たるみ治療を検討する際、候補に挙がることが多い施術の一つがハイフ(HIFU)です。
ハイフは広く知られた治療ですが、ソフウェーブとはアプローチの仕方が根本的に異なります。両者の違いを理解することで、自分にとってより適した選択がしやすくなります。
ソフウェーブとハイフの違いを一言でいえば、「アプローチする深さ」と「熱の入り方」です。
ここでいう「熱の入り方」とは、超音波エネルギーが皮膚内部でどのように熱として形成されるか、つまり点で作用するのか、広く均一に作用するのかという構造の違いを指します。
具体的には、ハイフは超音波を一点に集束させて皮膚の深層に点状の熱凝固をつくるのに対し、ソフウェーブは比較的浅い層に対してエネルギーを広く均一に届ける設計となっています。
この違いが、リフトアップの出方や肌質改善への向き不向きにつながる重要なポイントです。
ソフウェーブとハイフ(HIFU)の最大の違い
| 比較項目 | ソフウェーブ | ハイフ (HIFU) |
| 技術名 | SUPERB™(円柱状超音波) | MMFU/HIFU(高密度焦点式超音波) |
| 主なターゲット層 | 真皮中層~深層(1.5mm付近) | SMAS筋膜(4.5mm)、脂肪層(3.0mm) |
| 熱の形 | 3Dの円柱状(広範囲に加熱) | 点状(ドット状に凝固) |
| 得意な悩み | 肌のハリ、小じわ、毛穴、タイトニング | たるみの引き上げ、フェイスラインの改善 |
| 痛み | ズンと響くような熱感 | 骨に響くような独特の痛み |
| 即時効果 | コラーゲンの収縮によるハリ感 | 筋膜の引き締めによるリフトアップ |
| コケのリスク | 極めて低い(脂肪層まで届かない) | 打ち方により脂肪が減り、コケる可能性がある |
ソフウェーブは、SUPERB™と呼ばれる円柱状の超音波エネルギーを用い、真皮層へ広範囲かつ均一に熱を加える施術です。コラーゲン産生が促されることで、ハリ感や小じわ、肌質改善が期待されます。
一方、ハイフは高密度焦点式超音波により、エネルギーを一点に集中させて深い層に作用します。SMAS筋膜や脂肪層へアプローチできるため、たるみの引き上げや輪郭改善を目的とした施術として用いられます。
つまり、
- ソフウェーブ=浅い層を広く均一に温めて肌質を整える
- ハイフ=深い層をピンポイントで引き締める
という違いがあります。
ソフウェーブの特徴とメリット
真皮層への広範囲な加熱(円柱状)
ソフウェーブのSUPERB™テクノロジーは、皮下0.5〜2.0mmの真皮層に円柱状の熱エネルギーを届けます。
広範囲かつ均一に熱を入れやすいため、照射ムラが出にくいのが特徴です。
肌のタイトニングと美肌効果
真皮への加熱によりコラーゲンの産生が促され、ハリ感の向上や小じわの改善、肌質の底上げが期待されます。
施術後に引き締まりを感じる場合がありますが、効果の出方や持続期間には個人差があります。
頬コケのリスクが比較的低い
主に真皮層へ作用するため、脂肪層への影響は限定的です。
脂肪を減らしすぎたくない方や、自然なボリュームを保ちながら引き締めたい方に向いています。
ダウンタイムと施術の特徴
ソフウェーブは比較的ダウンタイムの少ない施術で、施術後は軽い赤み・腫れ・熱感などが一時的に出ることがあります。
多くは数時間〜数日で落ち着きます。 洗顔・メイクは当日から可能で、日常生活への影響が少ない点も特徴です。
ハイフの特徴とメリット
SMAS筋膜へのピンポイント照射
ハイフは、超音波を一点に集束させることで、皮膚の深層に熱を届ける施術です。
SMAS筋膜にアプローチすることで、内側から引き上げるようなリフトアップが期待されます。
フェイスライン改善へのアプローチ
脂肪層にも作用するため、フェイスラインのもたつきや二重あごの改善が期待されます。輪郭をすっきり見せたい方に向いています。
リフトアップ重視の方向き
ハイフは肌質改善というよりも、たるみの引き上げを重視したい方に適した施術です。
照射方法や個人差によっては、脂肪の減少により頬がこけたように見える可能性があるため、適応の見極めが重要です。
【診断】あなたにはソフウェーブとハイフのどっちがおすすめ?
