顔の大きさやエラの張り、頬骨の出っ張りが気になり、小顔矯正やマッサージ、美容医療などさまざまな方法を試してきた方もいるのではないでしょうか。
輪郭の印象は骨格だけでなく、脂肪や筋肉、皮膚の状態など複数の要素によって決まります。
そのため、気になる部分と施術が働きかける層が異なると、変化を感じにくいことがあります。
骨格が要因となっている場合に選択肢となる「骨切り」について、お悩み別の種類や適応、ダウンタイムの目安を解説します。
顔の大きさや輪郭のお悩みで骨切りが選択肢になる理由
顔の大きさや輪郭の悩みに対しては、注入治療や脂肪吸引、糸リフトなどさまざまな方法があります。
そのなかで「骨切り」という方法が検討されるのは、輪郭の印象に骨格そのものが関係しているケースがあるためです。
セルフケアや切らない施術で変化を感じにくい状態
小顔矯正やマッサージ、フェイスラインへの注入治療、脂肪吸引、糸リフトなどを試しても、輪郭の印象が思ったように変わらなかったというケースがあります。
この場合、施術そのものが合っていないというよりも、気になっている部分の主な要因と、施術がアプローチする層が異なっている可能性があります。
たとえば、脂肪吸引は主に脂肪に、筋肉へ働きかける治療は筋肉に、糸リフトは主に皮膚や皮下組織のたるみにアプローチするものです。
一方、骨の形や張り出しが輪郭の印象に関係している場合、これらの方法だけでは骨格そのものを変えることはできません。
ケアや施術を続けているのに手応えが得られないと感じるときは、方法を増やす前に「輪郭のどの層が主な要因になっているのか」を整理することが大切です。
輪郭の印象を決める3つの要素
輪郭の印象は、大きく分けて骨格・脂肪・筋肉の3つの要素によって構成されると考えられます。
たとえばエラの張りは、噛むときに使う咬筋が発達している場合と下顎骨の形態による場合があります。
フェイスラインのもたつきには、脂肪や皮膚のたるみなどが関係することがあります。
また、頬骨の張り出しは骨格に由来するケースが多いとされています。
そのため、「顔が大きく見える」という同じ悩みでも、主な要因によって検討する治療は変わります。
ただし、見た目だけから骨格・脂肪・筋肉のどれが主な要因なのかを判断することは難しい場合があります。
医師による診察に加え、必要に応じてCTなどの画像検査を行い、骨格の状態を確認することが重要です。
骨格が要因の場合に選択肢となる骨切り
脂肪や筋肉へアプローチする施術では、基本的に骨そのものの形を変えることはできません。
そのため、骨の張り出しや長さなどが輪郭の印象に関係している場合、表層への施術だけでは変化を感じにくいことがあります。
こうしたケースで選択肢のひとつとなるのが、骨へ直接アプローチする骨切りです。 ただし、輪郭の悩みがある方すべてに骨切りが適しているわけではありません。
主な要因が筋肉や脂肪にある場合は、別の治療が適することもあります。
セレクトクリニックでは骨格だけを見るのではなく、脂肪や筋肉、皮膚の状態も含めて診察したうえで、治療方法を検討しています。
骨格そのものを調整する「骨切り」とは?
