高速で噴射される低温のCO2ガスの力で氷針化した美容成分を効果的に導入できるターゲットクールは、針を使わない治療法として世界30カ国以上で人気を集めています。

では、具体的にどのような薬剤を使用することができるのでしょうか。

本記事では、ターゲットクールで使われる主な薬剤や、ターゲットクールを使用するメリットを詳しく解説します。

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ターゲットクールで使用される薬剤

ターゲットクールで使用される主な薬剤とその特徴を解説します。

肌育・再生系（スキンブースター）

肌育・再生系の薬剤として、ジュベルック、プルリアルシルクの2種類が挙げられます。

ジュベルック

ジュベルックは、ポリ乳酸菌（PDLLA）を主成分とした薬剤です。

線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促進し続け、特に毛穴の開きやニキビ跡に効果が期待できる薬剤です。

プルリアルシルク

プルリアルシルクは、サーモン由来のポリヌクレオチド(PN)を主成分とした薬剤です。

肌の回復を高めてコラーゲンの生成を促進、肌にハリや弾力が生まれて肌質を整え、シワや肌質改善効果が期待できます。

美白・くすみ改善・抗炎症系

美白・くすみ改善・抗炎症系の薬剤は、トラネキサム酸や高濃度のビタミンCが用いられます。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は人工的に作られたアミノ酸の一種で、シミや肝斑の抑制や美白効果、抗炎症作用が期待できる薬剤です。

ビタミンC（高濃度）

高濃度のビタミンCを導入することにより、抗酸化作用による美白効果やニキビの改善効果が期待できます。

保湿・ハリ系

肌の保湿やハリ感アップを目指す薬剤として、べネブ（成長因子）が用いられます。

べネブ（成長因子）

べネブは、細胞の増殖や治癒を活性化させるタンパク質が配合された成長因子で、肌の保湿やハリ・弾力性の向上、ニキビ跡やしわの改善など、幅広い肌悩みに効果が期待できる薬剤です。

当クリニックでは、トラネキサム酸と併用することが多いです。

その他

ボツリヌストキシン（ボトックス）

ボツリヌストキシンはボツリヌス菌から抽出されるタンパク質の一種です。

ターゲットクールによって導入することで表情筋への影響が少なく、首の縦ジワや毛穴の改善効果も期待できます。

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手打ち治療と比較した場合のターゲットクール（薬剤込み）のメリット

針を使わずに薬剤の導入ができるターゲットクールは、一般的な手打ち治療と比較してどのようなメリットがあるのでしょうか。

ターゲットクールならではのメリットをご紹介します。

非侵襲性（針を使わない／針使用を最小化）

ターゲットクールは、薬液を氷針化させて皮膚に吹き付ける低温ガス噴霧という物理的手法を使うため、従来の針で皮膚を刺す手打ち注入と比較すると皮膚への物理ストレスを軽減できます。

これにより、内出血・針跡・微細血管損傷のリスク低下、およびダウンタイムの軽減が期待できます。

また瞼などの目周りにも照射する事が可能な所も人気なポイントです。

痛み・不快感の軽減

冷却による局所の神経伝達抑制（冷感鎮痛効果）を併用することで、患者が感じるチクチク感・痛みを低減することができます。

精密に温度・時間を制御できる

ターゲットクールの装置は温度と時間をデジタルに制御できる仕様が多く、過冷却や凍傷リスクを抑えつつ最適な冷却条件で薬剤の導入ができる設計になっています。

均一な注入・ムラ軽減

ターゲットクールは、機械的・物理的にガス噴霧で広い範囲を処理できるため、広範囲へ均一に薬剤を導入しやすいという利点があります。

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セレクトクリニックのターゲットクール

セレクトクリニック新宿院では、「肌育注射の痛みが苦手」「ダウンタイムを気にせず肌治療を受けたい」といった方に対して、ターゲットクールをご提案しております。

【新宿院限定】ターゲットクール

まとめ

針を使わずに肌治療を行うことができるターゲットクールは、一般的な手打ちの注射と比較して痛みを軽減しながら肌育製剤を入れる事が可能な美容機器です。

薬剤による効果はもちろん、使用するCO2ガスのボーア効果によって肌細胞への酸素供給が促進され、新陳代謝や再生機能を活性化する効果も期待できます。

セレクトクリニック新宿院では、患者様一人ひとりのお肌の状態に合わせて使用する薬剤のご提案をしております。

ご自身に適した薬剤をセレクトし、抱えている肌悩みを改善したいという方は、ぜひお気軽にセレクトクリニック新宿院へお問い合わせ下さい。