カベリンは、部分痩せ効果を目指せる最新の脂肪溶解注射です。
サプリメントや運動、厳しい食事管理といった従来のダイエット方法では満足のいく結果を得られなかったという人も効果を得やすい施術です。
一方で「針を使うから不安」「本当に効果が得られるのか心配」という声も聞かれます。
この記事では、カベリンの成分と効果、施術部位やメリット・デメリット、カベリンがおすすめの人など、カベリンに関する情報を徹底的に解説します。
カベリンが自分に合う施術なのか判断するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
カベリン(脂肪溶解注射)とは
カベリン(脂肪溶解注射)とは、デオキシコール酸をメインとする脂肪溶解注射のことで、部分痩せを目指せる施術です。
デオキシコール酸は、脂肪細胞の細胞膜を壊して脂肪細胞数を削減し、破壊された脂肪を体外に排出する働きがあります。
カベリンは従来の脂肪溶解注射BNLS Neoに比べ、脂肪溶解効果のあるデオキシコール酸を約5,000倍の高濃度で配合しており、FDA(米国食品医薬品局)にも有効性が認められている点が特徴です。
また、L-カルニチンやアーティチョークエキスも含まれており、効率的な脂肪燃焼、腫れや痛みの軽減、ドレナージュ効果による浮腫の解消も期待できます。
リバウンドを抑えながら高い痩身効果をもたらすとされており、部分痩せを実現する注射治療として注目を集めています。
カベリンについてより詳細に知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
参考:カベリン(脂肪溶解注射)による小顔・小鼻効果はいつから?ダウンタイムの腫れ(副作用)は何日続く?
カベリンの主成分は3つ
カベリンの主成分について紹介します。
- デオキシコール酸
- L-カルニチン
- アーティチョークエキス
それぞれ解説していきます。
成分①:デオキシコール酸
デオキシコール酸は、アメリカのFDAによって脂肪溶解効果が認められた成分で、カベリンの主成分のひとつです。
デオキシコール酸の最大の働きは、脂肪細胞膜を破壊することです。
具体的には、デオキシコール酸が脂肪細胞膜に作用し、それにより細胞膜を壊すことで中の脂肪の分解が促進されます。
そして、分解された脂肪は体内でさらに代謝され、最終的には体外に排出されます。
デオキシコール酸の効果により、注射した部位の部分痩せを目指せるのです。
成分②:L-カルニチン
L-カルニチンはカベリンの主成分のひとつであり、ミトコンドリアへの脂肪酸の運搬を助ける役割を果たします。
L-カルニチンはアミノ酸の一種で、人の体内でも生産される物質です。
脂肪の代謝を活発にするため、脂肪分解を促進し、ダイエット効果が期待できます。
L-カルニチンが不足すると脂肪が燃えにくくなり、結果として脂肪が蓄積しやすい体質になりかねません。
このことから、L-カルニチンはスリムな体型づくりをサポートする重要な成分といえます。
成分③:アーティチョークエキス
アーティチョークエキスは、ユーラシア原産の植物であるアーティチョークから抽出されたカベリンの主成分のひとつです。
エキスに含まれるフラボノイドやクロロゲン酸などの成分が肝機能をサポートします。
これにより、体内の余分な水分やナトリウムの排出を促す効果が期待できるのです。
また、脂肪の燃焼を助ける成分としても注目されており、代謝の活性化によって体脂肪が効率的にエネルギーに変換され消費されやすくなります。
アーティチョークエキスは、体内の適切な水分バランスの調整や、脂肪燃焼のためにも大切な成分です。
カベリンの効果がある施術部位4選
カベリンの効果がある主な施術部位は、以下の4つです。
- 頬(顔)
- 顎下
- お腹
- 二の腕
それぞれ解説していきます。
カベリンの効果①:頬(顔)
カベリンは頬のたるみやほうれい線、しわの改善に有効です。
デオキシコール酸が脂肪細胞の膜を破壊して、その後体外へ排出する作用を促進することで、顔の輪郭を引き締め、若々しい印象を与えることができます。
また、老化に伴う頬の脂肪の落ち込みや、皮膚のたるみにもアプローチが可能です。
そのため、カベリンによる治療は老化の予防にも効果的が期待できます。
カベリンの効果②:顎下
カベリンの施術は、顎下の脂肪除去にも効果的です。
顎下の施術を行うことで、お顔がスッキリした印象を与えることができます。
カベリンの効果③:お腹
カベリンは、お腹周りの頑固な脂肪を落とす効果もあります。
メスを使用しないため、お腹に傷跡が残らないことも大きなメリットです。
お腹周りの脂肪は健康においてもさまざまなリスクをもたらします。
お腹へのカベリン注射は、見た目の改善だけでなく健康維持にも役立ちます。
カベリンの効果④:二の腕