骨切りは、顔の骨を切ったり削ったりして形態を調整する外科手術です。
検討する際は、骨切りと骨削りの違いや、対象となる部位、費用、手術後の経過などをあらかじめ確認しておきましょう。
骨切りと骨削りの違い
「骨切り」と「骨削り」は、どちらも骨格へアプローチする方法ですが手術の方法が異なります。
骨切りは、骨の一部を切り離して移動または切除し、プレートやワイヤーなどで固定することで形態を整える手術です。
一方、骨削りは、骨の表面を削って形を整える方法です。
どちらを用いるかは、希望する変化の方向や骨の厚み、骨が張り出している方向などによって異なります。
骨の厚みが限られている部位では、削るだけでは十分な調整が難しい場合があり、骨を切り離して位置を移動させる方法が検討されることもあります。
どちらかが一律に優れているというものではなく、骨格の状態や目的に応じて使い分けられる関係です。
なお、美容目的で行う骨切りは公的医療保険の適用外となる自由診療です。
費用は全額自己負担となるため、施術費だけでなく、麻酔や検査、術後の通院などにかかる費用も含めて確認しておきましょう。
骨切りで変化が期待できる部位
顔の骨切りで主な対象となるのは、頬骨・下顎角(エラ)・オトガイ(アゴ先)です。気になっている部位や骨格の状態によって、選択される術式が変わります。
顔の骨切りでは口の中から切開する術式が多く、外から傷跡が見えにくいよう設計されます。
頬骨へアプローチする場合は、前方を口腔内から、後方を耳前部のもみあげ内から切開する方法があります。
セレクトクリニックでは髪に隠れる範囲内で切開するなど、傷跡ができるだけ目立たないよう切開部位を工夫しています。
ただし、傷の治り方や瘢痕の残り方には個人差があるため、カウンセリング時に医師へご確認ください。
また、費用は術式や施術範囲によって異なります。
麻酔費用や術後の通院、検査などが別途必要になる場合もあるため、カウンセリングでは「表示価格に何が含まれているのか」を確認しておきましょう。
一度形成した骨格を元の状態へ戻すことは難しいとされるため、どの部位をどの程度調整したいのかを診察を通じて整理したうえで、手術を検討することが重要です。
【お悩み別】特徴ごとに見る骨切りの種類
骨切りの術式は、エラやアゴなど単独の部位へアプローチするものと、複数の部位を組み合わせるものに分けて考えることができます。
お悩みと術式の対応
まずは、気になる部位と主な術式の関係を整理してみましょう。
| 気になる部位・お悩み | 主な術式 |
| 顔の下半分の四角い印象・エラの張り出し | エラ骨切り |
| アゴが小さい・後退している | オトガイ形成 |
| エラからアゴにかけての下顔面全体 | Vライン形成 |
| 頬骨の張り出しを含む顔全体のバランス | 輪郭3点 |
同じ悩みに見えても、骨格の形態や張り出している方向によって適する術式は異なります。
単独部位へアプローチする術式
気になる部位が1か所に絞られている場合は、その部位を中心に調整する術式が選択肢になります。
一方で、1か所だけを調整すると周囲とのバランスが変わることもあるため、施術部位だけでなく、顔全体の輪郭とのバランスを踏まえて設計することが重要です。
エラ骨切り
エラ骨切りは、下顎角と呼ばれるエラ部分の骨を削るなどして、下顔面の骨格を調整する術式です。セレクトクリニックでは口の中から切開してアプローチします。
エラの張り出しによって顔が四角く見える、顔の下半分が大きく見えるといった悩みがある場合に検討されます。
ただし、エラの張りが下顎骨の形態ではなく、噛む筋肉である咬筋の発達による場合は、骨切り以外の方法が検討されることもあります。
骨の状態によっては、外板除去を併用する方法が検討される場合もあります。
「エラが張っている」という見た目だけでは、その要因が骨なのか筋肉なのかを判断することは難しいため、医師の診察で確認することが大切です。
| 価格(税込) | ・エラ:1,320,000円 部分モニター 990,000円、全顔モニター 880,000円、外板除去 220,000円 ・全身麻酔(必須):275,000円 |
| リスク・副作用 | 腫れ、内出血、感染、傷痕、色素沈着、痛み、しびれ、その他の知覚異常が起こる可能性。 症状の程度や続く期間には個人差がある。 |
オトガイ形成(アゴ)
オトガイ形成は、アゴの骨を削る、切る、移動させるなどして、顎先の形態を整える術式です。
必要に応じてプレートやワイヤーなどで固定します。
「アゴがない」「アゴが小さい」「後退している」「横顔のラインが気になる」といった悩みがある場合に検討されます。
骨格によるアゴの状態が悩みの中心であれば選択肢となりますが、状態によっては注入治療など、別の方法が検討されることもあります。
顎先と鼻先の位置関係によって横顔の見え方は変わります。
また、エラ骨切りと組み合わせて下顔面全体を設計することで、顎の長さを調整する際にフェイスラインとのバランスを考慮することもできます。
噛み合わせに不安がある場合は、事前に医師へ伝えておきましょう。
