「次世代ハイフ」と呼ばれることもあり、美容大国韓国でも人気のインモード。その効果や仕組みについて気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事ではそんなインモードと、たるみ改善やリフトアップに効果的だといわれるハイフ治療を比較し、どんな違いがあるのか確認していきましょう。
それぞれのメリット・デメリットもチェックすることで、自分の悩みや肌状態にはどちらが効果的なのか判断しやすくなるでしょう。
インモードとハイフの違いとは
結論からいうと、インモードはアポトーシスを促進することで脂肪細胞を除去するのに対し、ハイフは熱による筋膜の引き締めにより、物理的に土台を引き上げることを目的とします。
これまで「切らないたるみ治療」の代表的施術として多くの方に選ばれてきたのがハイフです。
切開リフトや糸リフトのように傷を作らず、痛みはもちろんダウンタイムが短い施術としても注目されてきました。
これに対しインモードは美容大国と名高い韓国にて注目され始め、次第にその魅力が世界中に広まったものです。
「次世代ハイフ」といわれるほどの高い小顔効果を誇りますが、実際にはハイフと異なる仕組みを持っています。
まずはインモードとハイフの仕組みがどのように違うのか、詳しく見ていきましょう。
インモードとは
インモードとは、厳密にいえば施術の名前ではなく、使用されている機器の名前のことです。
イスラエルにある美容機器メーカー・インモード社が生み出した機器であり、それがそのまま施術名として広まりました。
Mini fxとFORMAの2種類があり、Mini fxは肌に当てると施術部位を吸引しながら41℃前後のRF(高周波)を照射します。
吸引しながら照射するため、肌の奥深くにアプローチしやすいのがポイント。このRF(高周波)は照射部位の脂肪細胞を温め、膨張させる役割を担っています。
続いて、膨張させた脂肪細胞には瞬時に2,000Vの電流が流れます。電流が流れるのは一瞬のことですが、この短い間に脂肪細胞が破壊されます。
破壊された脂肪細胞はアポトーシス(自然死)が引き起こされ、2~4週間で自然に体外へと排出されます。
施術当日だけでなく、効果が長続きする点も魅力の一つといって良いでしょう。
ハイフとは
ハイフとは、施術部位に対して高密度焦点式超音波を当て、肌の奥深くに達して熱による筋膜の引き締めを狙う美容治療です。
肌の表面付近には超音波が密集していないため熱が集まりにくく、火傷などのリスクを抑えられるのも特徴です。
SMAS筋膜に対して熱による収縮を促し、顔全体の引き上げやたるみ・シワの改善が期待できます。
また、ハイフによって肌の内部に傷がつくと、この傷が治る過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。
これにより肌は水分を貯め込みやすくなり、内側から弾けるようなハリを感じられるように。
このハリアップ効果は施術後しばらく続くため、こちらも効果が長続きする施術といえます。
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インモードのメリット・デメリット
近年爆発的に注目を浴び始めたインモードですが、メリットだけでなくデメリットも押さえておくことが大切です。
施術の良さやリスクをどちらも学んでおくことで、ダウンタイムや万が一のトラブルにも落ち着いて対処できるようになるでしょう。
メリット
インモードのメリットは、何といっても「痛みが少なく脂肪細胞へもアプローチできる」ことです。
肌へ加わる熱は41~43℃であり、肌の奥にじんわりとした熱を感じる程度で済むため、火傷のリスクを抑えられます。
ラジオ波の後に発生する電流も一瞬であり、気が付かない程度です。また、痛みはもちろんダウンタイムの短さもインモードの特徴です。
メスを入れる施術に比べて赤みや腫れといった症状が出にくく、中には症状が一切現れなかったという方もいます。
さらに、インモードは施術直後~1ヶ月程度で変化が見えることも嬉しいポイントです。
他の美容医療には複数回の施術が必要となるものが多い一方、インモードは1回でも効果が出やすい施術です。
満足度をしっかり得たい場合は、2~4週に1回のペースで1クール3回。十分な効果が得られたら半年以内に4回目の施術を行い定期的なメンテナンスを推奨しています。
デメリット
他の美容医療に比べてダウンタイムは短いものの、まれに赤み・腫れ・痛み・かゆみといった症状が数日間続く場合があります。
ダウンタイムの程度は個人差があるため、重要な予定の前はなるべく避けて施術を受けられると安心です。
ハイフのメリット・デメリット
続いて、ハイフのメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
ハイフのメリットとして挙げられるのは、高いリフトアップ効果をメスなしで体感できる点でしょう。
傷跡が残らないためダウンタイムも短く、施術の痛みも耐えられる方がほとんどです。
また、施術時間が30~60分程度と短いのもポイントです。施術後はそのまま帰宅できるため、忙しくてなかなか時間がとれない方でも気軽に来院できます。
筋膜層という肌の土台部分の引き上げが可能なため、たるみの改善と将来的なたるみの予防にも効果的です。
デメリット
他の美容医療と比べてダウンタイムはほとんどありませんが、まれに赤み、むくみ、ごくまれに痛み出る場合があります。
通常は数日~1週間程度で治ることがほとんどです。ハイフは医療行為となるため、必ずクリニックでの施術を行ってください。
また、ハイフは理想の仕上がりをキープするため、継続的なメンテナンス施術を推奨しています。
施術間隔は人によって異なりますが、3~6ヶ月に1回のペースで年に2~4回の施術を受けるのが理想です。
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それぞれのメリットまとめ
インモードとハイフにはそれぞれ異なるメリットがあります。自分の状態にはどちらの施術が合うのか、表にまとめて確認してみましょう。
メリット | |
インモード |
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ハイフ |
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その他の小顔施術との違い
リフトアップや小顔効果を目指す方の中でも特に注目されやすく、比較されることも多いインモードとハイフ。
実はこれら以外にも、さまざまな施術が登場しています。
基本的には多くのクリニックで採用されているインモードやハイフが効果と安全性の両面でおすすめですが、参考までにシュリンク、ウルセラ、オリジオといった機器を紹介します。
シュリンクとの違い
「シュリンク」と呼ばれているのは、いわゆる「ウルトラフォーマーⅢ」を使ったハイフ施術です。
皮膚の脂肪層からSMAS筋膜まで3段階に分けて超音波を照射することで、脂肪溶解と筋膜の引き締めを目指します。
ウルセラとの違い
ウルセラはハイフ機器の中でも幅広く使われているもので、表皮・真皮・SNAS筋膜と3種類の層を分けてターゲティングします。
オリジオとの違い
オリジオは韓国で生み出された美容機器であり、高周波を使って皮膚の浅い層へアプローチするものです。
ターゲットとするのは真皮層までで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、内側からハリのアップを目指します。
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当院で行っている小顔施術には、「糸リフト」「脂肪吸引」などの外科治療、「インモード」「ウルトラセル2」「ウルトラフォーマーⅢ」「エラボトックス」などの皮膚科治療があります。
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さらに、施術後のアフターケアも念入りに行うため、安心が長く続くのもポイントです。気になる点や施術へのご質問は、WEBやLINE・お電話からお気軽にお申込みください。
まとめ
単に小顔治療といってもその種類はさまざまであり、ハイフを筆頭に多くの施術が登場しています。
本記事でご紹介したインモードを始め、それぞれの施術に関する知識を身に着け、自分に合うものを選ぶことが大切です。