カベリンは、特に部分痩せが困難な二の腕でも効果を期待できます。
二の腕は、運動や食事制限では痩せにくい部分です。
筋肉が少なく新陳代謝も低下しやすいことから、セルライトも蓄積しやすいとされています。
このような二の腕に対し、カベリンは直接的に脂肪細胞を減少させることが可能です。
従来のダイエットでは得られにくかった、スッキリとした二の腕へ近づくことをサポートしてくれます。
カベリンのメリット3つ
カベリンのメリットは、以下の3つです。
- 部分痩せに効果がある
- ダウンタイムが短い
- リバウンドしにくい
それぞれ解説していきます。
メリット①:部分痩せに効果がある
カベリンのメリットのひとつは、部分的に痩せやすくなることです。
全体的な減量を行う場合、多くの人が食事制限や運動を通じて脂肪を落としますが、特定の部位だけを狙って痩せることは難しいと言われています。
しかしカベリンを用いることで、たとえば腹部や脚の特定の脂肪のみを減少させたいといったニーズに応えることができます。
カベリンは注射部位の脂肪細胞にのみ作用するため、限定的に脂肪量を減少させることが期待できるのです。
気になる箇所のみ集中的に痩せることが期待できることや、その手軽さから、カベリンは美容整形の分野で高く評価されています。
メリット②:ダウンタイムが短い
カベリンは注射で行う脂肪溶解施術であり、体への負担が少ないことも特徴です。
具体的には、ダウンタイムの短さがメリットとして挙げられます。
カベリン施術は痛みや腫れといった副作用が比較的少なく、施術後の腫れや赤みは通常15分程度で引きます。
まれに内出血が生じますが、それも約1週間での回復が望めるでしょう。
このため、施術を受けたことが周囲に気づかれにくいという点も大きなメリットです。
また、施術後すぐにメイクや洗顔が可能で、日常生活に支障をきたすことはほとんどないため、忙しい方にも受けやすい施術と言えます。
メリット③:リバウンドしにくい
カベリン注射は、特定部位の脂肪細胞の数を減少させる効果があり、リバウンドしにくいこともメリットです。
脂肪細胞が体内から減ることで、当該部位に脂肪が蓄積しにくくなり、ダイエット後は体重が戻りにくい体質へと変化します。
通常の食事や運動によるダイエットでは減らすのが難しい脂肪細胞そのものに作用するため、痩せた部位に再び脂肪が付きにくくなるのです。
ただし、脂肪細胞が完全になくなる訳ではありません。
残った脂肪細胞が肥大することで、リバウンドする可能性もあります。
したがって、定期的な生活習慣の維持も重要です。
リバウンドリスクを抑えるためには、カベリン施術後の継続した健康的な食事と適度な運動が推奨されます。
カベリンの2つのリスク
カベリンのリスクは、以下の2つです。
- 腫れや痛み・内出血を引き起こす場合がある
- 大豆アレルギーの人などは受けられない
それぞれ解説していきます。
デメリット①:腫れや痛み・内出血を引き起こす場合がある
カベリンのリスクとして、施術後に腫れや痛み、内出血を引き起こす可能性が挙げられます。
カベリン注射では、デオキシコール酸が脂肪細胞の膜を破壊することで、再び脂肪が蓄積されることを防ぎます。
しかし、この影響で注射部位に一時的な腫れや痛みが生じることもあるため注意が必要です。
腫れや痛みは、施術後数日間にわたって継続することがあるものの、大半の場合は自然に解消されます。
また内出血が発生する場合もありますが、これも通常は翌日からメイクで隠すことができる程度であり、重大なものではありません。
重要な点は、これらの反応には個人差があり、まれにより強く発現する場合があるということです。
施術を受ける際は、これらの副作用の可能性について十分に理解し、医師の指示に従ってください。
デメリット②:大豆アレルギーの人などは受けられない
カベリンは施術を受けられない人もいます。
そのひとつが、大豆アレルギーを持つ人です。
カベリンには、脂肪細胞を溶解する成分であるデオキシコール酸以外にも、レシチンという大豆由来成分が含まれています。
このため、大豆アレルギーの人はアレルギー反応を引き起こす可能性があることから、カベリン施術を受けることができません。
さらにカベリンは、妊娠中の人や心臓病を持つ人も受けられません。
これは母体や胎児への悪影響や、心臓への負担が懸念されるからです。
これらの条件に当てはまる人は、別の痩身方法を検討してみてください。
カベリンがおすすめな人
カベリンがおすすめなのは、以下のような人です。
- 部分痩せしたい人
- これまでのダイエットで効果がなかった人
- 手軽にダイエット効果を得たい人
それぞれ解説していきます。
部分痩せしたい人
カベリンは、部分痩せを目指す方におすすめの脂肪溶解注射です。
カベリンの主成分であるデオキシコール酸は、脂肪細胞の膜を破壊し、その細胞自体を破壊して脂肪の再吸収を防ぎます。