| 価格(税込) | ・オトガイ形成:990,000円 部分モニター 770,000円、全顔モニター 660,000円 ・オトガイ形成(シリコンプロテーゼ):385,000円 |
| リスク・副作用 | 腫れ、内出血、感染、傷痕、痛み、しびれ、その他の知覚異常、左右差が起こる可能性。症状の程度や続く期間には個人差がある |
複数部位を組み合わせる術式
気になる部位が1か所であっても、そこだけを変えることで周囲とのバランスが変わり、別の部位が目立って見えることがあります。
そのため、顔全体の輪郭を考えながら、複数の部位へ同時にアプローチする術式が選択されることもあります。
一方で、手術範囲が広くなるほど身体への負担は大きくなり、ダウンタイムも長くなる傾向があります。
単独の術式と複合の術式に優劣があるわけではなく、骨格の状態と希望する変化によって適する選択肢が変わります。
輪郭3点
輪郭3点は、頬骨・エラ(下顎角)・オトガイの3か所へアプローチする輪郭形成術です。
セレクトクリニックでは大阪院のみで対応しており、カウンセリングから施術まで浅香明紀医師が担当しています。
複数の部位を同時に調整することで、顔全体のバランスを考えながら輪郭を設計することが特徴です。
頬骨へのアプローチでは、頬骨体部と頬骨弓部を切断し、頬骨弓を内側に移動させる方法があります。
接合部に段差が生じないよう、骨の状態に応じて調整を行います。こうした頬骨へのアプローチは輪郭3点などの施術のなかで行うため、単独での対応可否についてはカウンセリングでご確認ください。
輪郭3点は、以下のような悩みを検討する際の選択肢になります。
- 顔の横幅を小さくしたい
- ゴツゴツした印象をやわらげたい
- 卵形の輪郭を目指したい
一方、1部位の調整で目的を整理できる場合や、全身状態などから手術が難しいと判断される場合には、別の治療方法が検討されることがあります。
手術範囲が広くなるため、術前の検査と骨格の状態を踏まえた設計が前提です。
また切除する骨の量や皮膚・軟部組織の状態によっては、術後のたるみについて検討が必要になる場合があります。
セレクトクリニックでは骨切り後の状態に応じて、骨膜の回復過程を考慮したHIFUを1〜3か月の時期に案内する場合があります。
長期的な経過に不安がある場合や、持病・服薬がある場合は、カウンセリングの段階で医師へ伝えておきましょう。

| ドクター | 浅香 明紀 |
| 施術の説明 | 輪郭3点+外板除去、下眼瞼脱脂 |
| 副作用 | 腫れ、感染、傷跡、痛み、痺れ、顔面神経障害など |
| 費用 | 3,168,000円〜 ※通常価格を記載 ※麻酔代・検査代・物品代別途 |
| 期間 | 1ヶ月後 |
Vライン形成(エラ+アゴ)
Vライン形成は、エラとオトガイへ同時にアプローチし、下顔面のラインを連続して設計する術式です。
エラの張りとアゴのラインのぼやけが同時に気になる、下顔面全体の輪郭を整えたいといった場合に検討されます。
一方、悩みが1部位に限られる場合は、単独の術式が選択肢になることもあります。
また、全身状態などから手術が難しいと判断される場合には、別の治療方法が検討されることがあります。
エラとアゴを同時に扱うため、単独の術式と比べて手術範囲が広くなります。
全身の状態の確認を含めた術前検査を行ったうえで、適応を検討することが重要です。
単独の術式とVライン形成のどちらを検討するか迷う場合は、骨格の状態を確認したうえで医師に相談しましょう。

| ドクター | 浅香 明紀 |
| 施術の説明 | Vライン形成+外板除去、脂肪吸引(両頬+顎下)、ヴィーナスリフト10本、ペリカンリフト2本 |
| 副作用 | 腫れ、感染、傷跡、痛み、痺れ、顔面神経障害など |
| 費用 | ¥3,212,000〜 ※通常価格を記載 ※検査代・固定代・採血代・麻酔代別途 |
| 期間 | 12ヶ月後 |
骨切りのダウンタイムとリスク
骨切りは骨へ直接アプローチする手術のため、術後には腫れや内出血などが生じることがあります。術式や施術範囲によって経過は異なるため、あらかじめ大まかな流れを把握しておきましょう。
術後の経過の目安
腫れは術後3日頃に強く現れ、その後2週間程度かけて徐々に落ち着く傾向があります。ただし、むくみが1〜3か月程度残る場合があり、仕上がりは術後6か月頃を目安に確認します。経過には個人差があります。
腫れが強く出やすく、日常生活への影響が出やすい時期
手術直後から腫れや内出血が生じる可能性があります。 口腔内を切開する術式では、腫れによって食事や会話に影響が出ることもあります。
腫れが徐々に落ち着き、外出しやすくなる時期
強い腫れが落ち着いた後も、むくみや左右差などが残る場合があります。
外出や仕事への復帰時期は、術式や仕事内容を踏まえて医師と相談しておくとよいでしょう。
形態が徐々に安定していく時期
腫れが落ち着いた後も、骨や周囲の組織が安定するまでには時間がかかります。
骨の癒合や最終的な形態の安定には、数か月単位の期間を要することがあります。なお、具体的な日数は術式や施術範囲によって異なります。
