人中とは
鼻と口との間にある溝のこと。
鼻下から上唇の間にある、縦に入った溝のことを「人中」と言います。「人中」とアゴの長さの比率を1:2になるように整えると、可愛らしい童顔フェイスや若々しい印象になれるとのことで、近年「人中」が注目されています。
人中短縮ボトックスとは
上唇に作用する口輪筋に打つボトックスの事。
加齢や先天的な要因で、唇が内側に引き込まれていることがあります。そうすると唇は薄く見え、鼻下が長く見えてしまうのです。こういった症状は、ボトックスを口輪筋の上唇側に打つことで、筋肉の緊張が取れて、唇が反転して上を向くようになり、内側に引き込まれていた唇が表に現れます。薄い上唇が改善すると、人中短縮効果が得られます。
人中短縮ボトックスが、向いている人
- 鼻の下が長いと気になる方
- 気軽にできる小顔治療がしたい方
- 面長な印象を変えたい方
- のっぺりとした顔の印象を変えたい方
- あかぬけた雰囲気になりたい方
- 間延びした顔の印象を変えたい方
- メスを使う施術はしたくない
- ダウンタイムの少ない治療がしたい方
人中短縮ボトックス注射で期待できる効果
小顔、リップのリフトアップ、筋弛緩、人中短縮といった効果が期待できます。
人中短縮ボトックスのメリット
ダウンタイムがほぼない
人中短縮は注射のみの施術のため、メスを用いた施術に比べてダウンタイムが短め。まれに内出血を伴う場合がありますが、約1週間〜10日程度で消失します。施術当日からメイクOKなので、気になる場合はコンシーラーなどで隠すのも効果的です。
切らずに手軽に人中短縮できる
人中短縮は手術によっても可能です。その場合、鼻下のラインに沿って余分な皮膚を切除します。手術であれば一度の施術で半永久的な効果が得られる反面、メスを用いるためダウンタイムは覚悟が必要です。また、抜糸後も長期間にわたり赤みや傷跡が残る可能性があります。
その点人中短縮ボトックスは、切らずに人中短縮できる手軽な施術です。「メスを使うのは少し怖い」「傷跡を残したくない」といった方でも、手軽に試していただけます。人中短縮ボトックスの場合、効果は数ヶ月でなくなります。たとえイメージ通りにいかなかった場合でも、数ヶ月で元に戻ると考えれば、施術を受けるハードルも低くなります。昨今はマスクで口元を隠せるので、試してみるチャンスかもしれません!
上唇がボリュームアップする
人中短縮ボトックスは、上唇を内側に引き込んでしまっていた口輪筋の働きを弱めます。
その結果上唇が反り返り、上を向くように。上唇を優しく押し広げ、ボリュームアップしたような印象を与える効果があります!
人中短縮ボトックスのデメリット
効果を発揮する期間が短い
唇の周りの筋肉である口輪筋は、会話や食事などの日常生活の中で頻繁に使う筋肉です。
そのため、他の部位にボトックスを打った場合と比べて、効果の持続期間が短め。通常は3〜6ヶ月効果が続くのに対し、人中短縮ボトックスは2~3ヶ月程度で効果を感じなくなってしまいます。
唇に違和感を感じる
術後1週間ほどは、唇がジンジンとしびれたような違和感を感じる場合があります。痛みを伴うわけではありませんが、少し気になる方もいるようです。
日常生活に不便が生じる
会話や食事の際に頻繁に使う筋肉を収縮させるため、日常生活に不便が生じる可能性があります。
・歯磨きやうがいがしづらい
・ストローが使いづらい
・麺類をすすりにくい
・発音しづらい言葉がある
これらの症状は2週間程度で収まる場合がほとんどのため、あまり気にする必要はありません。
長くても1ヶ月経てば、気にならなくなるでしょう。
よくある質問
術後の腫れや痛みについて教えてください。
A.施術中は痛みを感じることはほとんどありません。施術後は、痛み・腫れ・内出血が出ることがあります。
腫れは1週間程度、内出血は1~2週間程で、痛みは数日間で落ち着いていきます。
施術を受けられない人はいますか?
A.基本的に受けられないことはほとんどありません。(※未成年の方は親権者の同意が必要です)
まずは一度、お気軽にご相談ください。
人中短縮ボトックスと組み合わせて行える施術はありますか?
A.上唇にヒアルロン酸を注入しボリュームを加えることで、より人中が短く見えるようになります。
人中短縮ボトックスを受けられる方は、手軽な方法であれば唇のヒアルロン酸や口角ボトックスを組み合わせることで、唇全体のイメージを変化させることが可能です。まずはカウンセリングにお越しください。