「カベリンはどれくらいで部分痩せ効果を感じられる?」「施術後のダウンタイムは辛い?」
小顔や小鼻などのダイエット効果を期待してカベリン注射の施術を検討している方の中には、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
カベリンは、通常のダイエットでは難しい部分痩せが可能な美容注射として注目されています。
カンベリを利用したことがない方の多くは、カンベリの効果に疑問を持っている方も多いです。
本記事では、カベリンによる部分痩せ効果や施術を受けるメリット・デメリットを紹介します。
また、施術後に効果が現れるまでの期間やダウンタイムについても解説するため、理想の身体を手に入れたい方はぜひ参考にしてください。
カベリンとは部分痩せが目指せる脂肪分解注射
カベリンとは、ダイエットが難しい部位の脂肪を落とすのに効果的な脂肪溶解注射のことです。
カベリンに含まれるデオキシコール酸と呼ばれる成分が、脂肪細胞に直接作用して脂肪細胞の数量を減少させます。
施術を受けることで、ダイエットでは痩せにくい、フェイスラインや二重顎などの特定の部位に対する痩せ効果を期待できます。
施術は注射を打つだけであるため、切開を伴う施術に比べてダウンタイムが少なく、他人に施術を受けたことがバレにくい点も特徴です。
近年、「部分痩せしたい」「コンプレックスを取りたい」と感じている若い女性に人気の施術になります。
カベリンに期待できる3つの効果
カベリンには施術場所によってさまざまな効果が期待できます。
本章では、カベリン注射を打つことで期待できる3つの効果を紹介します。
- 頬・顎下への注入による小顔効果
- 小鼻・ほうれい線の改善
- 二の腕やお腹、ふくらはぎの部分痩せ効果
自分が気になっている箇所へのカベリン注射が可能か、ぜひ確認してください。
頬・顎下への注入による小顔効果
カベリンを頬や顎下に注入することで、小顔効果が期待できます。
顔が大きく見える原因のひとつが頬や顎下の脂肪であるため、その部位の脂肪を減らすことで丸顔や二重顎を改善できるのです。
年齢を重ねると代謝が落ちて脂肪がつきやすくなり、丸顔や二重顎になりやすくなります。
特に顔まわりの脂肪に悩みを抱える方は、カベリン注射を打つことで小顔に見せる可能性が期待できます。
顔は元々の骨格に依存しやすく、痩せづらいポイントです。小顔に見せたい方や加齢による二重顎を無くしたい方は、頬・顎下への注入がおすすめです。
小鼻・ほうれい線の改善
カベリンは加齢により影響を受けやすい小鼻やほうれい線の改善にも有効な施術です。
最近では顔マッサージによるほうれい線の改善がブームになるくらい、多くの方がほうれい線に悩んでいます。
特に「メーラーファット」と呼ばれる頬骨周辺の脂肪が加齢によりたるむと、ほうれい線が目立ちやすくなります。また、肌のハリや弾力が失われると、小鼻まわりの皮膚が横に引っ張られ、鼻が大きく見えてしまいます。
カベリンを注入することで、注入部位の脂肪を溶かして顔全体がすっきりする効果が感じられます。これにより、ほうれい線が目立たなくなる可能性があるのです。
肌のハリや弾力が失われると、小鼻まわりの皮膚が横に引っ張られ、鼻が大きく見えてしまいます。
マッサージなど多額の費用を使ったにも関わらず、ほうれい線が解消しなかった方は、ぜひ参考にしてください。カベリンは鼻やほうれい線が気になる方にもおすすめの施術です。
二の腕やお腹、ふくらはぎの部分痩せ効果
二の腕やお腹、ふくらはぎなどの脂肪でも、カベリンを注入することで部分痩せ効果が期待できます。
二の腕やお腹、ふくらはぎは食事制限や運動をしてもなかなか脂肪が減らないため、部分痩せが難しい部位です。中には、お腹周りを細くするためにジムに通う方も多いと思います。