- 腫れが強く出やすい時期:術後1〜2週間程度
- 外出しやすくなる時期:術後2〜4週間程度
- 形態が安定してくる時期:術後3〜6か月程度
同じ施術を受けた場合でも、回復の速さや腫れの出方は一様ではありません。
仕事や学校、旅行などの予定がある場合は、休みを取る期間について事前に医師へ確認しておきましょう。
起こりうるリスク・副作用
骨切りは骨へ直接アプローチする手術のため、術後には次のような症状が起こる可能性があります。想定されるリスクは術式や施術範囲によって異なります。
- 腫れ、内出血、痛み
- 感染、傷跡、色素沈着
- しびれ、その他の知覚異常
- 左右差、変形
- 開口障害
- 顔面神経障害
- 組織壊死、顎骨壊死
- 術後の皮膚のたるみ
- アレルギー反応やショックなどの合併症
症状の現れ方や程度、続く期間には個人差があります。
どのようなリスクが想定されるかは、術式や骨を切る範囲などによっても異なるため、カウンセリングで具体的な説明を受けたうえで検討することが大切です。
術後に気になる症状が出た場合は、自己判断で様子を見続けず、施術を受けた医療機関へ連絡してください。
医師へ相談が必要なケース
次のような場合は、カウンセリングの際に医師へ事前に伝えておきましょう。
- 持病がある場合や服薬している薬がある場合
- 過去に顔面の手術を受けたことがある場合
- 噛み合わせに不安がある場合
- 悩みの要因が骨格か脂肪か筋肉か判断できない場合
- 妊娠中や授乳中の場合
これらに該当するかどうかだけで、手術を受けられるかどうかが一律に決まるわけではありません。
全身状態や既往、服薬状況、骨格の状態などを踏まえて、医師が個別に判断します。
気になる点は事前に隠さず共有しておくことが大切です。
「手術を受けられるかわからない」という段階でも相談できるため、不安なことがあればカウンセリングで伝えましょう。
骨切りをご検討の際はセレクトクリニックへご相談ください
骨切りは、「エラが気になる」「顔が大きく見える」という同じようなお悩みでも、骨格の形や張り出し方によって適する術式が変わります。
セレクトクリニック大阪院では、CTなどの画像検査を含めて骨格の状態を確認し、手術で調整できる範囲を事前に説明したうえで治療方針を検討しています。
輪郭3点は大阪院のみの対応で、カウンセリングから施術まで浅香明紀医師が担当しています。
浅香明紀医師について
骨切りを担当するのは、セレクトクリニック大阪院院長の浅香明紀医師です。日本形成外科学会認定専門医として診療を行っています。
経歴
- 2013年 大阪医科薬科大学卒業 東京大学付属病院で初期研修
- 2015年 大阪医科薬科大学付属病院形成外科入局 大学及び関連病院で研鑽
- 2023年 Chang Gung Memorial Hospital Craniofacial center(台湾)へ留学
- 2024年 大学病院形成外科 助教
- 2026年 SELECT CLINIC 大阪院院長に就任
- 2026年 大阪医科薬科大学 形成外科 顔面変形専門外来
所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本頭蓋顎顔面外科学会
- 日本創傷外科学会
- 日本口蓋裂学会
頭蓋顎顔面外科を専門領域とする浅香医師
浅香医師が専門とするのは、頭蓋顎顔面外科と呼ばれる顔面の骨格を扱う領域です。
輪郭の形態だけでなく、骨格のずれによって生じる顔面の変形も対象となります。
歯そのものを動かす歯列矯正とは異なり、顎の骨格を整えることで顔立ちや噛み合わせに関わる状態へアプローチする分野であり、骨格が要因となっている場合は歯だけを動かす方法では対応が難しいケースもあります。
2026年からは大阪医科薬科大学形成外科の顔面変形専門外来も担当しています。
CTなどの検査をもとに手術範囲を確認
骨切りの術前には胸部レントゲン、CT、心電図、採血などの検査を受けます。
CTデータをもとに骨格の状態を確認し、手術によって調整できる範囲を事前に説明いたします。
カウンセリングでは、仕上がりのイメージを確認しながら、施術内容やリスク・副作用について説明します。
輪郭3点を含む骨切り手術は大阪院のみの対応で、カウンセリングから施術まで浅香医師が担当します。
骨切りだけに限定せず、状態に合わせて治療を検討
輪郭の悩みがあっても、骨切りだけを提案するわけではありません。
エラの張りが筋肉によるものであれば筋肉への対応、フェイスラインのもたつきが脂肪によるものであれば脂肪吸引、皮膚のたるみが関係していれば糸リフトなど、状態に応じてさまざまな選択肢をご用意しております。
セレクトクリニックでは骨格・脂肪・筋肉・皮膚の状態を総合的に診察し、必要な治療を検討しています。
骨を削る量についても、希望する輪郭だけでなく、現在の骨格や顔全体のバランスを考慮して設計することが重要です。
【FAQ】骨切りに関するよくある質問
ここでは、骨切りのカウンセリング前によく寄せられる質問について解説します。
骨切りの傷跡は外から見えますか?
