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【肌質改善】インナードライの原因と治療法|自宅ケアとクリニックでのアプローチ

※「インナードライ」は医学的な診断名ではなく、皮脂によるテカりと乾燥感が混在する肌状態を表す一般的な呼び方です。

「肌はテカるのに頬や口まわりはつっぱる感じがする」

「しっかり保湿しているつもりなのに毛穴が目立つ」

このような肌の状態に心当たりはありませんか?

それは一般に「インナードライ」と呼ばれる、肌表面に皮脂によるテカりがみられる一方で、角質層の水分不足やつっぱりを感じる肌状態かもしれません。

脂性肌だと思い込んで皮脂を取り除くケアを続けると、かえって乾燥が進み悪循環に陥ることもあります。

そこで本記事では、インナードライが起こる原因、脂性肌や乾燥肌との違い、自宅でできるケアの方法、クリニックでの治療についてわかりやすく解説します。

インナードライの症状と原因

インナードライは、肌表面に皮脂によるテカりがみられる一方で、角質層の水分不足やつっぱりを感じる肌状態を表す一般的な呼び方です。

脂性肌と勘違いされやすいものの、原因や適したケアは異なるため、まずは症状や原因について確認していきましょう。

インナードライの主な症状

インナードライは、Tゾーンなど皮脂の多い部分はテカりやすい一方で、頬や口まわりは乾燥してつっぱるように感じることがある肌状態です。

また、毛穴の開きやキメの乱れ、化粧崩れしやすいなどの悩みを併発することも多く、脂性肌だと思って皮脂を取り除くケアを続けても改善しにくい場合があります。

インナードライが起こる原因

インナードライは、肌の水分保持機能(バリア機能)が低下することが背景にあると考えられていますが、その原因は一つに特定できるものではなく、次のような複数の要因が組み合わさって生じることが多いとされています。

【インナードライの主な要因】

  • 洗浄力の強い洗顔料による洗いすぎ
  • 保湿ケアの不足
  • エアコンなどによる乾燥した環境
  • 加齢や肌質によるバリア機能の低下

こうした要因によって肌の水分保持機能(バリア機能)が低下すると、水分と皮脂のバランスが乱れ、肌表面はテカっている一方で、角質層の水分が不足している状態になることがあります。

2.インナードライと脂性肌・乾燥肌の違い

インナードライは脂性肌や乾燥肌と混同されやすい肌状態ですが、水分と皮脂のバランスや適したスキンケアには違いがあります。

誤ったセルフケアを続けないためにも、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

脂性肌との違い

脂性肌は、皮脂の分泌が多く、顔全体にベタつきやテカりが現れやすい肌質です。 インナードライは皮脂が多く分泌されているように見えても、角質層の水分が不足している状態である点が異なります。

そのため、脂性肌と考えて皮脂を取り除くケアばかりを行うと、肌のうるおい不足を招き、肌状態がさらに乱れる可能性があります。

乾燥肌との違い

乾燥肌は、水分・皮脂ともに不足しており、肌全体のかさつきや粉吹きが目立ちやすい肌質です。

一方、インナードライは肌表面にテカりがあるため、一見すると乾燥していないように見えることがあります。

しかし、角質層の水分が不足している場合もあるため、見た目だけで判断すると、自分の肌状態に合わないケアを選んでしまう可能性があります。

【肌タイプ別の特徴】

肌タイプ水分量皮脂量見た目の特徴
脂性肌個人差がある多い傾向顔全体がベタつきやすい
乾燥肌少ない傾向少ない傾向かさつきやつっぱりが目立つ
インナードライ少ない傾向部分的に多く見えるテカりと乾燥感が混在する

自宅でできるインナードライケア

インナードライは、毎日のスキンケアや生活習慣を見直すことで低下したバリア機能の改善が期待できる場合があります。

まずは、肌への負担を減らすために自宅で意識したいインナードライケアを紹介します。

スキンケアで見直したいポイント

インナードライのケアでは、必要なうるおいを守りながら肌を整えることが基本となるため、洗浄力が強すぎる洗顔料やゴシゴシこする洗顔は避け、やさしく汚れを落としましょう。

また、洗顔後はできるだけ早く化粧水で水分を補い、その後に乳液やクリームで油分を補うことで、うるおいを保ちやすくなります。

【スキンケアで意識したいこと】

  • 洗浄力の強すぎる洗顔料を避ける
  • 洗顔後はすぐに化粧水・乳液で水分と油分を補う
  • 皮脂の過剰な拭き取りをしない
  • アルコール成分の強い化粧品を多用しない

生活習慣で見直したいポイント

睡眠不足や偏った食生活、エアコンによる乾燥もバリア機能の低下につながるため、十分な睡眠と水分補給、室内の加湿を意識することも、インナードライのケアを後押しします。

【生活習慣で意識したいこと】

  • 十分な睡眠をとる
  • 室内の湿度を保つ(加湿器の活用など)
  • 栄養バランスの整った食事を意識する

インナードライと呼ばれる肌状態に対する美容医療の選択肢

スキンケアや生活習慣の見直しを続けても、テカりと乾燥を繰り返したり、毛穴の開きやキメの乱れが改善しなかったりする場合は、美容医療を検討するタイミングかもしれません。