カベリンは、このような二の腕やお腹、ふくらはぎの部分痩せにもおすすめです。
二の腕やお腹、ふくらはぎは顔まわりと比べて脂肪の量が多いため、数回にわたって注射を打つことで目に見えた脂肪の減少が期待できます。
部分痩せが難しい二の腕やお腹に対して、脂肪を落とせるのは嬉しいポイントです。
カベリン注射を打つことで理想的なプロポーションを手にすることができるため、ぜひ参考にしてください。
カベリン注射がおすすめな施術部位と目安の注入量
カベリンには、おすすめな施術部分と各部位に対する注入量の目安があります。本章では、カベリン注射がおすすめな施術部位と目安の注入量を紹介します。
具体的には以下の部位について解説します。
- 頬
- 顎下
- お腹
- 二の腕・ふくらはぎ
効果を最大限に引き出すためにも、目安の注入量を理解しておいてください。一つひとつ詳細に確認します。
おすすめの部位①:頬
頬へのカベリン注射は、頬のたるみ解消とほうれい線が目立たないフェイスラインを作ることができます。
頬へのカベリン注射は、2〜8ccを目安に両頬へ行うと効果的です。
また、頬周りの脂肪を減らすことで、フェイスラインを整えることもできます。
頬のたるみを解消してほうれい線が目立たない、美しいフェイスラインを実現するためには、カベリンは有効な手段です。
特にほうれい線が気になる方は、ぜひカベリンを試してください。
おすすめの部位②:顎下
カベリン注射は、顎下に注入することで顎下の脂肪を落とし、お顔と首の境目ラインをくっきり見せることが可能です。そのため、気になる二重アゴにも効果が期待できます。
顎下にもたつきがあると、実際よりも太って見えたり、老けて見えたりするため悩みを抱えている方も多いです。中には下を向いた際に二重アゴに見えないように、意識している女性もいます。
カベリンで顎下の脂肪を解消することで、ほっそり若々しい顔立ちなり見た目の印象を大きく改善することができます。特に顎下の脂肪が減ることで、横顔の印象が変わりやすいため、おすすめです。
顎下への注入量の目安は4〜8cc程度です。顎下の脂肪量に応じて適切な量を注入することで、自然で美しい輪郭を作り出すことができます。
顎下の脂肪に悩みを抱えている人は、ぜひ試してください。
おすすめの部位③:お腹
身体の中でお腹の脂肪は溜まりやすく落ちにくい部位として知られており、多くの方がお腹の脂肪に悩みを抱えています。
カベリンは部分痩せが期待できるため、お腹に打つことでお腹の脂肪を簡単に減少させられます。
そのため、ポッコリお腹が気になる方にもカベリンはおすすめの施術です。
特に露出が多いシーズンには、「お腹を痩せて見せたい」「細身の服を着たい」と思う方が多いです。その際に、お腹にカベリン注射を打つことで、気になるお腹周りの脂肪を落とすことができます。
お腹周りは他の部位と比べて脂肪量が多くなるため注入量の目安は、8~16ccとやや多めです。お腹周りが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめの部位④:二の腕・ふくらはぎ
二の腕やふくらはぎにもカベリンを注入することで部分痩せが期待できます。
二の腕やふくらはぎは筋肉を動かしづらい部位であるため、エクササイズだけで脂肪を燃焼するのが難しいと言われています。
そのような二の腕やふくらはぎでもカベリンを使えば、注射のみで脂肪を落とすことができます。
二の腕やふくらはぎへの注入量の目安は、お腹と同様に8〜16ccです。
「自分で運動を続けたけど効果がなかった」「二の腕にコンプレックスを感じている」という方は、ぜひ参考にしてください。
▶関連記事:気になる部位を簡単に部分痩せするなら脂肪溶解注射がおすすめって本当?
