トライフィルプロの「アルファペン」で深いニキビ跡・クレーターへアプローチ

注入治療

ニキビ跡・クレーターの改善効果が期待できるトライフィルプロ。

このトライフィルプロの専用ハンドピースである「アルファペン」は、特に強い癒着部分への事前アプローチとして用いられています。

本記事では、アルファペンの概要や具体的な効果、トライフィルでの治療でどのように用いられるかについて詳しく解説します。

アルファペンとは？

トライフィルプロは、ニキビ跡で硬くなってしまった皮下組織へCO2ガスと薬剤を順番に注入することで癒着を剥離し、正常な組織の再構築を促してニキビ跡を改善するための医療機器です。

アルファペンはトライフィルプロの治療オプションの一つ（専用ハンドピース）で、特に癒着が強い部分へCO2ガスのみを噴射し、その後の治療がしやすくなるよう集中的に剥離を行うために用いられます。

ニキビ跡の凹みの原因となっている組織同士の癒着をCO2ガスの噴射で切り離すアルファペン。

似たような作用の治療法として、針によって物理的に組織の切断を行う「サブシジョン」というものがあります。

それぞれの違いを表にしましたので、治療法を選ぶ際の参考にしてください。

【アルファペンとサブシジョンの比較】

アルファペンが具体的にどのような効果があり、この治療によってどのようなメリットを得られるのかをご紹介します。

CO2の噴射によって癒着部分へ集中的にアプローチができるアルファペンは、ローリング型のクレーターはもちろん、組織の繊維化が強く通常の薬剤注入だけでは改善が難しい「アイスピック型」、「ボックスカー型」のクレータにも有効とされています。

事前に癒着を剥がしておくことにより、その後の治療によって凹みが底上げされやすくなります。

深い折りジワや傷跡など、皮膚内部での癒着が原因である場合、癒着を剥がすことでシワを浅くする効果も期待できます。

剥離後の空間にジュベルックやリジュランなどの肌再生を促す薬剤が浸透しやすく、薬剤の効果を最大限に引き出すことが可能です。

トライフィルプロによる治療の場合、はじめにアルファペンインジェクションによって組織の癒着を剥離します。

その後、広範囲治療に有用な看護師施術のトライフィル、またはピンポイント治療に有用な医師施術のトライフィルによって薬剤を注入し、ニキビ跡の改善を目指します。

セレクトクリニックでは、これまで数多くのニキビ跡のお悩み解決をお手伝いしてきた豊富な実績がございます。

なかでも、アルファペンについてよくいただくご質問をご紹介いたします。

A.妊娠中・授乳中の方、特定の皮膚疾患がある方に対する使用は禁忌となっています。

A.症状にもよりますが、月に1回の施術を最低でも3～5回受けていただくことで効果を実感される患者様が多いようです。

A.キュアジェット、ポテンツァ、サブシジョンと併用することが多いです。

A.基本的には薬剤の注入とセットでニキビ跡・クレーターにアプローチすることが目的であり、単体で使用されることはありません。

トライフィルプロの専用ハンドピースであるアルファペンは、特に強い癒着がみられるニキビ跡・クレーターの治療を行ううえでとても有効な事前治療です。

セレクトクリニックでは、ニキビ跡・クレーターにお悩みの方一人ひとりの状態を丁寧に確認させていただき、アルファペンとその他の治療法を組み合わせた方法のご提案をさせていただきます。

目立ってコンプレックスとなっているニキビ跡・クレーターを改善し、滑らかできめ細かい肌を手に入れたいとお悩みの方は、ぜひお気軽にセレクトクリニックまでご相談ください。