バッカルファットとは、頬の深い部分にある脂肪の塊のこと。
歳を重ねるにつれて垂れ下がり、ほうれい線やたるみの原因になることもあります。
この記事では、バッカルファット除去の方法や注意事項、ダウンタイムについて解説致します。
バッカルファット除去とは?
バッカルファット除去治療とは、頬の深い位置にある脂肪層を取り出すことにより、フェイスラインをスッキリさせる施術です。
小顔効果やたるみ改善効果が期待できます。
手術の方法
バッカルファット除去は、口の内側を数㎜ほど切開して、そこから脂肪細胞を取り出す美容整形手術です。
口腔内を切開するので、外から見える皮膚には傷跡が残りません。
他の美容整形手術と比べてダウンタイムも短く、食事制限の必要もほとんどないので、日常生活への影響を気にすることなく、気軽に施術を受けることができます。
期待できる効果
バッカルファット除去治療に期待できる効果は下記の通りです。
- リフトアップ効果
- フェイスラインを整える効果
- 将来のたるみ予防
- シワやたるみの改善
- 小顔効果
バッカルファットは歳を重ねるにつれて垂れ下がり、フェイスラインがオカメ顔のようなしもぶくれになります。
そこに肌のたるみが重なると、今度はブルドッグのように大きく垂れて、ますますフェイスラインが崩れてしまうのです。
バッカルファット除去は、たるみやすい頬の脂肪を切除し加齢にともなうお悩みを解消へと導く施術です。
また、もともとバッカルファットが大きい方は、若い頃は丸くて大きな顔に悩むことが多い傾向があります。
若いうちにバッカルファットを除去しておくと、フェイスラインがシャープになり小顔効果が期待できるほか、将来のたるみ予防にもつながります。
おすすめの人
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バッカルファット除去のメリットデメリット
メリット
バッカルファット除去のメリットは、大きくわけて2つあります
- 期待できる効果が大きい
- 体への負担が少ない
バッカルファット除去により頬の脂肪が少なくなると、丸顔の改善、小顔効果、たるみやほうれい線の予防および改善など、さまざまな効果が期待できます。
また、頬の奥にある脂肪細胞そのものを除去するため効果は半永久的に持続します。
口腔内を切開してバッカルファットを除去するため、皮膚に傷跡が残ることはありません。
頬の皮膚を切開して行うフェイスリフト手術と比較してダウンタイムも短く、食事制限の必要もほとんどないので、日常生活への影響を気にすることなく施術を受ることが可能です。
デメリット
個人差もありますが、麻酔の影響により数日間腫れが続く場合があります。
大切なイベントがある期間は避けて施術を受けることをおすすめします。
また口腔内を切開するため、施術後1~2週間は食事のときに痛みを感じる方もいます。
施術の流れ
①カウンセリング
当院では、カウンセラーと医師によるカウンセリングを行っております。
丁寧にカウンセリングをおこない、バッカルファットをどこまで除去するのか、理想の仕上がりイメージを共有します。
人によってはバッカルファット除去治療だけでは理想のフェイスラインにならない可能性もあるため、脂肪吸引などを合わせてご提案するケースもあります。
患者様にご納得頂いた上で治療に移りますので、手術に対する疑問はカウンセリング時になんでもご相談ください。
②麻酔
バッカルファット除去では口の中から切開して脂肪細胞を摘出するため、口腔内に局所麻酔を行います。術中の痛みはほとんどありませんのでご安心ください。
ご希望があれば、笑気麻酔をお付けする事が出来ます。
③施術
口腔内を数㎜程度切開し、そこからバッカルファットを摘出します。除去し終わったら、出血がないかを確認し手術は終了となります。
バッカルファット除去治療は基本的に一度の来院で完了する治療です。施術自体も麻酔を含めて30分~1時間程度で完了します。
④施術終了
施術後は、止血のために30分ほど安静にしてください。お待ち頂いている間に注意事項やダウンタイムの説明させて頂きます。
⑤アフターケア
個人差はありますが、施術後数日間は腫れや痛みが出ることがあります。
施術後に抗生剤や痛み止めを適宜処方しますので、用法用量を守って服用してください。
注意事項|ダウンタイム
手術当日までの注意事項 | ・持病や服用中の薬がある場合は、医師にお伝えください。
・手術前日のアルコール摂取は控え、しっかりと睡眠をとってください。 ・歯みがきなどの口腔ケアを済ませてから来院してください。 ・手術の直前にメイクは落としていただきます。 |
ダウンタイム | 【腫れ・むくみ】
施術直後から1~2週間は、腫れやむくみが現れます。時間の経過とともに腫れやむくみはひいていきます。 【内出血】 内出血があった場合、1~2週間ほどで解消します。 【傷跡】 口腔内にできるため、外から見る限りでは傷跡はわかりません。患部が少し硬く感じることもありますが、数ヶ月でなじんできます。 |
口腔ケア | ・傷に歯ブラシが当たらないように注意し、施術翌日から歯みがきなどの口腔ケアができます。
・腫れや痛みで歯みがきができない場合は、うがい液で口腔内を消毒します。 |
洗顔・メイク | ・施術の翌日から、普段通りの洗顔・メイクができます。
・施術後1週間は、頬に強い力をかけないようにしてください。 |
シャワー・入浴 | ・施術当日からシャワーが可能です。
・入浴は血行を促進させ腫れが強くなることがあります。施術後3日間は入浴を控えてください。 |
運動・飲酒 | ・術後1週間は、飲酒や運動はお控えください。激しい運動は、術後1ヵ月ほど経過してからにしてください。 |
リスク・副作用 | ・左右差が生じた場合は、必要に応じて治療を継続することがあります。
・ごくまれに、傷口に炎症や感染が起こる場合があります。強い腫れや痛み、発熱などが出た場合は、早めに当院の医師の診察を受けてください。 |
料金
施術 | 料金 |
バッカルファット | 300,000円(税抜) |
症例写真
【上:施術前・下:施術後】
【上:施術前・下:施術後】
【上:施術前・下:施術後】
【上:施術前・下:施術後】
【上:施術前・下:施術後】
よくある質問
Q:固定は必要ですか?
A:術後、口腔内の圧迫の為ガーゼを詰めてお帰りいただきます。
フェイスバンド等での圧迫は必須ではございませんが、フェイスバンドを装着していただく事により、腫れや浮腫を最小限に抑える事が出来ます。
Q:傷は残りますか?
A:手術の傷跡は口腔内にできるので、外から見た限りではわかりません。
施術直後は違和感や硬さを感じることもありますが、時間の経過とともになじんできます。
Q:治療の効果はどのくらいで出ますか?
A:施術直後は腫れやむくみが現れますが、その後1週間程度で落ち着き、フェイスラインがすっきり引き締まったことを実感できます。
Q:バッカルファット が再発することはありますか?
A:バッカルファット除去では、脂肪細胞自体を切除するためバッカルファットが再びできることはありません。バッカルファット除去治療には、半永久的な効果が望めます。
Q:男性でも受けられますか?
A:女性だけでなく男性でもお受け頂けます。加齢とともに肌のたるみが気になる男性にも人気の施術です。
まとめ
バッカルファット除去を行うと、丸顔やたるみによるブルドッグ顔が改善されるほか、将来のたるみ予防にも効果的です。
口腔内を切開するので傷跡がわからず、比較的ダウンタイムも短いことから、幅広い世代の方から人気の治療法です。
小顔になりたい方、フェイスラインをすっきり整え若々しく見せたい方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングにお越しください。
症例件数5万件以上のベテラン医師が、一人ひとりに合った治療プランをご提案させて頂きます。