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【2024年】目頭切開のメリット・デメリット・リスクとは?専門医師が徹底解説

一重や奥二重で悩んでいる人の中には、くっきりとした二重まぶたにしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、中には整形で二重にしようとしても目と目が離れていたり、蒙古ひだの影響で目つきがキツイ人もいるかもしれません。

目頭切開は目頭のわずかな調整で、目を大きく華やかな印象にするのに効果が高い施術です。

ですが、すべての人に効果があるわけではありません。

目頭切開では単純に目を大きくするのではなく、その方の骨格や顔のバランスに合わせて目と目の間を調整することが重要です。

ただ単に大きくするのでは、不自然な印象になってしまうケースもあります。

目頭に被っている蒙古ひだを広げ、目頭を近づけることで大きな目に見せるので、特に蒙古ひだがない人や、生まれつき目が寄っている人には向いていません。

離れた目の人に効果の高い治療になります。適した目頭切開をする事で、垢抜けたり、大人っぽい切れ長の華やかな印象にする事が可能です。

目頭切開とは目の幅を広げる施術

蒙古ひだと呼ばれる目頭から上まぶたにかぶさる皮膚を切開することで目の横幅を広げる施術になります。

欧米人のようなパッチリとした切れ長の目や、黒目をはっきりと強調したい方、目と目のバランスを黄金比率のバランスにしたい方に適しています。よりクッキリとした平行型二重を実現したい方にも選ばれています。

蒙古ひだの張りが強いと、目元が丸く可愛らしい印象を相手へ与える一方、離れ目にみえたり鼻筋と目と目の距離が遠くなることで平面的な顔立ちに見えてしまいます。

その他、二重埋没法が定着しにくかったりする要因にも繋がります。

また、つり目に悩んでいる人や切れ長の目元を作りたい人にも選ばれている施術がこの目頭切開法です。

目頭切開のメリット

メリット①:半永久的な効果が期待できる

蒙古ひだを切開(切除)することで、上まぶたにかぶさる皮膚が無くなるので効果は半永久的で後戻りが少ないです。
※後戻りのしにくさは、術式によって異なります。

メリット②:目を大きくできる

目頭のところに皮膚がかぶさっていると目頭が丸くなってしまい、横幅がかなり狭くなっている印象を与えてしまい、その結果目が小さく見えてしまいます。

目頭の部分の蒙古ひだを切開する事によって、横幅を広げます。

すると全体的に目を大きくパッチリとした印象に見せる事が可能となります。

メリット③:並行二重が目指せる

日本人の二重幅は目頭部分が狭い事により、目尻が広くなっているのが一般的です。

その為か、外国人のような二重に憧れる方が一定数いらっしゃいます。

また、二重であっても彫りが深いような目元にはなりません。

しかし、目頭切開をする事で、日本人でも平行の二重を作る事ができるため、目元整形の中でも人気が高い施術になります。

メリット④:離れ目の改善に繋がる

目と目の間の幅とそれぞれの目の幅が「1:1:1」というのが、理想的な目元バランスと言われています。

そのため、顔のバランスを整えたいという人には目頭切開は非常におすすめです。

目頭切開をすると、目頭側が広がるため目と目の間の距離が近づき離れ目の改善に繋がります。

目頭切開の傷跡やダウンタイムはどのくらい?気になる術後経過を医師が解説

目頭切開のデメリット

目頭切開は埋没法とは異なり、皮膚を切開・切除を行う目頭切開は少なからずダウンタイムが埋没法に比べ長い事や、元に戻せなくなるなどのデメリットが挙げられます。

美容整形を受ける際には、どうしてもデメリットの部分には目をつむり、メリットだけを見ようとする方が多いのです。

しかし、それでは手術後に後悔するリスクが高まります。そうならないためにデメリットともしっかりと向き合うとともに、デメリットを軽減させる対策をすることも大切です。

デメリット①:元に戻すことは難しい

基本的に蒙古ひだを切開をしてしまうため、施術前の状態に戻すことは難しい施術になります。その為、蒙古ひだの切除量についてあらかじめ慎重に決めておかなくてはなりません。

なお、目頭切開にはいくつかの術式があり、術式によっては修正が可能な場合があり、術式や切開の状態によっては元に戻せるケースもあります。

術前にしっかりカウンセリングやシミュレーションを受けて、納得してから施術を受けることを推奨しております。

デメリット②:周りにバレてしまうこともある

切除する蒙古ひだの量にもよりますが、目頭切開では目の大きさや両目の距離感が変化するため、整形を受けたと周囲にバレてしまう事があります。特に、今まで蒙古ひだで覆われていた涙丘を、広く露出させるデザインで目頭切開を受けると、整形したことが周囲にバレやすくなります。

