顔のたるみや二重あごのお悩みは、患者さんごとに症状や原因が異なります。

二重あごのセルフケアには、姿勢の改善や表情筋のトレーニング、むくみ対策、運動、食生活の見直し、スキンケアなどがありますが、これらだけで完全に解消するのは難しく、セルフケアには限界があるのも現実です。

本記事では、二重あごの原因からセルフケアの方法、美容医療による改善方法まで、わかりやすくご紹介していきます。

【結論】二重あごを即効で治すなら美容施術一択

セルフケアだけでも二重あごの解消には一定の効果が期待できますが、人によってはセルフケアだけで改善するのは難しいものです。

またセルフケアのなかには即効性が期待できないものも少なくありません。セルフケアだけでは二重あごの原因すべてにアプローチできる訳ではないでしょう。

セルフケアで変化が望めるのは肌表面の角質層までであり、肌よりも奥にある骨や皮下脂肪の変化まで対処できるとは限りません。

すぐにでも目に見えるほどの効果が欲しい方は、美容医療を選択肢に入れてみるとよいでしょう。

美容医療では医師とのカウンセリングによって一人ひとり異なる二重あごの原因を見極め、正しい治療法を選択できるといったメリットがあります。

二重あごを解消するおすすめの美容施術

オリジオKISS

オリジオKISSはオリジオXの上位互換モデルとして開発された最新のたるみ治療機器であり、RF（高周波）とHIFU（高密度焦点式超音波）の2つを搭載しています。

肌を引き締めながらコラーゲン生成を促してくれるため、たるみ改善や小顔効果・若々しい印象を目指したい方におすすめです。

オリジオKISSに搭載されているTモード（極浅層ケア）・Gモード（浅層ケア）・Xモード（深層ケア）の3つのモードによって、お悩みごとに異なる肌の層へ効果的にアプローチできます。

3つのモードを組み合わせた「トリプルモード」では、肌表面を引き締めながら肌深層部までアプローチしてコラーゲン生成を促し、即効性と持続性のあるリフトアップ効果を実現します。

オリジオKISS【銀座限定】

以下、実際にセレクトクリニックで施術を受けた方の症例です。

関連記事：オリジオKISS（キス）で切らずに美しいフェイスラインを実現！

ペリカンリフト

ペリカンリフトは、医療用の溶ける糸を顎下から挿入しエラの下あたりから引き上げることで皮膚や脂肪のもたつきを改善します。

柔軟性と持続力が特徴の「PLACL」という素材を使用し、美しいフェイスラインを長期間キープ。

二重顎にお悩みの方におすすめです。

インモードVリフト

インモードVリフトは、韓国で人気の「切らない小顔治療」と「ハイフに匹敵する即効性」で話題の施術です。

複合機であるインモードは「ミニFX（MiniFX）」と「フォーマ（Forma）」の2つの機能が備わっており、相乗効果によって強力なリフトアップ・小顔効果が期待できるでしょう。

