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【2024年最新】ニキビ跡の治療におすすめの方法を紹介

赤く盛り上がったニキビが治ったと思ったら、最後はシミのようにしぶとく残るニキビ跡。

セルフケアではなかなか改善しない症状も多く、長年の悩みとなっている方も珍しくありません。

今回はそんな悩めるニキビ跡について、美容医療で受けられる施術の中からおすすめのものをピックアップしてご紹介します。

ニキビ跡におすすめの治療

それでは早速、ニキビ跡におすすめの美容医療についてご紹介します。

これらの施術にはそれぞれ異なるメリットがあるため、自分の症状や気になるポイント・予算などに合わせて選ぶ必要があります。

医師との念入りなカウンセリングの中で、もっとも自分に合う施術を探してみてはいかがでしょうか。

ポテンツァ+トライフィルプロ=ポテフィル

セレクトクリニックでは、どの美容医療を試してもなかなかニキビ跡が改善されなかった方に、ポテンツァとトライフィルを組み合わせる治療をおすすめしています。

なかなか治らないニキビ跡やクレーターの皮膚の下は組織が固くなりすぎているため、物理的な刺激を与えて剥離する必要があります。

そのため、肌に針を刺して炭酸ガスと肌悩みに合わせた薬剤を注入するトライフィルの施術で重度のニキビ跡を改善いたします。

炭酸ガスで空洞を作り、薬剤を注入することで、凹凸が酷かった部分の皮膚がされ肌質改善が可能です。

さらにこのトライフィルに、極細針で肌に刺激を与え肌のハリ・弾力感を高めるポテンツァを組み合わせることで、凹凸のあった肌をなだらかな肌へと導きます。

もちろん、これらの施術を単体で受けることもできます。それぞれの詳細については下記で説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

トライフィルプロ

ニキビができるとその後の肌は弾力を失い硬くなってしまいます。硬くなった肌は潤いのある肌に比べてハリがなく、広範囲にわたって凹んでしまうでしょう。

ここにトライフィルプロによる施術を行うことで、凹んだ部分を下から持ち上げ、なだらかな肌を目指します。

トライフィルプロはニキビ跡に対し肌の内部に炭酸ガスを注入します。

これにより肌の内部には「エアポケット」と呼ばれる空洞ができ、ここに肌悩みに合わせた薬剤を注入することでより高い効果を目指します。

このときできた空洞周辺の組織は自然と切り離されることとなるため、傷が治る過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、内側からハリのある肌に近づけるのも魅力的です。

さらに、トライフィルプロによって刺激されたニキビ跡周辺の肌は、細胞分裂が促進され、健康な細胞がどんどんと生まれるようになります。

硬くなった肌の細胞が健康な細胞に押し上げられ、排出が早まるといった利点があります。

ポテンツァ

針による傷で細胞の生まれ変わりを促進し、ハリ・弾力を高めます。

さらにコラーゲンやエラスチンの生成も促進でき、ニキビ跡以外にも炎症中のニキビや毛穴の開き・肝斑などに効果があるといわれています。

ポテンツァは針で肌に穴を開けると同時に高周波を発しているため、傷が付くと同時に止血ができ、ダウンタイムが短く済むといった利点があります。

様々な薬剤を使い分けることで一人ひとりに合った施術が可能であり、より効率的に理想の状態を目指せるのがポイントです。

マッサージピール

マッサージピールは専用のピーリング剤を肌に塗布し、熟練の手技によって肌の内部に浸透させていく施術です。

ピーリング剤の中身は肌の新陳代謝を促進する「高濃度トリクロロ酢酸」、炎症反応を抑える「低濃度過酸化水素」、美白効果の高い「コウジ酸」などが含まれており、ニキビ跡はもちろん、毛穴の引き締めやハリ・ツヤのアップが期待できます。

マッサージピールは針やメスを使わない施術であり、痛みをほとんど感じることがないため、気軽に受けられるのがポイントです。顔のニキビ跡はもちろん、背中や二の腕の症状に対してもおすすめです。