ダウンタイム中は腫れや内出血などの症状が現れやすいほか、患部の周囲にむくみが出る事がありますので傷跡が目立ちやすいでしょう。

大切な用事やイベントの前に施術を受ける事は避け、一定期間仕事を休んだり、ダウンタイム中はメガネをかけて過ごすなどの対策がおすすめです。

デメリット③:1~2週間程度のダウンタイムが必要

目頭切開後は、基本的に1~2週間のダウンタイムが必要になります。

特に施術から1週間後の抜糸するまでは目元に違和感がある他、腫れや内出血、痛みなどの症状が目立ちやすく、ダウンタイム中は洗顔やメイク、コンタクト、入浴、運動、飲酒などの日常生活に制限や注意事項があります。ダウンタイム中の以上のような症状に対して、当院では抗生剤と痛み止めを処方しています。

デメリット④:費用が高額になることがある

目頭切開の平均相場は両目で20~25万円ほどで、埋没法や切らないプチ整形と比べると高額だと感じるケースがあります。

安いと思って来院したが、診察で様々なオプションや高額な施術を勧められ、ご自身の予算を上回ってしまうケースも。さらに、目頭切開と二重整形を併用した場合はさらに費用が高額になってしまう場合があります。なお、当院の目頭切開法は¥165,000(税込)となっております。

デメリット⑤:傷跡がしばらく残ることも

切開後、抜糸をするまでは糸で縫ってある状態です。抜糸は施術1週間後におこなわれますが、抜糸後の傷は個人差があり、しばらくは傷が目立つ場合があります。イベント前や人前に立つような機会がある場合は、目頭切開は控えておいた方が良いかもしれません。

経過としては、早い方では1ヶ月程度で傷が見えにくくなりますが、半年間ほど掛かるケースもあります。(※個人差あり)

また、施術の際に切開した範囲が広ければ広いほど治りは遅くなります。抜糸後の約1ヶ月後が完成形と言われております。

目頭切開が適応か不適応かの判別方法

  • 目と目の間が離れているのを近づけたい
  • 蒙古ひだが張っていて目つきがきついのを改善
  • 目頭側から二重がきれいに出る平行型二重にしたい
  • 目を大きくしたい(横幅)

上記ような希望に対して目頭切開が適応になります。

しかし、患者様の骨格や目元のパーツの位置によって異なる為、正確に何ミリあれば適応など結論付けてしまうのは個人差があり当てになりません。医師の診察にて判断致します。

目頭切開の術式

セレクトクリニックでは、複数の術式を組み合わせてご提案します。

三日月法

蒙古ひだの部分を三日月状に切り取って縫合する方法です。

切り取り、縫い合わせた傷は元に戻ろうという力が働き、その力によって傷が引っ張られ時間と共に傷が凹みになる可能性があります。凹みを防ぐためには、切り取る部分を減らして戻ろうとする力を弱めるしかありません。

その場合、術後の変化が少ない仕上がりになってしまいます。しっかりと変化を出したい場合には、傷が目立ってしまう術式ですので、ご検討される際には注意が必要です。

Z法

Z法は形成外科でよく用いる手技で、皮膚の切除はせず、切開のみで皮弁を入れ替えて目頭を露出させる施術方法です。蒙古ひだが強く主張している方にも平行型二重を作ることが可能です。

個人差はあるものの、目頭切開の中では傷跡が目立ちにくく、皮弁をクロスして入れ替えるだけなのでダウンタイムも比較的短めです。また、術後ある程度の状態まで修正することも可能です。

W法

W法は、蒙古襞を切開+切除する術式です。後戻りのリスクを軽減でき術後の変化もしっかり出すことができます。傷が目立ちにいですが、丸みを帯びた目頭になりやすい反面、並行型にはしにくいです。

デメリットは、Z法に比べダウンタイムが多少長く、皮膚を切除するため元の状態に戻したり、修正を行うことが難しい点が挙げられます。傷跡は半年~1年程度で素顔でも分からなくなります。