ソフウェーブが向いている人
- 肌のハリ不足や小じわが気になる
- 毛穴や肌質も一緒に改善したい
- 脂肪が少なく頬コケが心配
- 自然な変化を求めたい
- ダウンタイムを抑えたい
ハイフが向いている人
- たるみをしっかり引き上げたい
- フェイスラインのもたつきが気になる
- 二重あごを改善したい
- 輪郭をシャープにしたい
両方当てはまる場合
脂肪とたるみが混在しているケースでは、併用によるアプローチが検討されることもあります。どちらが適しているかは自己判断が難しいため、医師の診断が重要です。
ソフウェーブとハイフの併用による相乗効果
ソフウェーブとHIFUは、それぞれ作用する深さが異なるため、組み合わせることで顔の様々な層に同時にアプローチできます。
ハイフは深層に働きかけて土台から引き上げ、ソフウェーブは浅層でハリや質感を整えるため、両方を組み合わせることで全体的な引き締まり感が期待できます。
セレクトクリニックのソフウェーブ
ソフウェーブは、皮膚の比較的浅い層に均一なエネルギーを届けることで、ハリや質感の向上を目指す治療です。
- 正規機器を使用
- 個別に出力・範囲を調整
- 自然な仕上がりを重視
セレクトクリニックのハイフ
テンセラ

テンセラハイフ(10THERA)は、特許を取得した世界初の「2ライン照射方式」を採用したHIFU機器で、従来よりもスピーディーな施術が可能です。
SMAS層と真皮層の温度を60~80℃まで上昇させることでコラーゲン生成を促し、顔のたるみ改善に効果が期待できます。
セレクトクリニックのテンセラ(10THERA)を詳しく見てみる
ウルトラセル2

ウルトラセル2は、超音波を高密度に集中させてピンポイントで加熱することで、コラーゲンや線維芽細胞の生成・活性化を促すHIFU(高密度焦点式超音波)に加え、高周波RFとマイクロニードルRFの3つの機能を備えた治療機器です。
ウルトラフォーマーⅢ
ウルトラフォーマー3は、高密度焦点式超音波(HIFU)を用いて皮膚の深層に熱エネルギーを届け、たるみの改善やリフトアップを目指す治療機器です。
皮膚表面を傷つけることなく、SMAS層から真皮層にかけてピンポイントで加熱することで、コラーゲンの生成を促し、内側から引き締まった状態へと導きます。
複数のカートリッジを使い分けることで照射深度を細かく調整できる点が挙げられ、顔全体のリフトアップだけでなく、目元やフェイスラインなどの細かな部位にも対応しやすい設計となっています。また、比較的スピーディーに施術が行えるため、負担を抑えながら効率的にケアできる点も魅力です。
ダウンタイムが少なく、自然な変化を求める方に適した治療として広く選ばれています。
まとめ
ソフウェーブとハイフは、どちらもたるみ治療として用いられる施術ですが、アプローチする層と目的が異なります。
- 脂肪が原因 → ハイフ
- 肌質やハリ → ソフウェーブ
という考え方が基本になります。
実際には両方が関係しているケースも多く、最適な施術は個人の状態によって異なります。 ご自身に合った施術を選ぶためには、まず状態を正確に把握することが重要です。
カウンセリングでは、脂肪量やたるみの状態をもとに最適な施術をご提案しています。 気になる方は、お気軽にご相談ください。








