ポテンツァとダーマペンはそれぞれどのような施術か
ポテンツァは、ダーマペンの進化版とも言われている最新美肌治療器です。ポテンツァは、お悩みに合わせてチップを使い分け、ニキビ・肝斑・毛穴・酒さ・瘢痕などの美肌治療から、小ジワ改善・引き締め・リフトアップなどのエイジングケアまで幅広く治療することが可能です。
極細針を刺し、針先から出る高周波(RF)の熱エネルギーを、真皮層(肌の深部)に直接与え、あらゆる肌悩みに働きかけます。豊富なチップの中でもドラッグデリバリーシステム搭載されたチップが、ダーマペンのように薬剤を使用して治療します。この専用のチップ用いることで、薬剤を均一にムラなく真皮層へ導入することが可能です。
ポテンツァはセレクトクリニック 新宿院にて施術を受けることが可能です。
ポテンツァの期待できる効果
- ニキビ、ニキビ跡
- 毛穴収縮
- 瘢痕、クレーター
- 肌質改善、肌再生
- ハリツヤ弾力、小ジワ改善
- くすみ、トーンアップ、美肌
- 肝斑の予防と改善
- 赤ら顔の改善
- 引締め、リフトアップ
ダーマペンは毛穴やニキビ・ニキビ跡改善で人気のある治療で、PRX-Tとダーマペンを組み合わせたヴェルベットスキンやPRP(多血小板血漿)とダーマペンのヴァンパイアフェイシャルなどで話題となり、ご存じの方も多いかと思います。
ダーマペンの期待できる効果
- ニキビ、ニキビ跡改善
- 毛穴収縮
- ハリツヤUP
- 小ジワ改善
- 肌質改善、肌再生
- トーンアップ、美白
などが挙げられます。
ダーマペンは、マイクロニードル(極細針)を装着したペンタイプの皮膚再生医療機器で、肌にヘッドをあてながら高速振動させることにより、1秒間に1920個もの微細な穴を垂直に開け、創傷治癒力を利用して肌の生成を図る治療法。更に無数の穴があいたお肌へ目的に合わせた薬剤を塗り込むことで、肌の深部まで薬剤が浸透され高い治療効果が期待できます。
それぞれの施術の違いとは
ダーマペンとポテンツァは、いずれもマイクロニードル(極細針)を使ってお肌の表面に微細な穴をあけ、お悩みの改善治療に特化した薬剤を浸透させる施術方法となります。両者の主な違いは、高周波(RF)照射の有無と薬剤のお肌への導入方法です。
ポテンツァの場合
細い針で肌表面に穴を開け、針先から高周波(RF)を照射します。
これにより、コラーゲンやエラスチンの産生促進や肌の引き締めなどにアプローチします。さらにポテンツァには、ダーマペンにはないドラッグデリバリーシステムが搭載されているため、有効成分を肌内部に均一に浸透させることが可能です。
「極細針で穴をあける」+「RF照射」+「薬剤注入」
※ドラッグデリバリーシステムとは薬剤伝達システムのことで、針を入れる際に吸引することで空気が流れ込み、肌を押し上げ、針を抜く際に押し出される空気により薬剤が導入されるPOTENZA(ポテンツァ)独自の技法です。
ダーマペンの場合
ダーマペンは、有効成分を肌に塗布してから、マイクロニードルを使って肌表面に穴を開けて肌内部に成分を浸透させます。薬剤を導入することにより、体本来の肌を修復しようとする働きが促進され、線維芽細胞の活性化やコラーゲンの産生促進などの作用が期待可能です。
「極細針で穴をあける」⇒「薬剤導入」
期待効果の違い
ポテンツァではチップを使い分けて治療するため、治療範囲も広くあらゆる肌悩みに対応ができるます。ダーマペンと大きく異なる点は、肝斑・赤ら顔・リフトアップ治療ができること。
ポテンツァの肝斑治療は、高周波(RF)の熱エネルギーによりメラニンを作る働きを抑制。働きが徐々に弱くなることで肝斑の再発を防ぐことができます。レーザー治療では薄くすることができても、再発は防止できません。ポテンツァは肝斑でお悩みの方にとって期待値の高い治療だと言えます。
赤ら顔の治療も原理は同じで、赤みの原因となる血管を新たに作る働きを抑制し再発を防止。肝斑・赤ら顔治療は原因となるターゲットに直接アプローチができる、今までになかった新しい治療法になります。
リフトアップ治療で用いるダイヤモンドチップには針がありません。皮下深くまで強い伝達する高周波(RF)と皮下左右均一に伝達する高周波(RF)、この2種類のRFを連続照射し表皮から真皮まで素早く熱が伝達されることにより高い引締め・リフトアップ効果が期待できる施術です。痛みやダウンタイムがほとんどなく、じんわりとした熱の温かみを感じる程度で、ハイフの痛みが苦手な方におススメです。
一方ダーマペンは、ポテンツァよりもさらに細かく針の長さを調節できます。ダーマペンはポテンツァと違い、毛穴治療に特化した機械なので、クレーター、たるみ毛穴、アイスピック型の毛穴、開き毛穴など、お顔の箇所によって異なる毛穴がある方には、箇所によって針の長さや薬剤を変えることが可能です。ペンタイプの機械なので毛穴の状態に合わせて施術者が細かく処置できる点が優れています。
ダウンタイムの違い
ポテンツァの場合
ポテンツァのダウンタイムはほとんどなく、ダーマペンよりもかなり控えめです。
人によっては内出血による赤みや腫れ、痛み、乾燥、つっぱり、ほてり感が生じる場合があります。
また、高周波で皮膚の奥を焼いたことで1週間ほど表面にざらつきが残ります。
それでも大体はメイクで隠せる程度です。
個人差がありますが、早いと1日、長くても一週間もすればおさまっています。
ダーマペンの場合
ダーマペンも内出血による赤みや腫れ、痛み、乾燥、つっぱり、ほてり感が起こります。しかし、ダーマペンの場合はポテンツァに比べると症状が長引く可能性があります。しっかりと針を刺して強い美容効果を求める場合は、1週間以上のダウンタイムも覚悟しておくと良いでしょう。また、症状のピークは大体1~2日の間になる場合が多いです。
料金
施術 | 薬剤 | 料金 |
ニキビ跡/クレーター | ドラッグデリバリー×McCoom(マックーム)1回 | 95,000円 (104,500円 税込) |
肝斑/美肌/陶器肌 | リジュビネーション×トラネキサム酸×BENEV(ベネブ)1回 | 60,000円 (66,000円 税込) |
毛穴 | ドラッグデリバリー×ボトックス×BENEV(ベネブ)1回 | 85,000円 (93,500円 税込) |
赤ら顔 | リジュビネーション 1回 | 40,000円 (44,000円 税込) |
ニキビ汗管腫/ブラックヘッド | ニキビショット 10個まで | 30,000円 (33,000円 税込) |
ニキビ汗管腫/ブラックヘッド | ニキビショット 全顔 10個以上 | 40,000円 (44,000円 税込) |
ダイアモンドチップ | 1回 | 60,000円 (66,000円 税込) |
+オプション(首) | 20,000円 (22,000円 税込) |
※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。