美容医療では、セルフケアだけではアプローチが難しい肌の状態に応じて治療を行うことで、より健やかな肌を目指せる場合があります。

セルフケアでは届きにくい肌内部へのアプローチ

毎日のスキンケアは、肌のうるおいを保つために欠かせませんが、化粧品で保湿できる範囲は主に角質層までであり、肌状態によってはセルフケアだけでは改善が難しい場合もあります。

美容医療では、注入治療やマイクロニードルを用いた施術などにより、薬剤や製剤を皮膚へ届けたり、肌のハリに関わるコラーゲン産生へ働きかけたりする方法があります。

セルフケアだけでは届きにくい部分へアプローチできるため、肌のうるおい環境やキメを整え、肌質の改善を目指せる場合があります。

肌悩みに合わせて治療を選択する

インナードライは、一時的に保湿を行うだけでは、テカりと乾燥を繰り返してしまうことがあります。

美容医療では、肌状態に応じて、水分保持に関わる成分を肌へ届ける治療や、肌のターンオーバーやコラーゲン生成をサポートする治療などを組み合わせることで、肌質を整えることを目指します。

治療内容は肌質やお悩みによって異なるため、医師の診察を受けたうえで、ご自身に合った方法を選ぶことが大切です。

セレクトクリニックのインナードライへのアプローチ

インナードライは、毎日のスキンケアや生活習慣の見直しによって改善が期待できる場合もありますが、セルフケアだけでは変化を感じにくいケースもあります。

セレクトクリニックでは、医師が肌の状態を診察し、必要に応じて肌診断装置・VISIA(ビジア)で肌状態を確認したうえで、一人ひとりに適した治療をご提案させていただきます。

美容医療がはじめての方にもわかりやすくご説明いたしますので、お気軽にカウンセリングへお越しください。

【セレクトクリニックでできるインナードライへのアプローチ】

  • ジャルプロスーパーハイドロ
    非架橋ヒアルロン酸、7種類のアミノ酸、3種類のペプチドを配合した肌育注入製剤です。ハリや弾力、小じわなどのお悩みに応じて用いられることがあります。
  • ダーマペン
    極細の針で皮膚に微細な刺激を与え、肌の修復過程を利用して毛穴やキメ、ハリなどの変化を目指す施術です。使用する薬剤は治療内容によって異なります。
  • ポテンツァ
    使用するチップによって、マイクロニードルRF照射や薬剤導入を行う治療です。毛穴やキメ、ハリなど、肌状態に合わせて施術内容を選択します。
  • プルリアル
    ポリヌクレオチド、非架橋ヒアルロン酸、マンニトールを配合した肌育注射です。乾燥やハリ不足、毛穴、肌質などのお悩みに応じて用いられることがあります。
  • ジュベルック
    PDLLAを主成分とする注入治療です。コラーゲンやエラスチンの産生へ働きかけ、毛穴やハリ、キメなどのお悩みに応じて用いられることがあります。

インナードライの治療でよくある質問

インナードライの治療について、当院で患者様からよくいただく質問をまとめました。

インナードライと呼ばれる肌状態はセルフケアで整えられますか?

洗顔や保湿方法、生活環境などが影響している場合は、ケアを見直すことで乾燥感やテカりが和らぐことがあります。 一方で、加齢による肌質の変化や複数の要因が重なっている場合は、セルフケアだけでは改善が難しいケースもあるため、美容医療によるアプローチを検討するのも選択肢の一つです。

インナードライとニキビは関係がありますか?

インナードライでは、乾燥や皮脂分泌、毛穴の状態などが複合的に影響し、ニキビができやすくなる可能性があります。

そのため、皮脂だけを取り除くケアではなく、水分と油分のバランスを意識したスキンケアを行うことが大切です。

ニキビを繰り返す場合は、肌状態を確認したうえで適切な治療を受けることも検討しましょう。

治療とスキンケアはどちらを優先すべきですか?

どちらか一方だけではなく、両方を組み合わせることが大切です。

まずは毎日のスキンケアを基本とし、乾燥感や毛穴、キメなどのお悩みに応じて美容医療を組み合わせる方法があります。

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まとめ

インナードライとは医学的な診断名ではなく、肌表面に皮脂によるテカりがみられる一方で、角質層の水分不足やつっぱりを感じる肌状態を表す一般的な呼び方です。

皮脂を取り除くことだけを重視すると、乾燥感や肌への負担につながる場合があります。刺激の少ない洗顔や十分な保湿を心がけ、その日の肌状態に合わせてスキンケアを調整することが大切です。

セルフケアを続けても乾燥感やテカり、毛穴などのお悩みが続く場合は、皮膚疾患が隠れていないか確認するためにも、医師へ相談しましょう。

セレクトクリニックでは、医師が肌状態を診察し、必要に応じてVISIAによる撮影結果も参考にしながら、一人ひとりのお悩みに合わせた治療をご提案しています。お気軽にご相談ください。

この記事の監修医師

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