ミックスピール・サリチル酸ピール

ニキビやニキビ跡治療としておなじみのピーリングですが、一言でピーリングといっても薬剤の種類は様々です。

特にニキビ跡へ有効とされているのが、乳酸・グリコール酸・サリチル酸などが配合された「ミックスピール」や、角質除去と殺菌効果に特化した「サリチル酸ピール」です。

ミックスピールはメラニン色素の抑制をしながら、ターンオーバーを整えられるため、ニキビ跡はもちろん今後できるニキビに対しても効果が期待できます。

ニキビ跡以外にも、毛穴の開きや肌のくすみを同時に気にしている方はミックスピールを検討すると良いでしょう。

サリチル酸ピールは、汚れや角質を柔らかくして排出されやすくするはたらきが期待できます。

硬くなったニキビ跡周辺のターンオーバーを促進するほか、毛穴詰まりを改善し、ニキビができにくい肌へと導いてくれます。

TCAピーリング

ニキビ跡に対するピーリングは様々な店舗で行われていますが、TCAピーリングは医療機関のみ取り扱いが許されている濃度の高い施術です。

肌の表面から真皮層まで作用するため、深く凹んだニキビ跡にも効果が期待できるでしょう。

酸性の溶剤によって肌の組織が破壊され、細胞が生まれる過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、ふっくらとした肌に近づけるのもメリットの一つです。

TCAピーリングはその効果の高さから、2~4週間ほどのダウンタイムを要します。施術部位がかさぶたになる場合があるため、施術後は肌のケアを入念に行う必要があります。