効率よく脂肪を破壊しながら皮膚を引き締めるため、顔のボリュームダウン・フェイスラインのもたつき・二重あごの改善とさまざまなお悩みをメスなしで叶えます。

以下、実際にセレクトクリニックで施術を受けた方の症例です。

関連記事：ビフォーアフター有｜インモードとは？プロが効果やメリットを解説

HIFU（ハイフ）

ウルトラセル2

レーザー（SRR）、高周波RF（GFR）、高密度焦点式超音波(HIFU)の３つのテクノロジーを組み合わせたコンビネーション治療器です。

レーザー（SRR）では、表皮から真皮層に熱を与え目もとの小じわや毛穴・くすみを改善します。

高周波RF（GFR）ではレーザーでは届かない真皮層のコラーゲンに働きかけ、熱による創傷治癒効果でコラーゲンの生成促進を目指せるでしょう。

高密度焦点式超音波（HIFU）は、皮下組織の表情筋の筋膜まで熱を届けてくれます。

メスで行うたるみ治療は筋膜を直接引っ張って小顔効果を目指しますが、高密度焦点式超音波（HIFU）はメスを使わずにたるみの引き上げを叶えます。

ウルトラセル1台で3つの層に働きかけるため、たるみの改善だけでなくしわの改善や小顔効果も望める次世代の治療器です。

• HIFU
• SRR
• イントラジェン
• イントラセル

上記4つの機能（ハンドピース）を調整しながら使用することで、しわ・たるみ・引き締め・リフトアップなどさまざまなお悩みにお応えします。

以下、実際にセレクトクリニックで施術を受けた方の症例です。

関連記事：たるみ改善なら多機能なウルトラセルでアンチエイジング効果にもおすすめ

ウルトラフォーマーⅢ

ウルトラフォーマーⅢでは、従来のレーザー治療や光治療では届かなかった「SMAS筋膜」へアプローチできる点が特徴です。

ピンポイントで超音波を送り、一時的にダメージを与えることで、修復の過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。

また、ウルトラフォーマーⅡより浅い真皮上層に高周波を当てられるようになり、肌表面のハリやツヤ・毛穴・皮膚の引き締めに役立つ「HIFUシャワー」も利用できるようになりました。