カベリンのメリット
カベリン注射を打つ主なメリットを4つ紹介します。
- リバウンドのリスクが低い
- 短期間で効果が現れる
- 食事や運動といった通常のダイエットが不要
- 部分痩せを叶えられる
カベリン注射を検討している方は、メリットを理解したうえで施術を検討してください。
メリット①:リバウンドのリスクが低い
カベリンで痩せた部位はリバウンドのリスクが低い点がメリットです。
食べ過ぎにより脂肪が蓄積される際は、体内の脂肪細胞の量が増加します。
一度増えた脂肪細胞はダイエットを行うことで細胞の大きさは小さくなりますが、脂肪細胞の数は減少しません。
しかし、カベリンはデオキシコール酸が脂肪細胞を破壊するため、脂肪を溜め込む細胞の数を減少できるためリバウンドしにくくなるのです。
そのため、通常の食事制限や運動によるダイエットと比べてリバウンドしにくい身体を手にできます。
特に過度な食事制限によるダイエットや、苦手な運動によるストレスをかけずに脂肪を落とせるのは大きなメリットです。
メリット②:短期間で効果が現れる
カベリンは、短期間で効果が現れるため、通常のダイエットと比べて脂肪を落とせる速度が早い点もメリットです。
一般的な食事制限や運動によるダイエットは、数ヶ月にわたる長期間が必要となります。
しかし、カベリン注射は直接脂肪細胞に作用し、細胞を分解させるため数回の施術で効果が期待できます。
1日でも早く痩せたい方にとってカベリン注射はメリットです。
メリット③:食事や運動といった通常のダイエットが不要
カベリンは、食事制限や運動を必要とせず、注射を打つだけで脂肪を分解できます。
注入するだけで、個々のライフスタイルに影響されることなく効果を実感できる点もメリットです。
ダイエットを決心しても食事制限や運動が継続できず、痩せられない方も多くいます。
カベリンは、食事制限や運動などの生活習慣の改善がうまくいかない人でも、注射を打つだけで脂肪を分解し、手軽に理想の体型に近づくことができるのです。
また、無理な食事制限や運動によって痩せた場合、それによるストレスが残る可能性があります。
カベリンでは、そのようなストレスがかかりにくい点もメリットです。
「これまでダイエットしたが、すぐにリバウンドしてしまった」「食事制限によるストレスが強い」と感じている方は、ぜひカベリンを試してください。
メリット④:部分痩せを叶えられる
カベリンは、特定の部位だけを痩せさせる「部分痩せ」が可能です。
通常のダイエットの場合、部分痩せは難しく、特定の部位だけでなく身体全体の脂肪が減少していきます。それにより、女性らしい見た目が損なわれる可能性もあります。
一方でカベリン注射は、その他の部位の体型を損なうことなく、気になる部位だけをターゲットにして痩せられる点もメリットといえるのです。
自分が気になっている部位や、コンプレックスに感じている部位のみにカベリン注射を打つことで、部分痩せすることが可能です。
自分の理想の体型に近づくためにも、ぜひ参考にしてください。
カベリンのデメリット
カベリンには多くのメリットがある一方で、以下のデメリットも存在します。
- 妊娠中または授乳中の方などは施術を行えない
- 腫れや赤みなどの副作用がある
カベリン注射はデメリットも理解したうえで施術を検討してください。
以下で詳細を解説します。ぜひ参考にしてください。
デメリット①:妊娠中または授乳中の方などは施術を行えない
カベリン注射は、妊娠中や授乳中の方は施術が行えません。
妊娠中にカベリンを打つと赤ちゃんに悪影響をもたらす可能性があるためです。
妊娠中や授乳中の女性の体に及ぼす具体的な影響については、まだ十分に研究されていない状態ではありますが、安全性を考慮しての措置となります。
産後の脂肪増加を解消したい方は、授乳中は施術ができないためデメリットと言えます。
自分のライフプランと合わせて、あらかじめカベリン注射を打つ時期を決めておくのがおすすめです。
デメリット②:腫れや赤みなどの副作用がある
カベリン注射を行うことで腫れや赤みなどの副作用が発生する場合があります。
注射針による肌への物理的刺激や、脂肪細胞が破壊される過程で炎症反応が起こる可能性があるのです。
個人の体質によっても副作用の程度は異なりますが、腫れや痛み、内出血等の副作用は2~3日で治まる場合がほとんどです。
カベリンには、腫れや赤みなどの副作用が出ることもあるため、施術を受ける前に副作用について十分に理解しておく必要があります。
▶関連記事:【医師監修】脂肪溶解注射(メソセラピー)の種類と効果を医師が徹底解説!
施術後の経過・ダウンタイムは?
