アキーセル脂肪吸引とは
アキーセル脂肪吸引は、高周波により吸引管を前後に細かく振動させて、脂肪組織を柔らかく粒状にほぐしながら吸引する脂肪吸引術です。
吸引管が通常よりも細いため、吸引口(穴)も極めて小さく、皮下組織のダメージが最小限に抑えられます。
そのため出血や痛み、腫れなどの負担が少なく、定着率の高い注入に適した脂肪細胞が採取できます。
ベイザー脂肪吸引との違いについて
脂肪吸引といえば、ベイザーが一般的ですが、アキーセル脂肪吸引はベイザーより新しい最新の脂肪吸引方法です。お客様の身体への負担を最大限減らすことができ、ダウンタイムも最小限に抑えます。
ここで、ベイザー脂肪吸引とアキーセル脂肪吸引の違いについて解説します。
アキーセル |
ベイザー |
|
特徴 | アキーセル脂肪吸引で用いる吸引管は通常よりも細く、吸引口が小さいカニューレを使用します。 吸引管の穴は約直径2mmと非常に小さいので、脂肪が細かい粒で吸引されるのが特徴です。 |
べイザー脂肪吸引の吸引管は種類が豊富で、太さの他に、角度がついているもの、曲がっているものなど形状も様々。その数は数十種類にも上ります。 |
吸引方法 | 吸引管が細かく前後に振動し、脂肪組織を柔らかくほぐしながら吸引していきます。 | ベイザー脂肪吸引では特殊な超音波(ベイザー波)を脂肪に照射し、液状に溶かしてから吸引していきます。 |
ダウンタイム | どちらも皮下組織を傷つけずに脂肪だけを吸引する施術なので、出血量が少なく、またダウンタイムも比較的短いです。これらの点について、大差はありません。 | どちらも皮下組織を傷つけずに脂肪だけを吸引する施術なので、出血量が少なく、またダウンタイムも比較的短いです。これらの点について、大差はありません。 |
吸引できる深さ | すべての脂肪層から、皮下脂肪全体の約80~90% | すべての脂肪層から、皮下脂肪全体の約80~90% |
痛みの継続期間 | 約3日から4日程度 | 約10日程度 |
アキーセル脂肪吸引で使用する吸引管は通常よりも細いため、フェイスラインなどの狭く繊細な部位も吸引しやすく、凹凸のない滑らかな仕上がりが可能です。
アキーセル脂肪吸引の対応パーツについて
お腹
お腹やウエスト周りは皮下脂肪が多くなりがち。ダイエットや運動でも落ちにくいお腹の脂肪をしっかりと吸引します。
二の腕
振り袖と呼ばれる垂れ下がった二の腕の脂肪を、スリムに整えていきます。半袖やノースリーブに似合う腕を目指します。
顔
脂肪細胞の肥大による丸顔や二重あご、たるみを、吸引することによってスッキリと整えていきます。
太もも全周・脚周り
運動やエステでは落ちにくい太ももの脂肪を吸引し、スリムパンツやミニスカートが似合う、ほっそりした太ももや脚を目指します。
当院のドクターは熟練された技術で通常吸引できない硬い脂肪や取り残しやすい膝周りの脂肪、関節周囲の歪に膨らんで見えやすい部分など、しっかりと吸引し、かつ滑らなラインに仕上げることが可能です。吸引口を最小限に抑えて吸引する技術によって、傷口を少なく、仕上がった後の事まで考えて脂肪吸引を行っております。
臀部
当院において臀部の吸引は非常に人気が高い部位です。ドクターは凹凸を作らないよう滑らかなラインに仕上げつつ、しっかりと吸引してくださいます。
詳しい症例は、ドクターのInstagramにて掲載致しております。ぜひご覧ください!
