「次世代ハイフ」とも呼ばれ、韓国でも小顔治療として人気のインモード。本記事では、そんなインモードとハイフを比較していきます。
よりご自身のお悩みや肌の状態に適した小顔治療を選ぶための判断基準にしてください。
インモードとハイフの違いを比較
結論からいうと、両者は熱エネルギーによる小顔を目的とする施術である点は共通していますが、それぞれメカニズムが異なっています。以下に簡単にまとめます。
- ハイフ:超音波を一点に集中させ、SMAS(筋膜)層などの深部だけをピンポイント加熱することによる物理的な引き締め
- インモード:高周波によって皮膚の真皮層や皮下脂肪層に熱を与え、コラーゲン生成や脂肪細胞の縮小を促す
ここからはインモードとハイフを項目ごとに表やリストで比較していきます。↓から読みたい項目へ飛べます。
仕組みの違い
前の章でもお伝えしたとおり、そもそも小顔効果を得るためのメカニズムやアプローチする層が異なります。
項目 | インモード | ハイフ |
---|---|---|
エネルギー方式 | 高周波(RF) | 高密度焦点式超音波(HIFU) |
主なターゲット | 皮下脂肪層、真皮層 | 筋膜(SMAS層)、真皮深層 |
作用 | 脂肪細胞分解・熱収縮で脂肪減少+コラーゲン生成 | 筋膜層からリフトアップ・引き締め+コラーゲン生成 |
効果の違い
インモード
高周波(RF)エネルギーを用いる
皮膚の真皮層や皮下脂肪層に熱を与え、コラーゲン生成や脂肪細胞の縮小を促す
熱は比較的広範囲に広がり、肌質改善や引き締めにも作用
ハイフ
高密度焦点式超音波を用いる
超音波を一点に集中させ、SMAS(筋膜)層などの深部だけをピンポイント加熱
皮膚表面を傷つけずにリフトアップ効果を狙う
痛み・ダウンタイム・副作用
項目 | インモード | ハイフ |
---|---|---|
痛み | ほとんどなし、軽い熱感程度 | チクチクした痛みが出るが我慢できる範囲 |
ダウンタイム | ほぼなし(まれに軽い赤み・腫れ) | ほぼなし(赤みや腫れ、乾燥、一時的なむくみが出る場合も) |
リスク | 内出血、腫れ、稀に肌トラブル | 肌乾燥、赤み、筋肉痛様の痛み、ごくまれにたるみ悪化 |
持続期間・回数・費用
項目 | インモード | ハイフ |
---|---|---|
持続期間 | 6か月ほど | 6か月〜1年ほど |
費用目安 | 約2万〜4万円/回 | 約2万〜7万円/回 |
必要回数 | 効果実感まで数回必要な場合あり | 年2~3回程度が目安 |
向いている人・おすすめポイント
インモード
顔の脂肪が多め・二重アゴが気になる
リバウンドしにくい小顔を目指したい
痛み・ダウンタイムを最小限にしたい
ハイフ
たるみ・リフトアップ重視
部分的なたるみをしっかりリフトアップしたい
即効性や肌の引き締めもほしい
セレクトクリニックのインモードVリフト
セレクトクリニックでインモードVリフトを受けられた方のビフォーアフター症例をご覧ください。
インモードには「ミニFX」「FORMA(フォーマ)」という2つのモードがあります。
ミニFXは皮膚表面をわずかに吸引しながら効率よくRF波を照射することを目的としており、FORMAは肌の高周波によって真皮層に働きかけ、引き締めに特化したハンドピースとなっています。
それぞれの施術の様子をご覧ください。
ミニFXの動画
ミニFXの説明を聞くと、「皮膚の表面を吸引する際に内出血を起こすのではないか」という不安を持たれる方がいますが、ご覧のとおり内出血を起こすほどではありません。
FORMAの動画
こちらはハンドピースが皮膚の表面をなぞるように動くだけですので、赤みすらも出ないことがほとんどです。
セレクトクリニックのハイフ
セレクトクリニックでは新宿院・大阪茶屋町院でウルトラフォーマーⅢ、表参道院限定でウルトラセル2というハイフを取り扱っております。
ここでは、ウルトラフォーマーⅢのビフォーアフター症例をご覧ください。
1、2枚目がウルトラフォーマーⅢ、3枚目のみウルトラセル2の症例となっております。

まとめ
本記事ではインモードとハイフを比較しました。
両者の共通点は「熱作用によって切らずに小顔を目指す治療」というところにありますが、
- 脂肪がついていてボリュームが気になる場合はインモード
- たるみが気になる場合はハイフ
簡単に使い分けをまとめると上記のようになります。
また、顔が大きく見えてしまう原因が脂肪やたるみではなく骨格にある場合は骨切りが適応となります。
セレクトクリニックでは患者様の状態を把握し、適切な治療をご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。