HIFUをシャワーのように浴びるHIFUシャワーはウルトラフォーマーにしかできない照射方法です。

以下、実際にセレクトクリニックで施術を受けた方の症例です。

関連記事：たるみ改善治療ならウルトラフォーマー3（HIFU）が最適な理由について解説

脂肪吸引（顎下）

顎下に脂肪がたまっていると、全体的に顔が大きく見えてしまいがちです。

その部分を中心に脂肪吸引を受けることで、脂肪によって膨らんでいた部分がすっきりと引き締まり、小顔効果を実感できるでしょう。

顎と首の境界線のラインがはっきり見え、顔が立体的に見える効果も期待できます。

また、脂肪細胞を直接減らす施術のためリバウンドしにくく、小顔効果を長期間維持できる点もメリットです。

以下、実際にセレクトクリニックで施術を受けた方の症例です。

関連記事：ビフォーアフター有｜ 顔の脂肪吸引のダウンタイムや効果について専門医が徹底解説！

脂肪溶解注射（カベリン）

脂肪溶解注射は、脂肪を溶かし排出を促す薬剤を注入する施術です。

通常のダイエットでは不可能な「部分痩せ」を実現し、よりバランスの良い顔立ちが叶うでしょう。

カベリンの主成分は、デオキシコール酸という成分です。

デオキシコール酸は消化を助けるために使われる成分ですが、脂肪溶解注射として体に直接注射すると、脂肪細胞をターゲットにはたらいてくれます。

脂肪細胞の膜を壊し、細胞の自己消滅（アポトーシス）を促すことで、直接脂肪細胞の数を減らせるでしょう。

死んだ脂肪細胞は体の自然な代謝プロセスで徐々に排出されるため、徐々に痩身効果を実感できるようになります。

以下、実際にセレクトクリニックで施術を受けた方の症例です。

関連記事：カベリン（脂肪溶解注射）による小顔・小鼻効果はいつから？ダウンタイムの腫れ（副作用）は何日続く？

二重あごの主な原因

体重増加や肥満

体重増加や肥満から首や顎下に脂肪が蓄積してしまうと、二重あごになる可能性が高まります。

二重あごは肥満の方に多く見受けられますが、体重が多くない方であっても、顎下にばかり脂肪が集中してしまう可能性があります。

皮膚や筋肉のたるみ

加齢に伴いコラーゲンやエラスチンが減少すると、肌の弾力が低下し、二重あごが目立ちやすくなります。

特に顎は年齢とともにたるみが目立ちやすくなり、脂肪が少ないにもかかわらず皮膚のたるみだけで二重あごができる場合もあります。

また、過剰なダイエットなどで急激に体重が減少すると、皮膚が余って二重あごになるケースもゼロではありません。

浮腫（むくみ）

二重あごの原因は脂肪だけでなく、浮腫によって起きている場合があります。

顎周りは普段動かすことが少ない部位であり、血液やリンパの流れが滞りやすく、他の部位よりもむくみやすいでしょう。

浮腫は顎の周りに老廃物や水分が溜まって生じるため、二重あごに見えるだけでなく、脂肪が付きやすくなる点にも注意が必要です。

また、塩分の多い食事やアルコール摂取、睡眠不足、ストレスなどで体液が溜まり、二重あごに見えることもあるでしょう。

特に夜間は身体に重力がかかりにくく、体内の水分が顔や手などに溜まりやすくなります。

一日の中で起床時が一番二重あごが目立つ方は、浮腫を疑うことをおすすめします。

顎や舌の筋力低下

顎下のたるみや二重あごは、舌の筋肉の衰えによって引き起こされる場合もあります。

筋力は年齢と共に衰えていくほか、普段表情筋を使わない生活を続けている方も、顎の下がたるみやすくなるでしょう。

口周りやフェイスラインの筋肉が衰えると、老廃物が排出されにくくなるほか、皮膚が重力に負けて二重あごになってしまいます。

姿勢の悪さ

長時間のスマートフォンやパソコン操作・デスクワークなどで首が前に傾くと、首の筋肉が衰え、ストレートネックになりやすくなります。

ストレートネックの方は首周りの筋肉が凝り固まって可動域が狭くなるため、筋力が衰え、顎の脂肪やたるみが目立ってしまいます。

顎の骨格が小さい

下顎が小さい方や顎の骨格が後退している方などは、顎下の脂肪や皮膚が目立ちやすくなります。

この場合、は生まれつきの骨格が影響しているため、体脂肪を減らしても完全にお悩みを改善することが難しい場合があります。

口呼吸

口呼吸は顔の骨格の発達や下顎の発達を妨げる要因の一つです。

口呼吸をすることで下顎の骨の角度が通常よりも大きくなってしまい、首から顎の先端までの距離が縮まり、二重あごになりやすくなります。

無意識のうちに口呼吸となっている方も多いため、頻繁に口が開いてしまう方や、歯並び・かみ合わせが悪い方などは特に注意が必要です。

二重あごは自分で解消できる？

二重あごと骨格は密接に関係しており、骨格の形状や位置によって二重あごが目立つ場合があります。

特に顎の骨が小さかったり首の後ろが引っ込んでいたりする方は、二重あごのリスクが高いといえるでしょう。

これらは先天的な問題の可能性があるため、セルフケアで改善を目指すのではなく、美容医療による施術を検討することが大切です。

関連記事：【顎(あご)整形】Eラインを整えることで得られる効果について医師が解説

二重あごを予防するためのセルフケアは効果的？

美顔ローラーなどのグッズを活用

美顔ローラーなどのグッズは、使いすぎると却ってシワができてしまったり、一部の筋肉が不自然に鍛えられたりする可能性があります。

使用する際は軽いリフレッシュ程度に留め、症状の改善を目指して長時間使うことはやめましょう。

表情筋のトレーニング

表情筋のトレーニングは、日常的な会話や食事を通して筋肉を動かす程度に留めましょう。

こちらもやりすぎると新たなトラブルを生む可能性があるほか、効率的に二重あごを解消するだけの効果は期待できません。

マッサージ

むくみによる二重あごの場合、リンパを流すことで老廃物の排出を促せる場合があります。

しかし、前述のトレーニングや美顔器同様、やりすぎることで新たなトラブルを生んでしまう可能性もゼロではありません。

加えてスピーディに二重あごを解消するだけの効果はないため、症状の悪化を防ぐために定期的なマッサージを行う程度に留めると良いでしょう。

関連記事：顔のたるみを改善するには｜市販の美顔グッズは本当に効果ある？

まとめ

二重あごの原因は加齢・たるみ・体重増加などさまざまな種類があり、患者さん一人ひとりによって異なります。

まずは自分の二重あごが目立つ原因を探り、正しい対処法を知るところから始めてみると良いでしょう。

いずれの場合もセルフケアで完全に二重あごを解消できるわけではないため、美容医療を視野に入れ、自分に合うクリニックを探すことが大切です。

通院の際は二重あご関連の施術実績が豊富であり、一人ひとりに対し丁寧に対応してくれるクリニックを選びましょう。