切開は主に口の中から行うため、外から傷跡が見えにくい設計になっています。
頬骨へのアプローチについては、後方のために耳前部のもみあげ内に切開が必要となります。
当院では髪に隠れる範囲内で切開を行い、傷跡ができるだけ目立たないよう工夫しています。
ただし、傷の治り方や瘢痕の残り方には個人差があります。体質的に傷跡が気になりやすい方は、事前に医師へお伝えください。
骨切りは後戻りしますか?
骨切りでは、骨をプレートやワイヤーなどで固定して癒合させるため、一度整えた骨格が元の形に戻ることは基本的にないとされています。
ただし、輪郭の印象が生涯変わらないわけではありません。
年齢を重ねるにつれて、脂肪の減少や皮膚のたるみなどが生じることで、輪郭の見え方が徐々に変化する可能性があります。
そのため、現在の輪郭だけでなく、将来的な変化も踏まえて治療計画を立てることが、骨切りを検討するうえで重要です。
骨切り以外の方法では変えられませんか?
輪郭の悩みの要因によっては、骨切り以外の方法が選択肢になる場合があります。
エラの張りが咬筋の発達によるものであれば筋肉への対応、フェイスラインのもたつきが脂肪によるものであれば脂肪吸引やバッカルファット除去、皮膚のたるみが要因であれば糸リフトやフェイスリフトなどが検討されることがあります。
一方で、骨格が主な要因となっている場合は、これらの方法では変化を感じにくいことがあります。
どの方法が適するかは診察で判断されるため、「骨切りとほかの方法を比較して決めたい」という場合も、カウンセリングで相談できます。
入院は必要ですか?
骨切り手術では、基本的に入院の必要はありません。ただし、術後はクリニック近くのホテルに1泊していただきます。
手術後は医師と看護師がホテルまでお連れし、翌日に診察を行います。体調に問題がないことを確認したうえで、ご帰宅いただく流れです。
手術は全身麻酔で行い、施術時間は約3時間が目安ですが、術式や施術範囲によって異なります。
具体的なスケジュールについては、カウンセリング時にご確認ください。
まとめ
顔の大きさや輪郭の印象は、骨格・脂肪・筋肉など複数の要素によって構成されています。そのため、どの要素が主な要因になっているかによって、検討する治療も変わります。
骨格が主な要因となっている場合には、骨へ直接アプローチする骨切りが選択肢のひとつになります。
骨切りには、エラ骨切りやオトガイ形成のように単独の部位を調整する術式と、Vライン形成や輪郭3点のように複数の部位を組み合わせる術式があります。
一方、ダウンタイムやリスクの現れ方には個人差があり、費用も術式や施術範囲によって異なります。
骨切りが適しているかどうかを判断するには、診察に加えてCTなどの画像検査を行い、骨格の状態を確認することが重要です。
セレクトクリニックでは、骨格・脂肪・筋肉・皮膚の状態を総合的に診察し、骨切り以外の選択肢も含めて治療方針を検討しています。
骨切りを担当する浅香明紀医師は、日本形成外科学会認定専門医で、顎顔面領域を専門としています。
術前にはCTを含む検査を行い、骨格の状態を確認したうえで、手術によって調整できる範囲を説明いたします。
顔の大きさやエラの張り、頬骨の出っ張りが長く気になっている方は、いきなり施術を決めるのではなく、まず自分の輪郭がどのような要因によって形成されているのかを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
骨格によるものなのか、脂肪や筋肉、皮膚の状態によるものなのかを確認することで、検討できる治療の選択肢も整理しやすくなります。
本記事で紹介している施術は、いずれも公的医療保険の適用外となる自由診療です。 費用は変更される場合がありますので、最新の情報は料金表をご確認ください。