注意点は、患者様自身の体質やニキビ跡の状態によっては色素沈着が起こる恐れがあることです。

こうしたリスクが考えられる場合は別の施術をご提案させていただく場合がございます。

ダーマペン

肌に専用の針で小さな穴を開け、そこから症状に合わせた薬剤を注入する施術です。

針の深さや角度を調節することで、気になる部位にピンポイントでアプローチできるのがメリットといえます。

肌に穴を開けることでその部位のターンオーバーを促進し、健康な細胞が生まれやすくなるのも魅力といえるでしょう。

セレクトクリニックのダーマペンは、各4種類の方法とオプションを組み合わせ、患者様一人ひとりの症状に合うオーダーメイドの施術が行われます。

イソトロイン

イソトロインは毎日手軽に飲める錠剤を使った施術で、ビタミンA誘導体をメインとする有効成分を摂取することで、繰り返しがちなニキビの改善を目指すものです。

ビタミンA誘導体には皮脂の過剰分泌を抑えることで毛穴の詰まりを改善したり、抗菌・抗炎症作用があったりと、ニキビに対して様々な効果が期待できます。

イソトロインは直接ニキビ跡に効果がある施術ではないものの、継続して摂取することでニキビが重症化し跡になるのを防ぐことに繋がります。

赤みやシミのようなニキビ跡を防ぐのはもちろん、改善しにくいとされるクレーター状のニキビ跡ができるリスクも減らせるでしょう。

サブシジョン

ニキビ跡がなぜくっきりと凹んでしまうのかというと、ニキビができた後の肌内部には硬い繊維ができるためです。

普段の弾力やハリのある肌とは異なり、内部が硬く縮こまっているため、表皮が引っ張られて凹みとなって表れてしまうのです。

サブシジョンはそんなニキビ跡に対して肌の内側にアプローチし、繊維を切り離すことで凹みを改善する施術です。

サブシジョンでニキビ跡の内部に空洞ができると、そのまま凹みが持ち上がって治る場合もあれば、再び癒着して凹みとなってしまう場合があります。

これを防ぐため、サブシジョンに加えてヒアルロン酸を注入し、肌の内部をしっかりと持ち上げてあげるのもおすすめです。

関連記事:肌の赤みを消す方法はある?おすすめのスキンケア方法を紹介

ニキビ跡の種類と原因

一言でニキビ跡といっても、様々な種類や原因があり、適切な対策を行う必要があります。

気になるニキビ跡を鏡で確認しながら、下記の中でどれに当てはまるかチェックしてみましょう。

赤み

ニキビ跡でもっともイメージしやすいのは、ニキビの赤みがそのまま残ってしまうものではないでしょうか。

膨らみや痛みはないものの、赤みだけが残ってしまい、どのようにケアすべきか悩まれている方も多いものです。

ニキビ跡の赤みは、ニキビそのものが完全に治ったように見えても、実は肌の内部に炎症が残っている状態です。

ニキビが治ったからといってケアを怠ってしまうと、炎症が長引いて赤みが引かない状態が続いてしまうでしょう。

色素沈着

ニキビは毛穴にアクネ菌が増殖し炎症を起こすため、炎症から肌を守ろうとメラニン色素の生成が盛んになります。

メラニン色素が増殖するニキビ跡がシミのようになり、茶色く残ってしまうでしょう。

これまでにご紹介した通り、ニキビが治った後の肌は硬い繊維ができるなど、肌のターンオーバーが乱れた状態が続きます。

通常であれば日数の経過とともに排出されるメラニン色素ですが、ターンオーバーが乱れていると新たな細胞が作られにくくなるだけでなく、古い角質も排出されなくなります。

結果、肌の表面付近に残ったメラニン色素が色素沈着として定着してしまうのです。

クレーター

ニキビを自分でつぶしてしまったり、雑菌が繁殖してしまったりすると、肌の奥深くへと炎症が広がってしまいます。

炎症が発生した部位は細胞が破壊され、これを修復するためにコラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。

通常の傷ならばコラーゲンやエラスチンによって再生できますが、皮膚の深い場所で起きた炎症に対しては修復が追い付かず、せっかくのコラーゲンやエラスチンが癒着してしまう可能性が高いでしょう。

こうして細胞が破壊された部位にコラーゲンが癒着し、ぽっかりと空洞ができた状態をクレーターと呼びます。

反対に炎症によって細胞が過剰に生み出され、元々の細胞よりも増えてしまった場合は、凹みではなく膨らみとして表れる場合もあります。

ニキビ跡が残らないようにする対策

できてしまったニキビをできるだけ綺麗に治すためには、過度に手を加えたり、何もケアしない状態で放っておいたりしてはいけません。

間違った対策でニキビ跡を作ってしまわないために、正しい対策を学んでおきましょう。

ニキビを潰さない

赤く膨らんだだけのニキビであれば比較的早く治りやすい一方、中心に栓があるように見えたり、白く膿が溜まっていたりするニキビは重症化しやすいのが特徴です。

気になって指やピンセットなどで押し出したくなりますが、潰さないようにグッと我慢しましょう。

爪やピンセットには目に見えない雑菌が付いている可能性があるため、ニキビを潰すことによってさらに症状を悪化させてしまう場合があります。

皮膚科・美容皮膚科などでは、専用の器具を使ってニキビの膿を出し、適切な薬を塗って治す施術を受けられるところもあります。

医療機関で行う場合は雑菌の心配もほとんどないため、どうしても気になるニキビは皮膚科へ相談することをおすすめします。

紫外線対策

先程ニキビ跡の種類としてご紹介した「色素沈着」は、皮膚を何らかのダメージから守ろうとメラニン色素の生成が促進されることによって起こります。

ニキビの炎症によるダメージはもちろん、紫外線も肌に悪影響となり、メラニン色素増殖の原因となるでしょう。

普段から念入りに紫外線対策を行うのはもちろん、ニキビができたときはさらに注意しなければなりません。

ニキビのできている部位は他の部位同様に日焼け止めを塗りますが、できるだけ肌への刺激が少ないものを選び、こまめに塗り直すのがおすすめです。

ベビー用や敏感肌用など、お湯で簡単に落とせるものを選ぶのもポイントです。

正しい洗顔と保湿

ニキビをこれ以上悪化させないためには、第一に患部を清潔に保つ必要があります。

ニキビの多くは過剰に分泌された皮脂が原因となっているため、患部を綺麗に洗い、しっかりと保湿をしましょう。

皮脂が分泌されている状態を「保湿されている」と勘違いしてしまい、ニキビ肌にもかかわらず保湿ケアを怠っているケースも珍しくありません。

肌が乾燥しさらに皮脂が分泌されるのを防ぐため、化粧水で水分を補い、乳液やクリームで蓋をすることを心掛けましょう。

関連記事:【医師監修】ニキビ発症の原因から各ニキビの種類まで徹底解説

ニキビ跡の治療の値段

施術名 内容 料金
トライフィル 100ショット 部分照射 107,800円

+麻酔代3,300円

200ショット 部分照射 118,800円

+麻酔代3,300円

300ショット 140,800円

+麻酔代3,300円

+ジュベルック 1㏄ 33,000円
+ジュベルック 2㏄ 55,000円
+ジュベルック 3㏄ 77,000円
+ジュベルック 4cc 99,000円
+リズネ 1cc 44,000円
+リズネ 2㏄ 77,000円
+リズネ 3㏄ 115,500円
ポテンツァ ドラッグデリバリー×

