吸引するためリバウンドしにくく、部分痩せも目指すことができる施術です。
しかし、体に負担がかかるためダウンタイムも長く、医師による適切なカウンセリングと技術を必要とします。
セレクトクリニックでは、患者様一人ひとりのお悩みを丁寧にお伺いし、理想とするボディラインを手に入れていただくためのご提案をさせていただきます。
「ダイエットをしているのに、なかなか効果が現れず挫折してしまった」
「いつもリバウンドをしてしまう」
このようなお悩みのある方は、ぜひお気軽にセレクトクリニックへご相談ください。