この作用により施術箇所の脂肪を効率的に溶解し、部分的な脂肪減少が可能です。
カベリンには、他にも脂肪の代謝を促進するL-カルニチンやむくみ解消に効果的なアーティチョークエキスが配合されており、脂肪の分解と排出をサポートします。
顔や体の特定の部位で蓄積した脂肪に悩む方には、このような局所的な脂肪溶解に優れたカベリンが特におすすめです。
従来のダイエットでは改善が難しい部位にも使用可能で、ダウンタイムが短く、治療後の生活への影響も少ないため、日常生活を送りながら効果を実感できます。
施術後に腫れや内出血が生じる場合もありますが、これらは通常数日で収まります。
安心して施術を受けることができるとともに、継続的な治療によりさらに効果を高めることが可能です。
これまでのダイエットで効果がなかった人
カベリンは、これまでに多くのダイエット方法を試して効果が見られなかった人におすすめの施術と言えます。
カベリンに含まれる成分が、直接脂肪細胞を溶解するためです。
これにより脂肪細胞の数が減少するため、単なる体重の減少だけでなく、リバウンドのリスクも低くなります。
従来のダイエット方法は、食事制限や運動を通じてカロリー摂取を減らし、体脂肪を燃焼することが主な狙いです。
しかし、これらの方法では脂肪細胞の量に根本的な変化をもたらすことは難しいため、運動をやめたり、元の食生活に戻ったりすると、簡単に元の体重に戻ってしまいます。
カベリンの場合、脂肪細胞自体が減少するため、繰り返し挫折経験を持つ人でも継続的な効果を期待できます。
このように、これまでのダイエットでは結果が出にくかった、もしくはリバウンドしてしまった人には、カベリンは非常に魅力的な選択肢です。
手軽にダイエット効果を得たい人
手軽にダイエット効果を得たい方にも、カベリンがおすすめです。
この施術はメスを使わず、注射のみで脂肪細胞を減少させるため、施術後の負担が少ないという特徴があります。
カベリンにはデオキシコール酸、L-カルニチン、アーティチョークエキスといった成分が含まれており、これらが脂肪細胞の分解と代謝を促進します。
このため、顔やボディラインなど、通常のダイエットでは痩せにくい部位に対しても効果的です。
通常のリバウンドしやすいダイエットと異なり、一度減少した脂肪細胞は戻りにくいため、手軽にダイエット効果を維持できる施術と言えます。
また、施術間隔も短く、短期間での効果実感が可能です。
忙しくて長期間のダイエットが難しい方や、特定の部位を集中的に痩せたい方に向いています。
カベリンの効果はいつから出る?
効果は患者様により異なりますが、一般的には3日目以降から徐々に効果が出てきます。
1〜2週間に1回のペースで最低5回以上の治療がおすすめです。
カベリンの施術を受ける前にご確認いただくこと
カベリンの施術を検討中の方は、下記を事前にご確認ください。
- 注入部はかゆみが出る場合がございます。それは分解された脂肪から放出される物質がかゆみを起こしている証拠です。
- 注入部は硬く(しこり)になる場合がございます。1週間以降にマッサージをする感覚でもみほぐしてください。稀に注入部位が凹む場合がございます。
- 注入当日は飲酒を控えてください。
- 1〜2週間間隔で注入しますが、その間にマッサージを行っていただければ効果があがります。
- 注入禁忌は、高齢者の方・アレルギー体質の方・妊娠や授乳中の方・心臓病/肝臓病/甲状腺機能障害/糖尿病を持っている方です。
セレクトクリニックのカベリンの料金
施術名 | 料金 | |
---|---|---|
カベリン | 1cc | 3,000円 (税込3,300円) 【初回特別価格:1,650円】 |
※自由診療には本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
治療に使用する機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
カベリンの効果で手軽に部分痩せが目指せる
カベリンは部分痩せに特化した施術で、脂肪を溶解する働きがある成分を注射し、リバウンドしにくい体を目指せるというメリットがあります。
特に顔やお腹、二の腕など特定の部位に対して効果を期待できるため、これまでのダイエットで満足できなかった方や手軽な方法をお探しの方に適している施術です。
一方で、腫れや痛みなどの副作用や、大豆アレルギーへの対応が必要な点は理解しておく必要があります。
効果が出始める時期は人によりますが、部分痩せを目指している人にとって、カベリンはおすすめのダイエット方法です。
興味がある方は、ぜひ専門家への相談を検討してみてください。
セレクトクリニックでは、カベリンの施術も行っています。ぜひお近くのセレクトクリニックまでお越しください。