【絶対美感】美容外科医 前田 進太郎 @zettaibikan
アキーセル脂肪吸引のメリット
体へのダメージが少ない
吸引管が高周波により微細に振動することで、脂肪を柔らかく粒状にほぐして吸引します。周辺組織を傷つけないため、内出血や腫れも少なくすみます。
また吸引管が細いため、皮膚に開ける吸引口(穴)も小さくてすみます。
顔などの狭い範囲も吸引可能
吸引管が通常よりも細いため、フェイスラインなどの狭く繊細な部位も吸引しやすく、凹凸のないなめらかな仕上がりが可能です。
採取した脂肪は豊胸や脂肪注入に応用可能
吸引・採取された粒状の脂肪は、余分な周辺組織や血液などを含まず、脂肪由来幹細胞が豊富に含まれている高品質なものになります。
そのため、豊胸やエイジングケアなどの脂肪注入に使用すると定着しやすく、同時施術を望まれる方に向いています。
腫れや痛みが少ない
脂肪細胞のみを高周波でバラバラにして採取するため、周囲の血管や線維組織、神経や筋肉などにダメージを与えません。
そのため、ダウンタイムの腫れや内出血などが少なく、術後には引き締め効果が得られ、施術時間も従来の治療と比べて短く済みます。
症例写真
アキーセル脂肪吸引 症例画像①(二の腕)
アキーセル脂肪吸引 症例画像②(太もも全周・脚周り)
アキーセル脂肪吸引 症例画像③(太もも全周・脚周り)
アキーセル脂肪吸引 症例画像④(お腹)
アキーセル脂肪吸引 症例画像⑤(お腹)
料金表
料金体系は下記となります。
施術名 |
料金 |
上腕 | 400,000円 (税込 440,000円) |
肩 | 300,000円 (税込 330,000円) |
上腕+肩 | 550,000円 (税込 605,000円) |
上腕+肩+脇肉(裏) | 680,000円 (税込 748,000円) |
上腕+肩+上背部 | 850,000円 (税込 935,000円) |
脇肉(裏) | 300,000円 (税込 330,000円) |
副乳(表) | 250,000円 (税込 275,000円) |
上背部 | 640,000円 (税込 704,000円) |
下背部 | 420,000円 (税込 462,000円) |
側腹部(ウエスト) | 420,000円 (税込 462,000円) |
腹部 | 720,000円 (税込 792,000円) |
腹部全周セット | 1,400,000円 (税込 1,540,000円) |
大腿全周 | 1,200,000円 (税込 1,320,000円) |
臀部 | 500,000円 (税込 550,000円) |
大腿+臀部+膝まわりセット | 1,400,000円 (税込 1,540,000円) |
下腿+足首 | 550,000円 (税込 605,000円) |
頬+顎下SET | 550,000円 (税込 605,000円) |
頬 | 350,000円 (税込 385,000円) |
顎下 | 350,000円 (税込 385,000円) |
+他院修正(軽度・中等度・重度) | 状態によって別途料金が発生いたします |
硬膜外麻酔 | 1箇所 100,000円 (税込110,000円) 2箇所の場合 150,000円 (税込165,000円) |
注意事項
- 術後は圧迫用のコルセットなどを着用してお帰りいただきますので、着脱しやすいゆったりした服装でご来院ください。
- 手術後2~3日間程度、包帯で圧迫固定します。その後、数か月はサポーターやコルセットなどを着用して圧迫していただきます。
- 手術当日は車の運転など危険を伴う作業はできません。
- 腫れ、内出血等によるいわゆるダウンタイムはその程度によって個人差がありますので、大切な予定は余裕を持っていれるようにしてください。
- 術後は皮膚と深部組織の関係を良くするためストレッチとマッサージをおすすめします。 ※マッサージの方法につきましては、術後に直接お伝え致します。
- 現在内服されているお薬がございましたら、あらかじめカウンセリング時にお伝えください。
特に血液凝固剤、ピル、糖尿病治療薬、睡眠導入剤、精神安定剤、抗不整脈剤、降圧薬、泌尿器科の薬、抗がん剤、抗生剤、鎮痛剤などを内服されている方は、必ず当日の医師にご相談ください。 - 手術前に必ず採血がございます。手術希望日の1ヶ月前〜1週間前までの期間に行います。手術日は余裕を持った日程でご検討ください。
- 当日までに、ネイルはオフしていただきます。全てのネイルオフが難しい場合、片手の中指または人差し指の最低1本はオフをお願い致します。
- 手術前の食事につきまして、午前中の手術の場合は前日21時から絶食、午後からの手術の場合は起床時から絶食となります。
- 手術前の飲水に関しまして、手術の6時間前から飲水不可(ガムやアメも含む)となります。
- 術後3日目、7日目に診察がございます。表参道院または大阪院どちらかご選択いただきます。 ※腹部脂肪吸引は、経過によっては翌日のご来院をお願いする場合がございます。
ご不明な点は、クリニックまで直接お問い合わせ下さい。またカウンセリング時に不明点やお悩みなどをご相談いただくことも可能です。
リスク・副作用
施術時は⿇酔で痛みをコントロールしますが、術後数⽇筋⾁痛のような痛みが出ます。
内出⾎や、腫れ、むくみを起こすこともあります。
吸引する傷口は傷が⽬⽴たない場所で⾏いますが、薄い傷跡が残ります。ごくまれに感染、⾎腫、腹膜損傷、感覚異常を起こすこともあります。
吸引した脂肪の量、場所にもよりますが術後は家事、デスクワークは可能ですが、運動は2週間ほど避けてください。
1ヶ⽉はサポーターで圧迫を⾏なっていただきます。
疾患やアレルギーがある⽅は施術が⾏えないことがあります。
まとめ
脂肪吸引は、「カニューレ」という細い管を用い余分な皮下脂肪を吸引することで理想的なボディラインへ近づける手術です。
「メリハリのあるボディにしたい」「脂肪の量が多い」「1度で効果的に痩せたい」などのお悩みを持った患者様に合った治療となります。
他の施術と比較して、施術前後で注意事項が多いです。
そのため、施術に関する不明点やお悩みなどございましたら、都度カウンセリング時などにご相談いただければと思います。
当院では、患者さまごとの症状に合わせて最適な治療法をご提案いたしますので、お気軽にご連絡ください。