目頭切開の術後経過やダウンタイム・値段について|セレクトクリニック

目頭切開のリスク

リスク①:半年以上傷跡が目立つこともある

目頭切開の手術が終わった直後は蒙古ひだを切り取った箇所に傷跡が残ってしまいますが、だいたい2週間~3か月程度でその傷跡は自然と消えていくと言われています。

しかし、半年以上経っても目立つ傷跡が残ってしまうケースも稀にあります。また中には、傷跡が盛り上がってしまう(※ケロイド)になってしまうケースも。

リスク②:強い痛みを感じる可能性がある

施術中は局所麻酔をする為、ほとんど痛みを感じることなく施術を受けていただく事が可能です。万が一、施術後に麻酔が切れて痛みを感じる場合は、冷やしていただくことを推奨しています。

冷やす事により痛みが緩和されますが、冷やし過ぎてしまうと血行不良を起こしていしまい、内出血や傷口の治りが遅くなる事があるので、冷やし過ぎにはご注意ください。

リスク③:皮膚が壊死する可能性がある

目頭切開は目頭の皮膚を少し横にずらすという手術ですが、移動した皮膚が壊死したことにより皮膚が窪んでしまうといったリスクがあります。

このような失敗は、術後に血流が悪化し皮膚が壊死、潰瘍になった後に上皮化するなどの経過が考えられます。

リスク④:不自然な仕上がりになることもある

目頭切開では目の形が変わってしまいます。

無理なデザインにしたり、医師の技量が伴っていないと以下のように不自然な仕上がりになることも考えられます。

  • 寄り目に見えてしまう
  • 目の幅に左右差が出てしまう
  • 骨格や目元に似合わない仕上がりになってしまう
  • 目頭の内側にある涙丘が露出しすぎてしまう

手術をすることによって、より魅力的な目元にしたいところですが、施術に失敗してしまうと思っていた形と違う・顔につりあっていない為不自然、などという結果になってしまうことがあります。

目頭切開が向いている人

  • 目を大きく見せたい人
  • 離れ目を改善したい人
  • 並行二重にしたい人

目頭切開術は目頭のわずかな調整で、目を大きく華やかな印象にするのに効果の高い手術です。

二重整形では目の縦幅へアプローチする事で、高さを出し目元を大きく見せる事が可能ですが、目頭切開は蒙古ひだを切除する事で横幅を広げ目を大きく見せる事が可能です。目と目の間が離れている方(離れ目)は、目頭切開をする事で大人らしい印象になったり、鼻筋の立体感が強調され凛々しい印象に近づける事が可能です。

目頭切開が向いていない人

  • 蒙古ひだが目立たない人
  • もともと目と目の距離が近い人

主に目頭切開が向いていない人の特徴は主に2つです。

目と目の距離が近い方と蒙古ヒダの量が少ない方です。

元々目と目の距離が近い方が無理して施術を行うと、更に狭くなってしまい目元だけでなく、目元のバランスが崩れたり涙丘(ピンク色)が過剰に見える事で、顔全体のバランスの悪化にまで影響を与える可能性がありますし、生まれつき蒙古ひだが少ない方が目頭切開しても十分な効果が得られない場合があります。また、無理やり行うと涙丘が見えすぎてしまい不自然になる可能性があります。

セレクトクリニックが行う目頭切開の特徴について解説

目頭切開で切られ過ぎて悩んでいる方には

目頭切開で切られ過ぎてしまった場合、修正手術として用いられることが多い施術があります。

蒙古襞形成は目頭切開で切られ過ぎてしまった方や、涙丘が見えすぎて悩んでいる方に適用する施術法になります。

蒙古襞の形によっては、キツい目の印象に悩んでいる方などにも用いられる手術です。

蒙古襞を整形して寄り目を治し、優しい印象の目にしたい場合にも行います。

この蒙古襞形成術はニーズが多く、当院では形成外科出身の大岩医師が得意としています。

セレクトクリニックの目頭切開の料金

  • 目頭切開
    150,000円(税込165,000円)

※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。

目頭切開のメリット・デメリット・リスクまとめ

目頭切開は目の横幅を広くする事でパッチリとした目元にする施術です。大きくする切開を伴いますので、メリットだけでなくダウンタイムや傷跡などのデメリットをきちんと理解し、患者様にとって目頭切開が適した施術であるか否かが最も重要視すべきポイントです。

そもそもこの術式は目と目の間の距離が近い人にはあまり向いていない施術ですし、患者様が理想とする目元に近づけるためには、どのような選択肢があるのかをしっかりと医師と相談してから決定することが大切です。術式によってもダウンタイムの長さが変わりますので、その点も含めてカウンセリング時にしっかり希望を伝えるようにしましょう。

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