McCoom1回

55,000円

初回39,800円

+麻酔代3,300円

ドラッグデリバリー×

ジュベルック1回

66,000円

+麻酔代3,300円

ニキビショット 10個まで 33,000円

初回16,500円

+麻酔代3,300円

ニキビショット

全顔10個以上

44,000円

初回22,000円

+麻酔代3,300円

マッサージピール 1回 16,500円
ミックスピール 1回 10,780円
サリチル酸ピール 1回 10,780円
TCAピーリング 1回 33,000円
ダーマペン ヴェルベットスキン 1回 33,000円

+麻酔代3,300円

CLRスキン 1回 22,000円

+麻酔代3,300円

セレクトダーマスキン 1回 22,000円

+麻酔代3,300円

ヴァンパイアフェイシャル

1回

77,000円

+麻酔代3,300円

オプション トラネキサム酸 5,500円
オプション プラセンタ 5,500円
オプション ベネブ 11,000円
オプション CLRローション

3㏄~

16,500円
イソトロイン内服薬 30日分

20㎎/1錠あたり

27,500円

4箱以上の購入で

1箱22,000円

サブシジョン 1回 110,000円
ヒアルロン酸

ジュビダームバイクロス各種

1㏄

66,000円
ヒアルロン酸

ジュビダームハイラクロス各種

1㏄

38,500円

ニキビ跡の治療に関するよくある疑問

セレクトクリニックに寄せられたニキビ跡に関するご質問に回答します。

ニキビ跡の治療は何回受ければ良い?

今回ご紹介したニキビ跡の治療は、それぞれ以下の回数を目安に施術を受けることが推奨されています。

施術名 頻度 回数
トライフィル 3~4週間 5~10回
ポテンツァ 3~4週間 5~10回
マッサージピール 3~4週間 5~10回
ミックスピール 2~4週間 5~10回
サリチル酸ピール 2~4週間 5~10回
TCAピーリング 3ヶ月おき 3~5回
ダーマペン 3ヶ月おき 5~10回
イソトロイン 8~12ヶ月 1クール~
サブシジョン 1ヶ月ごと 3回

ニキビ跡の治療のダウンタイムは?

今回ご紹介したニキビ跡の治療は、それぞれ以下のようなダウンタイムの症状に注意が必要です。

施術名 ダウンタイムの症状 期間の目安
トライフィル 腫れ/赤み/皮下気腫

内出血/針跡

1~2週(内出血が出た場合)
ポテンツァ 腫れ/痛み/点状出血

赤み/色素沈着

1~3日(赤みは数時間)
マッサージピール 赤み 数時間
ミックスピール 赤み/皮むけ/ひりつき ほぼなし
サリチル酸ピール 赤み/皮むけ/ひりつき ほぼなし
TCAピーリング 赤み/色素沈着/色素脱失

かさぶた

2~4週間
ダーマペン 赤み/腫れ/かゆみ

皮むけ/内出血

数日~1週間
イソトロイン 乾燥しやすくなる場合あり 服用中
サブシジョン むくみ/鈍痛/内出血

瘢痕形成

2週間

ニキビ跡は自力で治せる?

ニキビ跡を自力でケアしようと思っても、改善には至りません。

セルフケアで症状の悪化を防いだり、跡になる前にニキビを治したりすることは可能であっても、既にあるニキビ跡を消すことはできないでしょう。

症状の改善が見られないだけでなく、無理なセルフケアでさらなる悪化を招く可能性もあります。

ニキビ跡は多くの方が一度は経験することから、軽い悩みだと思われがちです。

しかし正しくケアをしなければ長期間悩まされる重大な症状でもあるため、必ず適切なクリニックで相談し、自分に合う対策を取り入れることが大切です。

関連記事:ひどい毛穴の開きは改善方法できる?原因やスキンケア方法について解説

まとめ

頑固でなかなか治らないニキビ跡に苦戦した経験のある方も多いものです。

若い頃は皮脂の過剰分泌によって、30代を過ぎるとホルモンバランスの影響によってニキビができやすくなるため、跡にならないための正しいケアを学んでおくことが大切です。

できてしまったニキビ跡の正しい対策と共に、頭に入れておくと良いでしょう。

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