カベリン注射の術後の経過とダウンタイムについて紹介します。
- カベリンの効果が現れる目安は注入3〜5回目
- カベリンのダウンタイムはほとんどない
カベリン注射の施術を検討している方は、術後の過程やダウンタイムについても理解しておいてください。
カベリンの効果が現れる目安は注入3〜5回目
カベリンは1回の注入で効果を実感するのは難しいです。
個人差はありますが、おおむね3回〜5回程度で顔や体の変化を実感できます。
また、カベリンの効果をより実感するためには施術後は注入部位を軽くマッサージすると、薬剤が行きわたり効果が現れやすくなります。
カベリンの効果を実感するために、施術を受ける際は複数回注入できるようにスケジュールを立ててください。
カベリンのダウンタイムはほとんどない
カベリンの施術後のダウンタイムはほとんどありません。
カベリンは皮膚を切るなどの大きな施術が必要ではないため、比較的副作用が出にくいことが特徴です。
注射によって内出血が発生したとしても数日程度で解消されます。
また、身体に大きな影響を与える施術でないことから、翌日から通常の生活を再開することも可能です。
セレクトクリニックのカベリンの料金
施術名 | 料金 | |
---|---|---|
カベリン | 1cc | 6,000円 (税込6,600円) 【初回特別価格:3,300円】 |
※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
カベリンに関するよくある質問
カベリンを初めて受ける方の中には、様々な疑問や不安を抱える方も多くいます。ここでは、カベリンに関するよくある質問を3つ紹介します。
- カベリンの施術頻度の目安は?
- カベリンとBNLSの違いは?
- カベリン注射で効果がでないケースはある?
不安を解消して施術を受けるために役立ててください。以下で確認していきます。
カベリンの施術頻度の目安は?
カベリンの施術は、1週間に1回程度の注射が目安となります。
施術の間隔はクリニックによっても多少異なる場合がありますが、通常は1週間から3週間前後で行われる場合がほとんどです。
個人差はありますが、カベリンは3〜5回程度注入すると効果を実感できます。
カベリンによる部分痩せ効果は1年程度期待できるため、経過観察を続けて再び気になる部位が出てきたらクリニックに訪れて施術を受けてください。
カベリンとBNLSの違いは?
カベリンとBNLSの違いは、脂肪分解成分であるデオキシコール酸の濃度です。
カベリンはデオキシコール酸の濃度が0.5%と、BNLSの0.001%と比べて非常に高く脂肪溶解効果が強い注射になります。
そのため、より部分痩せ効果を期待したい方はカベリンがおすすめです。
一方で施術によるダウンタイムのリスクを最小限に抑えたい方は、デオキシコール酸の濃度が薄いBNLSがおすすめとなります。
カベリン注射で効果がでないケースはある?
カベリン注射の効果は、施術ごとに徐々に現れるため施術回数が少ない段階では効果をあまり感じられないケースがあります。
また、脂肪量が多い方の場合も施術による脂肪の減少量が少なく、効果を感じにくい場合もあるのです。
カベリン注射は複数回打ち続けることで表れるため、短期で結果を求めると効果の実感が薄くなります。
そのため、カベリン注射の効果は中長期的な目線で確認していくことが大切です。
▶関連記事:二の腕が痩せにくい理由はなぜ? 脂肪溶解注射の魅力と適している理由について徹底解説
気になる部位の部分痩せにはカベリン施術を!
カベリン注射は、部分痩せや美容効果を求める方々におすすめの施術方法です。
ダウンタイムもほとんど現れないため、術後の不安なく受けやすい美容施術となります。
施術回数や効果の現れ方は個人差があるため、中長期的な計画を立てて施術を受けてください。
また、効果の感じ方やリスクは個人の脂肪の状態や生活習慣によっても異なります。カベリン注射を検討している方は、施術の詳細な情報や、自身の状態にあった施術内容をクリニックで相談してください。
自身の状態に合ったカベリン注射の施術を受けることで、気になる部位の部分痩せ効果を期待できるはずです。
セレクトクリニックでは、カベリン注射の施術も行っています。ぜひお近くのセレクトクリニックまでお越しください。